免許返納した両親や祖父母へ贈りたい、「おそらく人生最後の愛車」
あなたの大切なお父様、お母様、またはおじい様、おばあ様・・・
実は免許返納した、ということはありませんか?
高齢者の運転ミスによる交通事故・・・
話題になっていますね。
特に、池袋であった自動車暴走死傷事故は加害者の態度もあって、大きな話題となりました。
それに伴う、運転免許返納が急増しました。
2019年は約60万人、2020年は約55万人免許を返納しました。
車は一瞬の判断ミスで凶器と化してしまいます。
もしくは、それで命を落としてしまう可能性もあります。
とはいえ、運転免許返納はしたけれど、生活は続けないといけない。
わざわざこの話題に興味を持たれたということは、
あなたの大切なお父様、お母様、またはおじい様、おばあ様はその後の移動についてお悩みなのではないですか?
あなたの贈ったプレゼントの結果、不幸があってはならない、
最低でもある程度納得できるものであってほしいと私は思います。
少し、考えていきましょう。
まず、今後の生活で発生するであろう疑念についてです。
・買い物への足は?
・病院への通院はどうする?
・他にも予定があった時移動できるのか・・・
そういった人たちへの足の代わりとして出てきたのが
・自転車
・シニアカー
・電動車いす
といったものです。
自転車の説明はここであえてする必要はないでしょう。
シニアカーや電動車いすについて考えてみましょう。
免許を返納した人たちにとっての足として利用されるシニアカー、
電動車いす。
車いすの法律上、制限速度は時速6kmまでと定められています。
これは歩行者としての扱いを受けるためです。
電動となると、電力が必要となり、バッテリーに充電する必要があります。
バッテリーを使用するということは、重さはそれなりのものとなります。
総重量は100kg近くになるものもありました。
もし、ちょっとした充電ミスなどによりエンスト、立ち往生した場合、この100kg近くのものを持って帰ってこなければいけません。
これは相当負担ではないでしょうか。
また、やや古いニュースですが、独立行政法人・製品評価技術基盤機構によると、
普通ならこんな心配する必要はないでしょう。「運転ミスなんて・・・」
ちょっと待ってください。
なぜ、免許返納したのですか?
運転ミスを恐れてですよね?
たとえ速度が遅くなっても、電動車いすは電動カーなのです。
しかも、電動車いすは「免許が不要」
それが魅力のように感じていますが、先ほどの記事の通り、技量不足の結果、運転ミスをする可能性も否定できません。
電動車いすを販売しているスズキのページには販売している「セニアカー」のところに「安全運転講習会」の実施が掲載されています。
つまり、運転ミスが実際に発生しているのです。
これは本末転倒と言わざるをえません。
はたして、電動車いすやシニアカーは免許返納した人たちの足として適切なのでしょうか。
とはいえ、外に出ない、という選択もちょっと違うとは思います。
そもそも、あなたがこのページを見ている以上、なんらかの移動手段をあげたい、そうお考えだと思います。
2020年、新型コロナウイルスが蔓延し、生活が一変しました。
「ステイホーム」という言葉が大きく出て、外に出ただけで批判される・・・
そんな状況でした。
今また変異種「オミクロン株」が発生し、町にまた人が減ってきているという状況が起きていると言われています。
一回受けてしまった恐怖はなかなか消すことができない。
こうやって外に出ない選択を取り続けると、外に出ないことが当たり前になってきてしまいます。
潜在意識の働きによると、人というのは「変化を嫌う」生き物だそうです。外の出る理由の一つである買い物は配達してもらえばいい。人に会うことも、連絡を取るだけならいくらでも手段はある。わざわざ外に出る必要性がないことに気づいてしまった。
こういった状態になると、どんどん歩くことに対して面倒になる、体的に言うと筋力が低下していきます。
私の知り合いであった難病支援団体の理事長・香取久之氏は「本来だったら歩ける人が、歩けない現状を作っている」と嘆いていました。
逆に、無理して歩いている人たちもいます。
関節にダメージを負いながら、歩いている人。杖を突いて歩く人。
本来ならまだ何とかなる人も、今の現状では悪くなっていく。
それを止めることができない。
では、我々が提案したい贈り物とは?
