見出し画像

百鬼夜行ツアーファイナル優勝!!べんの使用したリストと解説

おはようございます、こんにちは、こんばんは、ごきげんよう、お元気ですか?ふっくんです。

そんな茶番はさておき、今回は百鬼夜行ツアーファイナルで優勝したべん(べんぽん、または広末べん、はたまた涼子とやぐっちゃんに抱かれたい広末べん)が実際に使用した2デッキのリストと解説を書きました!

これがファイナルでのべんの対戦成績です。

画像38

今回無料部分では2ndで使用した赤青起幻の解説を、有料部分では1stで使用したノヴァコン(ふっくんスペシャルとかなんとかかんとか)を解説していきますので宜しくお願いします。

尚、今回からべんと共同でのnoteの投稿もしていきます。


「べん」の自己紹介


どうも!宜しくどうぞ、べんです!

今回からふっくんと共にnoteの制作をしていくことになりましたので宜しくお願いします。

ところで僕がどんな人物か分からない人が多いと思うので、軽く自己紹介させてください。

画像1

以上が僕の戦績です。

これまでの戦績は僕一人で成し遂げられたものではなく、まわりのたくさんの方々の協力や教えがあってこその結果です。いつも支えてくださり、感謝しかありません。ありがとうございます。

そんな僕が色々な経験から得た知識を、これから少しずつ発信していけたらと思いますので、今後とも宜しくお願いします。

余談ではありますが、但馬BOXの対戦動画にも度々出演しているので是非見てください!

まず今回の勝因ですが、


環境読みが的確だった!!!



これにつきます。

ではなぜ、新弾が出てすぐに環境読みがここまで的確にできたのか???

それは実際に使用されそうなデッキを片っ端から作って回したことでした。想獣やリボルといった創界神デッキや6色全てと混色の起幻デッキまでありとあらゆる対面を想定して、その結果辿り着いた答えが上記の2つです。

画像2

僕の予想した環境は上記の通りです。

ファイナルでの使用率のトップは紫起幻、赤白、遊精になると考え、これら全てに勝てることができれば良い成績が期待できる!そう考えたことで優勝という最高の結果へと導いてくれました。

しかし、これもまた僕一人の力で見つけられた訳ではなく、一緒に考えたり調整に付き合ってくれた方々のおかげだと思ってます。


赤青起幻の解説


それではお待たせしました、赤青起幻の解説です。

まずはリストから、

画像3


では、採用理由です。

画像4

パイオニア バード・ドラゴン

今の青タッチの起幻ではシルバーウォールのようなヴィーナ以外で2枚以上手札に加えられる効果を持ったパイオニアが採用されているリストは多くても、アンジイやバードドラゴンのようなヴィーナ以外で1枚しか手札に加えることができないパイオニアはあまり入っていないように思います。そんな中でこのカードを採用したのは環境に創界神のデッキが増えることを予測した結果でした。このカードの効果は遊精や赤白のテンポダウンにつながる効果で、スピードが遅い起幻のデッキが上振れた創界神のデッキに追いつく為にもとても大切になってきます。遊精対面であれば、このカードに対してムツバセイボウAのアクセルを使わせることも出来ますし、その行動自体がテンポロスに繋がるので、一石二鳥ですね。さらに、聖龍帝の大創界石があれば1コストで出すこともできるので、とてもコスパのいい便利なカードです。
では、何故そんなに便利なカードを3枚入れていないのかと聞かれたら、加えられるカードがあまり多くないことが理由として挙げられます。基本的に青色で手札を補充しつつ、赤で盤面をコントロールしていくのをコンセプトにしている為、青色のカードで事足りているのです。強いて言うならば、ワイズドラゴンや赤の世界などを直接持ってこれるところが強い。しかし、手札が増える訳でもないので2枚の採用です。

画像5

道化竜メルトドラゴン

ヘイトネクサスが環境に多いと予想していたため、新しき世界を抜いてまで採用しました。結果環境にヘイトネクサスを搭載したデッキは少なく、あまり強くなかったという結果に終わってしまいました。環境に合わせて、新しき世界かメルトドラゴンかというように入れ替えたりするカードだと思いますので、環境にあわせて変えてみてください。

画像6

パイオニア異海人ドルフィーナ

これは何を言われようが黙って3枚入れとけ!ってカードです。弱い点なんて存在しません。青の世界を入れているならとりあえず入れとくかぁ〜ってなりますし、実際に遊精対面の後手でヴィーナからドルフィーナ、青の世界で一気に相手のきつい状況を作り、そのままこちらに有利な動きして勝つことが出来ました。この上振れを捨ててまで他に入れるカードがありますか!?
僕は知りません。よって3枚です!

