国際交流に参加して、井の中の蛙な自分に気づいた話
こんにちは、ふっかです。
本日までの4日間(3/12-15)、シンガポールが開催するSISC2021-Singapore International Science Challengeに参加しました。新型コロナウィルスの影響によりオンラインでの開催だったため、シンガポールに行って観光したり美味しいご飯を食べたりできず悔しいところもありましたが、オンラインでもとてもいい経験が出来ました。
自分への備忘録や、思ったことを吐き出したいのでNoteを書いておこうと思います。
なぜ参加したのか?
高校に入ったら、国際交流に参加してみたいな〜と思っていたのが一つ、そしてもう一つは、なにか自分を大きく刺激させてくれるチャレンジがしたかったからです。あとは...自分の英語力がどれくらいなのか実際に試してみたかったから、とかです。
なにをしたのか?
ここは読み飛ばしてもらっても結構です。笑
簡単に説明すると、4日間のなかでフィールドチャレンジというものと、デザイン&ビルドチャレンジというものがあり、課題が出され、それに応じたものを創っていくということをしました。オーストラリア国籍1人とシンガポール国籍1人と私、3人のチームでそれぞれの課題に対してプロジェクトを完成させました。ここに、私達のデザインしたもののひとつを貼っておくので興味のある方はご覧ください。
頭脳をフル活用し、制約が与えられた土地で持続可能な社会を創っていくプロジェクトを考えました。ZoomやGoogleドキュメントなどを用いて議論をし、朝から晩、から朝までパソコンの前に座り、これらを完成させました。いやぁ...大変だった。。
英語は?
使用する言語は英語でした。私は帰国子女ではなく、俗に純ジャパと言われる身分でございます。海外経験は無く、英語に関することで言うとすれば英検2級くらいしかありません。それでも参加した私のことを世間一般では猛者と呼ぶのでしょうか。だから、SISC3ヶ月前からDMM英会話を始め、スピーキング力を少し伸ばしておきました。
結果はどうだったでしょう?簡潔に言うと、最初の1日目、お風呂で泣きました。参加者みなネイティブすぎて会話に参加できず、最初のBonding Game(打ち解けるためのゲームみたいなの)でさえ何を言っているのか分かりませんでした。なにか、気づいたらものすごい変なことを言っていたらしく、ものすごく笑われました。
でも待ってください。その状況が、2日目から大きく変わったのです。
与えられた課題が、ネットワーク構成に関すること(ネスペ勉強中で、インターネット系はとても興味がある)だったのでとても興奮し、どうにかしてチームにその知識を提供しようとしました。
「もう、文法とかルールとか知らん!単語と、得意なノリ&ジェスチャーで伝えて理解させてやる!!」
こんな感じに、もう頭に思い浮かんだことすべて口に出す勢いでどんどん出していきました。すると、相手がじっくり話を聞き、うんうん、と頷いてくれました。
「伝わってる!今、コミュニケーションしてるんだ!!」
そう感じ、ものすごく嬉しかったです。
その日以降も、この戦法で相手が頷くまで言葉を出し続けました。(DMM英会話でやった会話文をちょっと混ぜて笑)
いやぁ、、この感動は忘れられないです。英語のコミュニケーションってこんな感じなんだぁ!と、未踏の地に一歩足を踏み入れたように感じました。
感じたこと
さまざまな衝撃がありましたが、まず先程話に出した「ネットワーク」のことをお話しましょう。
幸いなことに、私はネットワーク系のことについてある程度の知識があり、偶然出されたテレコミュニケーション(電気通信)というテーマに、ガッツポーズをしました。
しかし、私以外の2人は特段ネットワークオタクでは無く、、、無かったのですが、、私以上に主導権を握ってさまざまなことを調べ、自身の知識と結びつけ、逆に私を引っ張ってくれました。
基礎知識や教養、興味の向く範囲の広さ、情報が与えられそこから新しいものをクリエイトする力、これらが圧倒的に私とかけ離れていることを感じました。
また、ITリテラシーが非常に高く、
「こんなの作りたい!」
と私がいうと、すぐにチームメイトが3Dデザインを作って共有しているGoogleドキュメントに載っけてくれたり、Canvaというツールを使ってものすごくオシャレなデザインを作ってくれたり、
すべてクラウド上で作業を行って、「なんかほんとに海を超えた国の人と一緒に作業しているのかな」と疑問に思うほどでした。
井の中の蛙、大海を知らず
今回の国際交流で、ほんのちょっと大海を経験できました。世界にはこんなにもサイエンスに熱心な高校生がいて、圧倒的に自分の能力値とかけ離れた人たちばかりで、、ショックのようなもの(悲しいものではなく、驚きの意)を受けました。
同時に、今まで自分がこの日本で、自分たちしかいないような思考をしていたことに気づいて、反省するとともに、他者への理解をより深めたいと思いました。
もちろん、ときには井の中の蛙になることも悪いことではないと思います。井の中で生きたい人は、井の中にいればいいし、それで満足できないのであれば大海に飛び込めばいいのだと思います。
私は飛び込みたい派です。
最後に
この4日間で、とても大きな刺激を受けました。自分がまだまだであることも分かって、だからこそもっと上を目指そうと思いました。この素晴らしい機会に感謝したいです。
Thank you for reading my note until the end!!