夏至の日
昨日は夏至、そして夕方には部分日食!という天体ショーもありました。
古くから夏至は、農耕の目安や祝いの象徴とされてきました。ヨーロッパではキリスト教国での聖ヨハネの日に関連した夏至祭が多く行われています。
そんな夏至にちなんだ物語がこちら。
▼P.L.トラヴァース 著 / 小池三子男 訳『さくら通りのメアリー・ポピンズ』。
夏至祭の夜は、妖精やいろいろな霊が現れて魔法をかけると言われている、1年で最も不思議な夜。お祭りを祝いに夜のピクニックに出かけたメアリーとバンクス家の子どもたちの前に、空の星座たちも舞い降りて...…。いつ読んでもワクワクするメアリー・ポピンズの不変の魅力が詰まっています。
復刊した当初にはこんなコメントをいただきました。
「メアリーポピンズの魅力があふれる一冊だと思いました。夏至祭には様々なキャラクターが集まります。実際イギリスの公園に行ってみたくなる作品です。今ではだいぶ普通に聞かれるようになった様々なハーブの名前も出てきたりして楽しめる一冊です」
「シリーズ全部読みました。何度読んでも幾つになってもワクワクします」
そんなワクワクが止まらない『さくら通りのメアリー・ポピンズ』の詳細はこちら▼
そういえばシェイクスピアの『夏の夜の夢』(原題:A Midsummer Night's Dream)も妖精が登場する物語です。夏至の日はなにか神秘的な雰囲気をたたえていますね。日本でも夏至の夜にキャンドルナイトのようなイベントが開催されるようになってきました。真夏に向かうこの季節に、和み時間を演出してみても素敵ですね。