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花粉・黄砂への対策|防災アクションガイド

FUKKO DESIGN の木村です。

第15弾は、毎年悩まされる「花粉・黄砂」をテーマとしてつくりました。

近年、花粉症の有病率は急激に上がっています。東京都健康安全研究センターが約10年ごとに行っている花粉症患者実態調査では、都内におけるスギ花粉症の有病率は1996年時点で19.4%だったのが、2016年には48.8%と約2.5倍に増加し、2人に1人は花粉症といわれています。

国民病ともいえる花粉症は、症状を悪化させると生活の質を低下させ、仕事や家事効率の低下のみならず、学力、成績、記憶力の低下にもつながると問題視されています。

そのため、早期に治療し、重症化させないことが重要です。FUKKO DESIGNとTBWA HAKUHODOは、生活の質を低下させる花粉症を「災害」と捉え、まずは花粉症の正しい理解浸透が必要という考えのもと、誰でもできる災害対策をわかりやすくまとめた「防災アクションガイド」シリーズとして、『防災アクションガイドー花粉・黄砂への備え』を制作・公開しました。

本ガイドでは、雲研究者の荒木 健太郎氏、元国土交通省の佐々木 晶二氏とともに、医療の翻訳家として医療・健康・いのちに関わる難しい情報をわかりやすく翻訳して多くの人に届ける市川 衛氏を迎え、花粉症を引き起こす飛散シーズンや飛散しやすい気候条件、風邪と花粉症の見分け方と対策をまとめています。

さらに、浮遊する花粉が黄砂の影響で細かく砕け、より深刻なアレルギーを引き起こす可能性もあることから、黄砂への対策も本ガイドで紹介しています。

花粉対策2枚、黄砂対策2枚の計4枚でまとめられています。

それぞれの詳細を説明していきます。

1. 花粉症を知って備えよう

花粉症といっても様々な条件のもとで色々な症状が発生します。そこで、花粉症の症状や気象条件を始め、風邪との見分け方を紹介しています。

また、花粉として代表的なスギやヒノキだけでなく、イネやブタクサなど様々な植物でも花粉は飛散しています。時期や地域などを紹介しているので、こちらをみてしっかり対策しましょう。


2. 花粉症対策をしっかりしよう

花粉症対策というと様々なことがありますが、外出するときの対策や日頃からできる備えを体系的に紹介しています。

外出するときにはマスクやメガネはもちろんのこと、着いた花粉をしっかり落としましょう。

日頃からできることとして、掃除はもちろんのこと、飲み薬をシーズンより早く飲むようにしましょう。また、鼻の穴にワセリンを塗ることも効果的と言われています。

また、花粉情報について、近年情報が少なくなっており、行政の情報や民間の気象会社の情報などを組み合わせてしっかり調べるようにしましょう。


3. 黄砂の影響と対策を確認しよう

近年被害が増えている黄砂の影響や対策をまとめました。

黄砂の影響としては花粉同様の健康被害はもちろん、交通機関や農作物への影響もあるので注意しましょう。

対策も花粉と同じですが、外出するときと日頃からの備えを組み合わせて行いましょう。


4. 黄砂を知って情報を入手しよう

黄砂は花粉やPM2.5などと合わせて影響を及ぼすことがあります。花粉の基本的な情報からその影響まで紹介しています。

また、黄砂の飛来に関する情報の調べ方も紹介しています。中国から飛来する花粉なども簡単に調べることができるのでぜひ試してみてください。


「花粉・黄砂への対策」は以上です。


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※こちらのデータは多くの方に利用していただきたいと思っていますが、情報の正確を期するため、出典を表記してください。

出典:防災アクションガイド

※一部、行政機関の情報などを転用しているため、データの改変などはご遠慮ください。

FUKKO DESIGN 木村充慶

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