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八月は君の五十二ヘルツ~第68回Book Fair読書会~

20XX年、本が燃えるほどの猛暑に苦しむ人類は、読書会の場を地下に求めた・・・

なんてナレーションをつけたくなるほどの暑さ☀
そして、本当に地下にある、今回の会場「キチカ」さんの快適さ!

涼しいだけでなく、内装、照明、本棚などひとつひとつの設備が素敵で、
非日常の空間を味わえました。
(ワンデイカフェも楽しかった!☕)

今回は、3年前からBook Fairに参加してくださっている
「きんじょの本棚 なかまちパン店」店主・ひなさんとのコラボ回でした。

テーマは「ミュージックライブラリー」♪
参加者それぞれが好きな音楽が聴こえる本”を紹介し合いました。

また冒頭では、ひなさんが、楽器演奏や映像を交えた本紹介を披露。
会場全体が聴き入っていました。

◆ひなさん「ミュージックライブラリー」紹介本

➀町田そのこ『52ヘルツのクジラたち』中公文庫

「この長い旅の中で」Saucy Dog

②宇山佳佑『君が心をくれたから』集英社オレンジ文庫/小学館文庫

「恋と青春と」松谷卓

③逸木裕『風を彩る怪物』祥伝社

「主よ人の望みの喜びよ」バッハ(フルート・ピアノ)

④宮下名都『羊と鋼の森』文春文庫

「月の光」ドビュッシー
「子犬のワルツ」ショパン
「The dream of the lambs」久石譲×辻井伸行

◆ひなさんコメント

・企画のきっかけについて
「本を読まない人にも、興味を持ってもらえるようなことをしたかった」
・感想
「とても楽しかった。本と音楽を一つにできた気がした。次回開催のイメージも湧きました。やってよかったです」

ミュージックライブラリーの企画と準備をしてくださった皆様、本当にありがとうございました!!

それでは、本と帯の紹介をどうぞ!
(名前横のカッコ内数字は参加回数)

せーやさん(14):新川直司『四月は君の嘘』月刊マガジンコミックス

今まさに、挫折しそうな人に薦めたいbyせーやさん

くまさん(3):中田永一『くちびるに歌を』小学館文庫

手紙だからこそ、言葉にできる想いがある。

きむらさん(初):ブレイディみかこ『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー 2』新潮文庫

親子の対話から、社会を考える

福寿さん(2):吉田篤弘『鯨オーケストラ』角川春樹事務所

自分をゆっくりと動かす、音楽との出会い

くろさん(2):恩田陸『蜜蜂と遠雷』幻冬舎

くろさん曰く「真の主役」、風間塵を称える言葉に注目!

ひなさん(4):村山早紀『コンビニたそがれ堂 夜想曲』ポプラ文庫

そこは、ないはずのものがある場所

ふっかー(68):三浦展『永続孤独社会 分断か、つながりか?』朝日新書

設定、性格、価値観・・・「検索的人間関係」の先に待つ未来は。

参加してくださった皆さん、楽しい時間をありがとうございました!!

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