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【今週のPICK UPリクエスト】鈴木悦夫『幸せな家族 そしてその頃はやった唄』

■どんな本?

児童文学作家 鈴木悦夫による、ある家庭を舞台にした連続殺人事件を描いたミステリー小説です。1989年刊。
有名なカメラマンが密室のスタジオで、次いで長男がパーティーの準備中に亡くなった。撮影スタッフの一人が容疑者として上がってくるが、ベテラン刑事は納得できない。やがて心を病んだ母親も亡くなってしまう。幸せな家族が次々と謎の死を遂げる…。
現在では絶版となっており、古書市場ではプレミア価格で取引される本書に、一度読んでみたいと多くのリクエストが寄せられています。

■復刊リクエストコメント(一部)のご紹介

『こどもの頃何度か読みました。急にまた読みたくなり、時間をかけて所蔵している図書館へ行き読みました。良い状態で手元に置いておきたくなる本です。殺伐とした内容ながらも心にひっかかるものがあります。』

                     (リクエストコメントより)

『子どもの頃、図書館で借りて読んでからずっと手元におきたくて探している本です。犯人は早い段階で何となく想像がつきますが、とにかく主人公の少年の心理描写に最後までドキドキさせられる物語で、タイトルと内容のギャップが読み終えた後に胸にキます。作中の唄は、無邪気な不穏さがクセになって一度覚えたら忘れられません。』

                     (リクエストコメントより)

『小学生の頃の記憶が鮮烈に残っています。是非もう一度読みたいです。』

                     (リクエストコメントより)


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