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2021年4月15日 ルーラル 復興委員会
*地域の再生を住民主導で行う町からの要請について
復興理事から復興・再生について広く住民の意見を聞き、それをまとめて要望を出してほしいと依頼がありました。
「住民の要望に対して、町がお手伝いをするというスタンスです」と説明を受けました。
「どんな手伝いができるのか?」「予算規模はどのくらいなのか?」
「ルーラル ・フォーラムで100軒以上の意見をどのように集約するのか?」
等の疑問、質問がありましたが、具体的な回答を得る事はできませんでした。
復興委員会のメンバーの意見としては、住民の年齢構成を考えると10年、20年後に、住民の新陳代謝が起きないとゴーストタウンになるのでは?
目先の復旧・復興だけではなく、ルーラル・フォーラム ビレッジが存続していくために将来に向けたビジョンを策定し、そのビジョンに基づいたプランの作成が必要と考えます。
そのためには、大学の研究者や被災地での復興・再生の経験者の意見を聞く勉強会から始める必要があるとの意見を町側に伝え、了承していただきました。
1、No.3 盛土工事 布団籠におけるサビの発生について
工事完了から数ヶ月でエキスパンドメタルにサビが発生しています。
3枚目の写真では、左側の部分にはサビの発生がなく、右側の部分にはサビが発生しており、右と左で異なるエキスパンドメタルが使用されていると考えられます。
サビが発生していない部分には亜鉛メッキがされていますが、錆びた部分にはメッキがされていないことが考えられます。
対応策……サビが発生したエキスパンドメタルを亜鉛メッキがされた物に交換する
2、排水が十分でなく、道路に損傷が起きている可能性のある場所について
黄色の部分で道路に損傷が起きています。
青色の部分は、排水路です。
道路に損傷がある部分
常に湧き水が溜まっていて、冬季の凍結により道路に損傷が起きているのでは?
道路脇の側溝から排水をしている排水路にも常時水が溜まっている
現場の確認と改善方法の検討を町に依頼しました
3、杭や土嚢が放置されている問題について
水路に杭や土嚢、濾過に使ったヤシガラ等が放置されていますので、撤去をお願いしました。
4、工事現場の安全対策について
工事が中断している沢部分の安全対策が十分でないことについて
工事が中断している箇所であるのに、侵入を止める措置がロープが2本張られているだけで十分とは言えないと思います。
しっかりしたバリケードや立ち入り禁止の看板設置を求めました。
5、メンタルヘルスに関して
工事に伴うストレスによるメンタルヘルスへの影響を考え、工事が始まる前の2019年秋に町に取り組みに関する質問をして上記の返答を得ました。
しかし、2020年年に工事が始まって以降に、スクリーニング等のメンタルヘルスに関する調査、協議も行われていません。
町の見解を求めましたが、具体的な返答を得る事はできませんでした。
2021年度の工事開始までには、メンタルヘルスに対する具体的な取り組みを協議し、実効性のある取り組みを決定するとともに、工事に伴うストレスの低減について協議が必要だと考えています。