それはある乗り物です。歩くことが難しくなって、引きこもりがちだった人も、
喜んで乗って外に出てくれるものであると、私は思います。
今回ご紹介したいのは「COGY」コギーという三輪車です。
「あきらめない人の車いす」というフレーズがついていますが、これは忘れてください。
確かに、車いすのように見えます。
しかし、前輪2つ、後輪1つ。キャスターはオプションですが、この形はどう見ても「三輪車」と言っていいのではないでしょうか。
私は、プレゼントにおいて「車いすは贈ってはならない」と思います。
それは無意識に「あなたは老いた」というメッセージになってしまうからです。
かつらや白髪染めなど、老いをごまかしたい商品はたくさんあります。
このCOGYはあくまで「乗り物」として提供したい。なので、これは三輪車と定義させてもらっています。
それに、これを「車いす型三輪車」と定義すると、一つ考えられることがあります。
それは、「ほとんどの人が三輪車を漕ぐことができる」という事実です。
COGYは革新的な乗り物ですが、なかなか売れていません。
こちら側の営業に問題があるのかもしれませんが、そもそも「車いす」を積極的に調べたい人がいない、足こぎ車いすをどうやって検索するのか、足こぎ車いすってそもそも何?
こうやって、無意識に避けられる理由になっていたのではないか。私はそう考えました。
なので、COGYは「車いす型三輪車」と言わせていただきます。
前置きが長くなりました。
COGYがどんな商品なのか、改めてみてみましょう。
この動画では「漕ぐ」ことにフォーカスしていますが、このCOGYの素晴らしさは、実は別のところです。
女性の旋回に注目
このたった2秒程度の動きですが、これが明確に普通の車いすと違うところです。
この旋回力こそ、COGYの魅力ではないかと思っています。
この旋回力は社長がこだわり、実現しました。
車いすは180°回転がなかなか困難です。
それは電動車いすやシニアカーでもゆっくりゆっくり回っていくものです。
圧倒的な旋回力がこの三輪車のセールスポイント
あなたにこの三輪車を勧めたい三つの理由
安全性が抜群に高い
いくら優れた乗り物であっても、例えば転倒して大けがしてしまっては何も意味がありません。COGYは「足の不自由な人」を対象に作られました。そのため、安全性は徹底的に考えられています。
自分の思うがままに運転できる操作性
車いすの欠点は不自由さではないでしょうか。COGYはスポーツ用車いすメーカーに設計を依頼。また独自技術が小回り旋回を生み出しています。
誰でも漕げる、長く使えるもの
超高齢化社会になった日本。幼児用三輪車とは違い、この高齢者向け三輪車は長く使えるものでなければ意味がありません。COGYは30年に及ぶ医学研究を基に製造されました。その結果、「足の不自由な人」、「医者から足が動くことはないと診断された人」そういった人でも乗って移動できる、実績を積み上げてきました。半身不随の人ですら漕げる、ということはいくつになっても利用できるものではないか、ということが考えられます。
まず、安全性です。
大前提として、安全性が高くなければ意味がありません。特に、高齢者になれば怪我をしてしまうとその治療にも多くの時間を費やしてしまいます。例えば骨折して入院してしまったら、その治療期間で筋力が低下し、その後戻すにはそれだけで数か月。ただでさえ貴重な時間が、どんどん失っていくことになります。その間は果たして幸せなのでしょうか。
COGYは研究において「障害を抱えた人が一番楽な方法で足を動かすにはどうしたらいいのか」という疑問に対して、「座って足を動かすのが転倒の心配もなく安全」という結論に至りました。
安全な乗り物を模索した結果、「車いす型三輪車」という形になりました。
動画にあった通り、COGYの対象は足が自由に動かせない人です。
乗り降りから移動まで安全を考えられています。
そう考えると、ほとんどの人にとって安全に乗ることができる乗り物ではないでしょうか。
また、付属のキャスターをつけることができるので、これ以上にない安定感を実現しています。
そして、COGYは足こぎです。
例えば危険が迫った時、「危ない!」
人は衝突に備える時、体を固めます。手は握りこみ、足を止めると考えられます。
慣れない電動車いすよりも、本能で止まることができると思いませんか?