画像7

異海巨人カーティス

これも間違いなく3枚入ります。相手のヘイトネクサスを無視しながら自分の動きができる上に、相手の盤面に干渉できる。このデッキのやりたいことを全て行ういわばバケモンです。アタックする時にもドローが行え、赤青の石のリリース条件とも相性の良いカードです。

画像8

角仮面の巨人ドゥーガルド

このカードの枚数は人それぞれで異なると思います。序盤はドロー、終盤は防御札と腐ることのない一枚ですが、拾ったカードも採用していることもあり、3枚入れる必要のあるカードではないと個人的には思っています。ただ安心感を求めたいので、攻める前にライフが3以下なら相手のアタックステップを無くす効果を使ってから攻めたい。そして、しっかり手札に引いておきたい。しかし、3枚入れると多く感じてしまう…。そう思ったので2枚の採用となりました。

画像9

画像10

時空龍クロノドラゴン/時空龍皇クロノバース・ドラグーン

新しき世界を入れていなくても、「大丈夫、いけるいけるぅ〜」と思った一つの要因がこれです。魔術皇の大創界石には弱いことは新しき世界と同じで変わりません。それなら上振れもあり、アタックしながらドローとリリースが行えるクロノドラゴンの方が強いのではないか?そう思い、新しき世界より優先度は高いと感じたカードです。この枠はまだまだ変えられると思いますので、皆さんも色々考えてみてください。

画像11

ワイズ・ドラゴン

これは今まで重たくて弱いと思ってたカードでしたが、今なら言えます!バケモンだ…!
聖龍帝の大創界石のおかげでこのカードはゴッドブレイクになりましたね。先行1ターン目に確実な2シンボルの聖龍帝の大創界石を置けておけば、次のターン相手の創界神を破壊できます。弱いわけがありません。ですが、引きすぎても重く感じてしまうので、個人的に丁度良く感じた2枚にしています。聖龍帝の大創界石あってのワイズドラゴンですから、それを引けていなければ以前よりは重たいカードでした。

画像12

醒海皇ヴァルシャルク

最強カードでした。何故2枚入れていなかったのか分かりません(笑)1枚の理由はリバーサルドラゴンとヴァルシャルクを1枚ずつに散らしたことにあります。実際に環境が定まっていないこともあって、ヴァルシャルクが警戒されていたら詰めに詰めきれない。それならリバーサルドラゴンと散らすことで、最悪ヴァルシャルクの通りが悪ければリバーサルで詰めてしまおう!と考えましたが、ヴァルシャルクが通りに通って勝ちました。ファイナルではリバーサルドラゴンをヴァルシャルクにして2枚入れてた方がもっと勝率も上がったかと思います。

画像13

雷の四天王サカターノ・ベア

聖龍帝の大創界石の強さに気付かされた理由の1つです。相手のネクサス、スピリットと最大3面触れるカードです。さらに聖龍帝の大創界石に3コア乗っている状態で相手がこのバーストを踏んでしまえば、いきなり転醒して盤面を全破壊することが出来たり、メインステップに手札から召喚しても転醒できたりと様々なルートを作ることができます。それにより、強さを5倍にも6倍にも引き出してくれるカードです。赤の世界が初手に2枚ある時でも、先攻1ターン目に赤の世界を配置、バーストセットでターンを返して、次の相手ターンでこのバーストを踏んでしまえば、その次の自分のターンにリーサルを作り出すことが出来ます。速さとコントロール力を両方持ち合わせたとても強いカードですが、自分自身このカードの力を100%活かせてはいなかったと思います。まだまだ可能性を秘めていますし、今回の対面であまり見ることはありませんでしたが、間違いなく強いカードなので、オススメします。

画像14

醒龍皇リバーサルドラゴン

これは先程説明した通りの目的で入れていました。しかし、1回も使うことはなかったです。
このカードにシャイニングソードを合体してアタックすれば、相手の白晶防壁などでライフ貫通効果を無効にする際にライフのコア1つをリザーブに置かなければなりません。この組み合わせはかなり強いので、赤起源を組むとすれば候補になると思うので是非試してみてください。

画像15

輝きの聖剣シャイニング・ソード リバイバル

起幻ミラーにおいて相手の盤面に触れるカードは非常に強いです。触りやすい起幻の例として赤色や紫色といったところでしょうか。赤青起幻のミラーにおいては、相手の盤面をいかに処理するかがとても大切になってくるので全体除去はとても刺さります。さらには合体時効果も非常に強力。ヴァルシャルクに合体した状態で赤の世界とヴィーナがあればこれでゲームエンドです。この強みがある以上、抜けませんねぇ〜。(笑)その他にも合体すれば赤の世界を転醒させることが出来るので、数々の高打点につながります。但しコストが思い点も踏まえると3枚は重すぎると感じました。よって2枚の採用です。

