動物虐待防止の日
非営利一般社団法人・日本動物虐待防止協会が制定した、今日9月23日は動物虐待防止の日です。コロナの影響で家でペットと過ごす時間が増えた方、これをきっかけにペットを飼い始めた方も多いのではないでしょうか。
さて、今日ご紹介するのは、ペットとの出会いから別れまでをつづった『ハルの日』。
この絵本の著者も、殺処分の現状を調査・検証し、啓発活動を行っています。
また、動物にも感情があり、ペットは飼った瞬間から家族と同じ存在になるということ、ペットを使い捨てにしてはいけないことなどを伝える「いのちの教室」(「一般社団法人Free Pets〜ペットと呼ばれる動物たちの生命を考える会」の活動のひとつ)を様々なところで行ってきました。
この絵本は、その「いのちの教室」の中で、理解の一助として流されていたアニメーションをもとに、新たに描き下ろしで作られた作品です。
愛する家族から見捨てられてもなお、家族を信じて待つ動物たちの様子に胸が痛みます。
浅田美代子さんからコメントをいただきました。
どいかやさんの優しい絵に綴られた捨て犬たちの悲しい現実。小学生を対象にした 「いのちの教室」でアニメーションを流しながら「ハルの日」を朗読するたびに涙があふれそうになる。
この絵本を通して家族みんなで「命」のこと考えてほしい。そして不幸な「命」が 無くなることを心から願います。
みんなみんな大切ないのち…。 浅田美代子