最低でも「危ない!」と思いながら、さらに足を漕いで加速する、ということは想像できないでしょう。
これが自動車だと「アクセルとブレーキを踏み間違えた」という証言がある通り、間違える可能性があります。電動カーだとこういうことが起きます。
まだ、足が動かせるなら、COGYという選択肢はありではないかと私は思います。
次に操作性です。
元々、COGYは東北大学医学部で生まれた技術です。医療用の研究として作られたものだったので、原型は重量80kgもあるとんでもない物でした。これでは、普通の人は使えない、移動時がとてもたいへんですね。
「これでは売れない・・・」と考えた、株式会社TESSの鈴木竪之氏は、競技用車いすで有名な「オーエックスエンジニアリング株式会社」に設計を依頼。
その結果、従来80kgあったものが、最終的に14kgまで軽量化に成功しました。
また、鈴木氏が考えていたのは「旋回性」でした。
現在の車いすは小回りが利きません。これではいつまでたっても車いすの利用が進みません。
そこで、ハンドルの技術として取り入れたのは第二次世界大戦で活躍した「零戦」の応用でした。かつて、世界の空を席巻した零戦。
COGYに乗ると、パイロットの気持ちを思い出せるのかもしれませんね。
零戦は空、COGYは陸を駆ける。
このハンドルのおかげで、従来の車いすにはない旋回力を生み出しました。
医療スタッフチームは緑のビブスを、
患者チームはピンクのビブスを着て、車いすラグビーをしています。
当然、患者の方々がスポーツ選手、ということではありません。でも、この動き。
普通の車いすではなかなか移動が困難なときも多く、介助者がサポートし続けなくてはなりません。COGYは操作性から介助者への負担が少なくできます。
それは、乗っている人にとっても気を遣わせなくて済むことができます。
誰でも漕げる!?
COGYは東北大学医学部で生まれた乗り物です。
COGYがもともと想定していたお客様は以下の方々です。
事故による下半身まひ(脊髄損傷 下肢麻痺)
事故による下半身まひ(脊髄損傷 両下肢全廃)
生まれつき全身まひ(脳性麻痺 四肢体幹機能障害)
生まれつき両足まひ(二分脊椎症)
脳梗塞による左足まひ
交通事故による四肢体幹まひ
パーキンソン病
こういった、医師から見放された方々がCOGYを愛用していただきました。
「医者から動けないと言われたのに、なんで動かすことができるのか!?」
普通、人間の脳からの「足を動かせ」という指令に基づき、歩いたりや自転車を漕いだりすることができます。
しかし、事故や病気などで脳からの指令が足に届かない場合は、自分の意志で足を動かすことができなくなってしまいます。
これが、一般的に医者から動けないと言われている状態です。
しかし、東北大学医学系研究科半田康延グループが30年研究したところ
COGYに乗った方の足が動くのは、脳からの指令ではなく「右足を動かす→左足を…という反射的な指令が脊髄の「原始的歩行中枢」から出ていると考えられます。つまり、最初のひと漕ぎがわずかでもできれば、反射的な指令によって、もう片方の麻痺していた足も動く、という身体の仕組みです。感覚神経の情報が、脳や脊髄の中枢神経回路網をうまく調整してくれる。
これを私たちはニューロモジュレーションと呼んでいます。
原始歩行の解説
あなたが動かすことができなくても、昔から紡いできた本能や遺伝子が、歩き方を覚えている、といった感じでしょうか。
ニューロモジュレーションについて研究した半田康延教授の声も聞いてみましょう。
医師から見放された人たちが漕げる乗り物です。ということは、脚に力が入るうちは「誰でも」漕げる可能性があります。
なので、杖やシルバーカーを利用して、移動が困難だと思われる人でも、COGYは利用できるはずです。
このCOGYの凄さはメディアでもたびたび話題になります。
とはいえ、こういった話をしていっても信じられなくなってしまうので、利用者の声を聴いてみましょう。
とはいえ、こういった話をしていっても信じられなくなってしまうので、利用者の声を聴いてみましょう。
米田ももちゃん
フジテレビ系列「ザ・ノンフィクション」でも放送されていました。
(ザ・ノンフィクションのHP。放送の内容が掲載されています。)
放送の時には
となっていました。
ダンサーのJUNKOさん
https://www.youtube.com/watch?v=YvocOii7crI
これだけしっかり踊れていますが、
40歳でダンスを始めたときには、「筋肉の状態がわるいから踊れるはずがない」と言われ、46歳で障害があると判ったときも、「骨の状態がわるいから踊れるはずがない」と言われ、障害があると判る直前には皮膚の難病を発症したのですが、
足にまともな皮膚がない状態でダンスコンテストの個人賞をいただいています。
医学的にわかっているのは、「踊れるはずがない」ということだそうです。
他にもたくさんの喜びの声が寄せられています。
最後の方のコメントは思うところがあります。
COGYは足の不自由な人も利用できる商品となっています。
これだけ見ると、あなたの大切な両親、祖父母の方にも長く愛用してもらえる・・・
そんな印象を受けませんか?
