1年で最も不思議な夜。
今日は夏至ですね。長い冬が終わり、夏の到来を祝う行事としてヨーロッパ各地では夏至祭が行われます(今年は6/24のようです)。そういえば去年話題になった映画『ミッドサマー』も夏至祭がテーマでしたね(ビョルン・アンドレセン見たさに観てしまいました……)。
今日は、そんな夏至祭りをテーマにした作品をご紹介します。
『さくら通りのメアリー・ポピンズ』
P.L.トラヴァース 著 / 小池三子男 訳
P.L.トラヴァースによる「メアリー・ポピンズ」シリーズ7作のうち、手に入れることができなかった3つの名作。それを弊社では2014年に 新たな翻訳・新たなイラストで新装復刊いたしました。
夏至祭りの夜、お馴染みの公園を舞台に、メアリーやシリーズの登場人物たちに起きる不思議な出来事を描いた『さくら通りのメアリー・ポピンズ』。
夏至祭りの夜は、妖精やいろいろな霊が出てきて魔法をかけると言われている、1年で最も不思議な夜です。お祭りを祝いに夜のピクニックに出かけたメアリーとバンクス家の子どもたちの前に、空の星座たちも舞い降りて…。
メアリー・ポピンズといえば児童文学の古典的名作。小さいころ読んだ方も多いかもしれません。大人になっても、そして何度読んでもわくわくする、そんなメアリー・ポピンズの世界に浸ってみてください。