
インコといえば...。
「オウム(06)インコ(15)」の語呂合わせで、鳥たちの幸せを願う日として一般社団法人・日本記念日協会が明日6月15日を「オウムとインコの日」として制定しました。
「インコ」といえばすぐに思い出すのが手塚治虫先生の『七色いんこ』。
代役専門の天才舞台役者で、七色の変装名人。そしてクールでダンディーな仮面の怪盗=「七色いんこ」が、さまざまな難事件に挑戦。いんこに惚れていながら彼の逮捕に執念を燃やす、じゃじゃ馬刑事・千里万里子とともに、毎回の事件解決に大活躍します。
謎解きのスリル。シニカルなユーモア。各エピソードごとの“演目”にまつわる、事件解決のあざやかな切れ味などを盛り込んだ人気作品で、二度の舞台化でも話題になりました。
弊社ではこの『七色いんこ』を、未収録ページや全カラー・全扉絵・表紙絵・予告などを満載した《オリジナル版》で、初のB5判・全4巻にて刊行いたしました。
読後レビューでも、印象的だったそれぞれの話についても書いてくださる方が目立ちます。ありがとうございます。
全集版や新書版は持っていますが、大型サイズで読むと劇場感が増幅されます。カラー部分も再現されているのがうれしいです。
今回の刊行で、初めて読みました。
80年代の作品ですが、今読んでも十分に面白いです。
第11話の「ピーターパン」、カラーの扉絵がかっこよく、
ストーリーもよかったです。
「第17話 シラノ・ド・ベルジュラック」が面白いです。
インコが、役者としての敗北を認め、さらに弟子入りまで考える、
そういったまっすぐなところも魅力です。
最新技術〈ベルベットマット加工〉をほどこした本書のカバーは、ベルベットを思わせる高級感のあるもの。紙とは思えない新触感です。
ファン必携の愛蔵決定版
『七色いんこ 《オリジナル版》 大全集 4』手塚治虫
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