電動車いすを勧める際、最初の印象についてまとめているものがありますが、
「歩く機会が減ってしまうのではないか」という懸念です。
そして、乗った後、「外出する機会が増えた」とあります。
(データの引用は 電動車いす等安全対策・普及推進事業の目的・概要より)
乗る前の懸念と、乗った後の感想、この2つを両立できるのは「COGY」ではないでしょうか。
ここからは私なりの考え方です。
電動車いすにしても、COGYにしても、それぞれの利点があります。
自分の生活範囲によって決めることがよいと考えます。
それは、お住まいが山間部や坂道が多い、悪路が多い場所なのか、
それとも都市部で道が平坦なのか、です。
電動車いすは明らかに山間部や坂道に強いです。
機械なので坂道でもスイスイ進めることができるでしょう。
一方、都市部の場合、電動車いすもCOGYも使うことができます。
しかし、電動車いすのものによっては原付バイクのような形状のものもあります。
どちらも歩行者扱いのため、公共交通機関に乗ることはできますが、原付バイクのようなものは電車に乗るには難しいのではないかと思います。
COGYは車いすとしての扱いのため、電車に乗ることができます。
エレベーターの乗り降りもスムーズです。旋回力が段違いです。
また、タクシーなどを利用する際も、折りたたむことができます。
もし、コストパフォーマンスを考えれば、電動車いすは電気代とバッテリーを交換する可能性があるため、使える期間がある程度限られてしまいます。
一方、COGYは自転車の部品も使えるものがあるため、免許返納後、文字通り「最後の愛車」として活躍してくれる、と期待できます。
ぜひ、COGYを検討してみてください!
ここで、COGYを販売している鈴木堅之(すずきけんじ)社長のお話をしましょう。
鈴木社長がCOGYに関わる前は山形県の小学校教員をしていました。
放課後に東北大学が足でこぐ車いすの研究をしているというニュースが流れてきて、そこで寝たきりのおばあちゃんがCOGYの原型に乗った途端スイスイと病室の中を走り回った!