画像16

導きの少女ヴィーナ

ヴィーナ、放浪の創界神ロロ、新しき世界…。これらは魔術皇の大創界石で無力化されてしまうカードです。その中でもヴィーナだけ採用しているのは上でも散々言ってますがヴァルシャルク、シャイニングソード、赤の世界でのリーサル。1コストというコストの軽さからのサーチ。そして、ヴィーナと各世界または聖龍帝の大創界石1枚を1ターン目に置くことで、序盤の動きやすさが格段に変わることです。
放浪の創界神ロロを抜いた理由は、先行1ターン目に2枚配置する以外の行動が強くないことと、3個乗らずにターンを返すことで相手のターンに魔術皇の大創界石を配置されれば、テンポもとられるわ…手札を1枚無駄にしてるわ…デッキの3枚が腐るわ…で目も当てられません。紫起幻が多いと予測していたので、抜かざるを得なかったです。
新しき世界は、ロロが無ければメインステップに転醒が出来ず、前のように器用な使い方をすることが出来なくなりました。それならバースト効果を発揮出来なくするクロノドラゴンは、代わりになりつつアタッカーとしてとても優秀です。それならば必要ないのではないか?と思い抜きました。

画像17

画像18

赤の世界/赤き神龍皇

赤色の起幻を語る上で無くてはならないカード。高打点をすぐに用意でき、表面は相手の盤面に触れる効果を持っています。これまで他にも散々説明してきたのでここでは割愛します。

画像19

画像20

青の世界/青き異神

起幻というデッキの強さを押し上げてる最強カード。相手の召喚時、煌臨時、転醒時の効果を止めてしまう効果に加えて転醒条件もとても簡単で、創界神を破壊したり相手のスピリットにも触れる上、自分の青の起幻スピリットはBP負けしなくなるというバケモノ性能。個人的な意見ですが、紫起幻以外で青を入れてない起幻は、基本的に青入りの起幻に勝てない為、弱いと認識しています。青の世界が起幻のデッキの形を決めていると言って良い程、強いと感じています

画像21

画像22

聖龍帝の大創界石/聖龍帝ディクト・ゼレン

表の面が非常に強く、常に壊されずに2個の軽減シンボルを満たしてくれます。それによりこのデッキの安定性が格段に上がりました。転醒時は硬直した盤面を一気にさら地にしてくれる性能も持ち合わせています。弱い要素はほとんどありません。なんでこれの評価が低いのか、みんな使ってないからわからないだけだろ!!!って勝手に思ってます。一度試してみてください。基本的に採用されていなくて、弱いと言われているカードですが、全員が全員100%の使い方をして判断してるわけではありません。周りの意見に流されず、自分の目で確かめてみてください。時間の無駄になることもありますが、新しい発見があるかもしれません。

画像23

やっぱ拾ったカードは弱い

弱くないです、強いです。2枚入れてもいいですが、1枚にしているのは回収効果がターンに1回だからです。だからといって引かない時はストレスが溜まります。(笑)難しいカードですね。リバーサル以外のスピリット全てに回収が効くので色んな場面で使います。赤シンボルを容易に用意できるデッキのためあまりコストも重いと思うことがありません。カーティスやドゥーガルドで捨てても強いので絶対!絶対!入れましょう!

画像24

白晶防壁

強さはみんな知ってると思います。
だからあえて長くは書きません。
1番丸い防御札だから採用しました。それだけです。

画像25

零ノ障壁

これはパイオニアから手札に加えられる防御札で、赤白側はオモイカネグランテラスの前にフトダマを召喚しておかないとゼロカウンターでグランテラスを退かせてしまうカード。とても強いですが、防御札で事故をを起こすのが嫌だったので、サーチできるということもあって1枚に落ち着きました。


以上がこのデッキに入ってたカード達の解説です。

入れ替え候補とその理由 


画像26

ノヴァコンにアルケーガンダムを使用する必要があったのでアルケーガンダムを使わない赤起幻を使用しましたが、1デッキ制で赤起幻を選択するならアルケーガンダムを採用したいと考えています。なぜならワイズドラゴンとの相性がとても良かったのとアルケーガンダムを採用することで赤起幻の強みでもある速さが1段階、防御札の厚さも1段階アップするからです。
そのアルケーガンダムを使用したリストを2つ紹介します。

