蕗ノート 輪郭をつかめ
私が私の輪郭を見つめる
それは私がどういう人間か分かってくる過程
違う人との出会いは
私が誰かを教えてくれる。
大嫌いだった自分が、ある日を境に「こんな風になりたかった大人」に変化した。
見たくもない、知りたくもなかった、自分の実存が、
見てみたい、知ってみたいもののに変化した時、
まわりにいる人が変わり、行動が変わり、出てくる言葉が変わった。
昨日と
今日と
珍しく、丑三つ時まで話すのは同じような環境からやって来て山形に住まう友達を前にして。
その人と話すことが見知らぬ私を連れてきてくれる。その人が教えてくれるわけではなく、会話の中で気づかされていく。
これが正しい、という枠にとらわれて自分を見失ったり、やり方が分からなくなったり、大切なものが見えなくなったりする。
それは今まさに。
私は月3万円ビジネスに囚われていた。
小商いの講座を今月立て続けに受けて、分かったのはあなたと私の持っている性質が全く異なること。
私は私の性質で、素敵だと思うことを、好きだと思うことを輪郭に添った形でやった方がいい。
それには輪郭を知らなければ。
自分のことを好きになること
自分のことを自分で面倒見てあげられて大変な時に大丈夫だよって言ってあげられること
他人と自分が同じ部分もあれば違う部分もあることを実感として知ること
それはすべての出発点なのだと思う。
自分をどうでもいいと思う時、他人の気持ちは分からないから他人の生き死にもどうでもいい。
それは自分の生き死にもどうでもいいのだ。
それは国と国との関係においても。同じものを大切にしていたりあるいは全く異なる文化を持っていたり。それをお互い尊重できていたら争いは全くそういうことではない、別のベクトルで起こっていることが良く分かる。
まずは自分を好きになる、そしたら自分に繋がるすべては粗末に出来ないことのはずなんだ。
世界を作るのも、変えるのも、私やあなたから出発するのだ。現実逃避をしている場合じゃない。
現実に、手を伸ばそう。きっと見たことのない素敵な景色を見ることが出来るようになる。きっと。