このニュースに驚いた鈴木社長は考えました。
自分の担当しているクラスに車いすに乗った男の子がいました。その子がもしこれに乗ったら、体育祭に参加できるようになる、遠足にも行けるようになる・・・
しかし、開発先の東北大学で見たのは全く違うものでした。
重さが100キロ近くあり、実用的ではないものでした。「子ども用を作れないか」とお聞きしましたが、「あくまで研究だから製品化しようとは考えていない」と言われてしまったそうです。
2年後、足こぎ車いすを広めたいなら一緒にやらないかと声がかかり、鈴木社長は小学校の教員を辞めて東北大学発のベンチャー企業に転職。
実は鈴木社長の奥様は教員で、奥様の一族もみんな小学校の教員。鈴木社長は教員をしていたので結婚を許してもらったので、奥様には辞めたことは黙っていたそうです。
起業当時は資金がすぐなくなり、給料もボーナスもないので、家族が怪しがる。
最初のころはこんな苦労もあったそうです。
あるとき大学生の女の子から電話がありました。
「私は足が不自由なんだけど、今度留学をするので、足こぎ車いすを持って行きたい。私が留学する先には同じ障がいをもった人がたくさんいるので、日本にはこんなすごい製品があるんだということを知ってもらいたい」
それで足こぎ車いすを提供し、現地の動画を見せてもらいました。最初はみんな自分の足が動くなんて信じていなかったのですが、足こぎ車いすに乗り換えるとスイスイ動き出します。ペダルを一歩踏み込んだ瞬間に笑顔になるんです。諦めていた子が、できるかもしれないと気持ちを切り替える、そして周りの人も、この子にこんな可能性があったのかと幸せな気持ちになる。そんな製品が世の中にあってもいいんじゃないかと、あらためて思いました。会社を作ったときは、「もし立ったり歩いたりできなかったら、クレームが来るぞ」とよく言われましたが、これまで一件もクレームはありません。それより、今日この瞬間に、自分の足が自らの力で動いたということで、障がいをもつ方や高齢の方にとってはすごく励みになっており、前向きな気持ちで障がいと向き合い、残された可能性を発見していくことにつながっています。
(名城大学講演 足こぎ車いす“COGY”で、
障がい者も健常者も共に希望を見出せる社会を実現する より)
COGYについて語る鈴木社長
もう一人、ご紹介したい人がいます。
希少難病ネットつながる代表・香取久之氏です。
私が彼と知り合ったのは2016年ごろの講演。
難病問題啓発の講演をしていました。
彼は18歳のころに強烈な痛みを発症。
しかし、医者に行っても信じてもらえない。痛むのは脳が反応しているからと、頭の反応を抑える薬をもらったりもしていたそうです。
医者に信じてもらえないということは、家族からも信用されませんでした。
それは厳しいことも言われたそうです。
この痛みについてある可能性が出たのは、18年後の36歳のころと言っていました。
痛いのに、誰も理解されず約20年。
その話に胸を締め付けられました。
彼は難病の苦しみを多くの人に知ってもらいたいがためにひたすら奔走しました。
その中でヘルプマークや講演を続け、訴えてきました。
痛む体とお金を使いながら。
貯金はどんどん減っていった。それでも彼は笑っていた。
多くの苦労があったと思います。
彼が主催したイベントで、手を震わせながら業務をこなしていました。
まさに、病体に鞭うつような姿で。
そんな彼は、2021年12月26日52歳で天に召されました。
彼が最後に使命を燃やしていたのは、「COGYの普及」でした。
COGYというものに秘められた可能性に惹かれているように、私は思いました。
そして、そこで得た収益で難病普及活動をしたかった・・・
この文章を書いている私は、真に彼のことを理解できない存在です。
たとえどんな苦しみがあったとしても、話を聞いてあげることしかできない存在でした。
ただただ悔しかった。だから、少しでも彼の思いを伝えたいと思い、手伝いを続けていました。
人間は2回死ぬと言われています。肉体の死と忘却の死。
肉体の死は皆さまがご想像される通りの状態です。
忘却の死は存在を知る人がいなくなる状態です。
COGYの普及は、難病に対して一直線だった彼の存在を残すためになるのではないか。
彼の遺志はなんとか叶えてあげたい、
それが私の思いです。
最後に
テクノロジーが進化して、「誰しもが快適に移動できる」時代がかなり整ってきています。
今回、私が自転車などという言葉ではなく、
あえて「三輪車」という言葉にこだわった理由は、
実は「子供の頃の気持ちを思い出せるかもしれない」という発想からです。
技術的には劣っていても、昔のものを買い求める人というのは必ずいます。
いわゆるレトロというものですが、このCOGYにも、三輪車や自転車に乗りたての時の気持ちを思い出せるのではないかと思っています。
どこまでも続く道を、走るだけでも楽しかったあの頃に・・・
最初の方で書いていた「外に出て走りたい」という気持ちを思い起こさせるもの、それがCOGYだと考えています。
あとは一緒に旅行に行くとか、
イベントに誘うなど、
考えることはいろいろ浮かぶと思います。
どう親孝行するかはあなた次第です。
あなたは大事な人をCOGYに乗せて、どうしたいですか?
もし、もっとCOGYについて知りたい、買いたい!レンタルしたい!と思った方は、是非、お問い合わせください!
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