出版社の倉庫ってどんなトコ?
出版社で働くことになる前からずーっと気になっていたのは出版社の本はどこに保管してあるのかということでした。工場群とか、錆びついたパイプにグッとくる!というファクトリー好きというのもあり、あまりにも気になったので面接のときに聞いてみたら「埼玉です」とのこと(面接のときに倉庫の場所を聞く人もそんなにいないと思う......というかもっと他に聞くべきことがあるだろ、私)。
そして入社後、半月ほどたったときに念願の倉庫にいけることになり、ワクワクを抑えきれないまま埼玉にある倉庫へ。駅からはタクシーにのること15分ほど。いったいどれくらい広いんだ?と思いつつ到着。
おおお!広い!これはすごい......!
中の様子。おびただしい数の本が整然と並んでいます。
ほかにも、帯や売り上げスリップが保管されている場所(読者カードなども含め、それらの紙ものは「付き物」と呼ぶそうです)も見せてもらいましたが、一人だったら確実に迷子になる広さにただただ圧倒されて帰ってきました。もしここで働いたら、方向音痴の私は場所を覚えるだけで最低1ヶ月はかかりそうです。
工場群で思い出した写真がこちら。
倉敷の水島コンビナートの全景が見たくて、6年前に行ったときの写真です。景色自体は無機質なのに、モクモクと立ち上る煙や、夜中にきらめくライトを見ていると生命体を感じるのは私だけでしょうか。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?