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観劇 ハイバイ「て」感想
【ネタバレにご注意】
2025/1/9
富山オーバードホール 中ホールにて。
ハイバイ「て」を観てきました!
演劇は好きだけど、その世界や人物のことは全然知らない私。ハイバイという名も作者のことも全く知らなかったです。キャストのこの人はテレビで見たことあるような…という程度(←俳優に興味がない人)
というわけで、
一般人・素人目線の感想を書きます。
軽い感じです。
観に行ったきっかけは…
演劇界隈の方から「絶対観るべきだよオススメー!(意訳)」と言われて興味が湧き、チケットを買いました。ニワカだけどしっかりド⭐︎センター席を購入。
The演劇を観てみたかった、というのもありました。
上演時間は1時間50分。
その間緩むことも無く、あっという間でした。
演劇ニワカなワタシとしては、ストーリーに感動大盛り上がりな場面がドーンとあるわけではないのに、なぜこんなに満足感があるんだろう…となんだか不思議でした。
人物が泣く場面はたくさんありましたが、そういう部分よりは、さりげない会話とか行動とか笑いとか…そういうところの方が心が動いた気がします。
キャストが上手いから…?
うまく言葉が出ない感じとか、すごい。
うまいといえばナチュラルにお母さんが男性やってるやん!とか、おばあちゃん若い方やってる!とか、ニワカ的にはナチュラルすぎて感動しました。
2人の人物の視点によって同じシーンちょっと違って見えるのは結構リアルで面白かったです。忘れてたり、記憶が都合よく書き換えられたりして各々違ってくる、みたいな。
父のキャスト入れ替わりってそういう意味なんでしょうか。息子からはこう見えてる、っていう。
演劇のできる技か…
他の人物の視点も観てみたいってなりました。
作者もキャストも、その各々の視点を持ってるんだろうなぁと思います。
ラストシーンは希望なのでしょうか。
わちゃわちゃしてる中で棺桶のばあちゃん…
客観視してるはずのお客さんでさえ、おばあちゃんに客観視されてるのでは?と、後で思ってしまいました。
noteやXで他の方の感想をチラチラと読ませていただきました。
どれも面白いし、考察も楽しいです!
読んでるとまた観たくなりますね。
その楽しみを会場で体感できるようにされていたのか、閉演後におしゃべり会が開催されていました。これはすごく良いですね!たくさんの公演に欲しい。
時間に余裕があれば参加してみたかったです。(コミュ症だから敷居が高いけど……)
オーバードホールは良い作品を呼ぶ、って金沢の知り合いが言ってましたけど、最近ほんとにそう感じます。
また良いお芝居、観たいな〜!