気候変動アクションガイド 作りました
FUKKO DESIGN の木村です。
「コロナ禍でもすぐにできる!防災アクションガイド」の展開編として、『気候変動アクションガイド』を作りました。
これまでに『防災アクションガイド』では「大雨&台風」「天気の急変」「冬の荒天」「地震&津波」など、様々なテーマで自然災害に対する対策をまとめてきました。
ただ、近年では地球温暖化によって自然災害が増加していると言われ、国内外で様々な被害が発生しています。
そこで、短期的な災害の対策だけでなく、自然災害を減らす中長期的な対策も必要ではないかと考え、気候変動に関する具体的なアクションをまとめた『気候変動アクションガイド』を制作することにしました。
近年、気候変動対策として様々な対策が紹介されるようになりましたが、「自分が今すぐできることは何?」という声をよく耳にします。そこで、その疑問にわかりやすく答えられるよう、地球温暖化の現状や、今後の地球環境の予測、さらには効果的な対策の紹介、アクションを始めるための基本など、気候変動についての疑問に簡潔に応えられる対策集にしました。
今回は防災アクションガイドのメンバーからは、荒木健太郎さん(雲研究者)、藤島新也さん(災害担当記者)、上村昌さん(アートディレクター)
が参加しました。
さらに、気候変動ということで以下の4名が参加してくれました。
「気候変動に関する政府間パネル」(IPCC)の第6次評価報告書の主執筆者の一人である国立環境研究所 江守正多さん
SGDsや気候変動に関する国内外の様々な情報を発信するコミュニケーターの根本かおるさん
気候変動や選挙など様々な社会課題において若い人たちの声を発信するZ世代のアクティビスト 能條桃子さん
気候変動について取材を行う環境担当記者の岡本基良さん
上記の4人に加え、様々な専門的な知識を有するメンバーにもアドバイスいただきながらまとめました。
『気候変動アクションガイド』は内容を凝縮して、4枚の画像にまとめています。
KNOW 気候変動でどうなる?
いま気候変動で起きていること、100年後に起きると予測されていることを解説しています。
気候変動や、地球温暖化という言葉は多くの人が耳にしていると思いますが、実際にどのようなことが起きているか詳しく解説しています。また、これからどのようになっていくのか、2100年頃の予測を具体的な事象を交えて紹介しています。
THINK効果的なアクションを考えよう
気候変動対策として必要なCO2等の排出量削減について、個人や企業が行う対策の効果を説明しています。
気候変動対策として必要なCO2削減についての解説については、概要はもちろんのこと、企業が中心的な立場を担うことが重要視される中で個人がどのような意識で取り組むべきか説明しています。
また、個人が行うアクションといっても、いろいろな対策があります。対策を行うことにはもちろん意味がありますが、なんでもかんでも対策を行うと疲れて長続きしません。そこで、効果的な対策を選ぶことが良いとされます。こちらでは様々な対策を紹介しつつ、その効果をわかりやすくグラフで示しています。ご自身がやっている対策、これからやりたい対策などを調べてみてください。
CHOOSE 個人でできる対策を選ぼう
効果が大きい住宅や移動についてのアクションや、身近でできるアクションについてまとめています。
効果が大きいとされる住宅や車などのエネルギーに関することの対策について具体的に説明しています。
また、効果が高いものだけでなく身近なところでも対策は必要なので、生活の中で取り入れられそうな対策やそのための考え方などを紹介しています。
ACT小さなアクションから社会の変化へ
アクションを始めるためにフォローすべきSNSアカウントや、必要な行動について紹介しています。
やった方が良いことは山のようにありますが、どのようにアクションを始めれば良いか、わからない方も多いと思います。
そこで、まずは関心を持って行動を起こすきっかけとして、役立つSNSやYouTubeのアカウントの紹介や、その後の活動を広げていく流れを具体的に紹介しています。
「気候変動アクションガイド」は以上です。
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FUKKO DESIGN 木村充慶
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