画像28

画像27

上のリストはシーズグローリーを合わせた形です。自分のターンにシーズグローリーを使うことで、相手の盤面を処理しつつ、同時にアルケーガンダムを提示し召喚、そして合体させて攻撃出来ます。その時赤の世界があれば、赤の世界を転醒させてカウントが3以上の時は一気に4点シンボルとなります。アルケーガンダム自身のアタック時効果で1点取れる為、1点4点と昔の死竜のような動きができてしまいます。

下のリストは安定性を追求。新しき世界を入れることで相手のバーストを封じつつ、殴ることができます。そのため一気にライフを5点取らなくても大丈夫です。しかし、魔術皇の大創界石を苦手とするので環境に紫起幻が多ければ腐る場面が増えてしまいます。

どちらが 強い! と断言はできませんが、こんな形もありますよ!ということで紹介させていただきました。


各対面の立ち回り



それでは環境に多い多色起幻、紫起幻、赤白、遊精についての立ち回りを解説したいと思います。

まずは多色起幻。
多色起幻と戦う際は常に有利な盤面を維持しなければなりません。長引けば長引くほど受けが硬くなる対面なので、速攻性の高い赤起幻は不利になってしまいます。その為、しっかりと相手の盤面をコントロールし、自分のペースであり続けることが大切です。注意すべきことは、青の世界の使い方とシャイニングソードなどでの相手の盤面への処理。必要のないアタックなどは出来るだけ行わずに、相手のペースへ持ち込ませない戦い方をすることが1番大切です。難しいことではあるのですが、このデッキの火力を十分に発揮して相手にペースを譲らない戦いを心掛けてください。

次に紫起幻。
今回の大会で使用した構築では、魔術皇の大創界石に効果を無効にされてしまうカードは、ヴィーナとクロノドラゴンだけなので戦いやすいですが、相手のバーストを封じるカードが少なくなり、絶甲氷盾などにアタックステップを終了させられてしまう可能性が高くなってしまいます。その為、きっちりと青の世界で相手の召喚時効果を封じながら、赤の世界とシャイニングソードを使って一気に高打点を叩き込みましょう。
ドゥーガルドを採用しているぶん、防御は少し厚い為、それを上手く活かせば勝ちやすいと思います。ドゥーガルドの効果を使ったターンに攻め込むことで、次のターンに返されないように出来ます。この使い方をすることで安心してアタックすることが出来ますね。

次に赤白。
赤白相手には強い構築になっています。防御札もそれなりに多く、ネクサスも破壊しやすい。よって相手が自分のペースに入る前にこっちの盤面が整うことが多いです。
オモイカネグランテラスで負けないようにコア計算をしっかりとやったり白晶防壁を使う為にカウントを貯めにいくのも大切です。
そして、聖龍帝の大創界石で一気に盤面が片付けられるようにリリースもしっかり行いましょう!
まずは防御札を探し、相手の防御札を使わせつつ、盤面をコントロールして勝ち取りましょう!

最後に遊精。
まず青の世界を引いてきます。引かなければかなりきついです。引ければ、相手の創界神を破壊する対象をしっかりと考えながら、相手の音速を使わせつつ、相手の息切れを狙っていきます。
防御札をドルクエヴィデンスで無効にされないように、アレスを破壊することも頭に入れながら立ち回ることが大切です。息切れしたところを一気にアタックして勝負を決めましょう!

以上が赤青起幻のリスト、立ち回りになります。


「べん」本人より


今までリスト解説のnoteは書いたことがなく、初めてのことばかりでとても大変でした。皆さんの満足のいくものだったかどうかは分かりませんが、これからどんどん良い記事を書けるように頑張っていきたいと思います。質問があればTwitterのアカウント(べんぽん)にDMしてください。時間がある時にしっかりと考えて、返信します!
ここから先は有料記事になりますが、ここまで読んでくれたあなたが大好きです!
これからもよろしくお願いします!

※これまでの文章はべんの感想や考えを元に私ふっくんが修正しました。

無料部分はここまでです。

有料部分ではべんが1stで使用したノヴァコンの解説に加えて、私ふっくんが現状使用しているノヴァコンのリストを紹介していきます。

更にはファイナルの調整段階で感触の良かった 

    紫起幻 WBS   妖戒

のリストと解説も後々追記していきますので、ご購読宜しくお願いします。

それでは一部の方とはここまで。

ありがとうございました。


ここから先は

21,957字 / 104画像

¥ 500

期間限定!PayPayで支払うと抽選でお得

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?