見出し画像

最近、生活をがんばっている

最近かなり生活のやる気があって、生活の中の些細なひとつひとつに目をむけて、こだわりを持ったり丁寧に取り組んだりができている気がする。

というのも、大学4年生、自由時間が多すぎる。のびのび思考できるから幸せのハードルも下がってるのかも。それにしてもここ最近の生活が私のこころにとってとてもいいものだから、記念に書き残しておきたい。

メイクするとき、丁寧にまつげをくるんってするだけで鏡に映る私がとってもかわいくなる。束感を作るとなおさらかわいい。

服を選ぶとき、いつも直感と気温に合わせるんだけど、その日着たい服を一番好きな組み合わせで着る。今日の衣装は特にかわいいぞ、と思って友達に会うとどんぴしゃで褒めてもらえるから楽しい。

家でも集中して勉強したいけど、なんだかやる気が出ないなあと思って、棚の整理とちょっとした模様替えをしたら新鮮な気持ちになって気分が上がった。このごろは気温もちょうどいいので、起きたら窓を開けてきれいな空気を取り込む。牛乳に淹れたてのコーヒーもしくは点いた抹茶を加えた、カフェオレや抹茶オレをお供に作業するのも心地が良くて好き。

昨年の9月からやっていたバイトを辞めた。初めての業界でいろんな刺激があって楽しかったけど、徐々に面白みを感じなくなってしまって、先月とうとう完全に飽きて何も楽しいと思えなくなったので、退職したいと伝えた。前まで一緒だった同僚たちの方が好きだったな、お給料は大事だけど、もっと楽しめる仕事がしたいなの気持ちがどんどん膨らんできて、パーンと破けた瞬間だった。今月からは新しいバイト先で、ワクワク感はあまりないけど、嫌にならない程度に働いて学んで、良い経験にしたい。

最近好きでたまらない歌手のお姉さんに憧れ、健康的で色気のある女性になりたくて、朝の筋トレ、朝夜のストレッチをがんばっている。最近の生活が楽しいのは運動による絶大ポジティブ効果のおかげも絶対にある。

歌手といえば、ひとの影響で聞くようになったアーティストに見事に落ち、ライブ映像を見たりMV以外の動画も見るようになってしまった。ここ1年くらいで「夜に似合う」歌やアーティストへの好きが増して、影響されたアーティストも見事に夜に似合うものだから、私の夜の過ごし方がどんどん贅沢になってきている。お気に入りのお香とお気に入りの音楽で、私の安らかな夜は構成される。

ごはんも、美味しくて栄養のあるものを選べるようになってきた。コンビニでパックの砂肝とお酒とスイーツを買ってだらしなく飲んでいたのが懐かしい。そういう贅沢も好きではあるしジャンクフードで済ませちゃう時もままあるけど。野菜とか卵とかお魚を、自分で調理して食べる。いのちをいただくことに誠実になれている気がして、より満たされる。

勉強について。自分の趣味、映画とか音楽、旅行などなど多趣味なのは昔からだけど、「勉強」も私にとって立派な趣味だと気づいた。勉強がそこまで好きじゃない友達と話したとき、勉強楽しい、もっと色々知りたいって思うことって割と珍しいのかも?と強く感じたから。昔馴染みの友達に知的好奇心がすごいよね、なんでも疑いがちだよね、と言われて図星だったこともある。勉強や冒険が好きな自分が好き、な節が大いにあるので、自己肯定感も上がっている気がする。

そんなふうに自分のセンスや「好き」に素直に生きれているおかげか、周りの人にも恵まれている。大好きなサークルの同期のうち2人との、最近の思い出を綴る。

1人は1年生の頃から仲良くしてくれているオタク仲間で、お互いに感性がツイッタラーだから会話や空気感がぴったり。この間一緒にサンリオピューロランドでプリキュアみたいな可愛い格好をして夢のような1日を楽しんだのだけど、帰りにご飯を食べているとき、同期の中でも私とは一番仲がいいと思っていることを伝えてくれて、精一杯「私もそう思ってる!」と伝えたんだけど、照れて黙り気味になっちゃったからな、伝わっていたらいいな。可愛くて面白くて安心できる、大好きなひと!来年からは簡単に会えなくなりそうなのが寂しい。

もう1人は、3年生の後半から一気に仲良くなった子。同期の数人で飲んだことがきっかけ。私は普段頭で色々考えてる割に、それを外に発することが少ないので、本音や主張を真剣に聞いてもらえることに弱くて、私の全部を曝け出している気分になる。だから本音で話してくれる&話したくなる彼女と飲むと毎回すごく気分が良くなる。デトックス効果だな。久々に会うと、なんだか恥ずかしくてすぐに話しかけられない。急に「宵ちゃんだいすき」とカジュアルに言ってくれるので「ありがとう。私もだいすき」とカジュアルに返す。音楽のセンスを褒めてくれたり、服装を褒めてくれたり、私に自信を持たせてくれるありがたいひと。

他にも私と仲良くしてくれるありがたい人たちが、ありがたいことにいてくれて、自分を知るには他者と関わるしかないことを実感する。自分の価値観や気質や短所は、彼らと会って話してみないともっと曖昧なままだった。

ついでにもう一つ、先輩との嬉しかった会話の話がしたい。同じサークルに所属していた院生の先輩と久々に会って、私の進路について、前に相談してくれたけどどうなった?と聞いてくれた。院に行きたいのは変わっていないけど、興味分野が広がっているせいで、特にやりたいこれ!といった研究テーマがない気がすることを伝えた。哲学や日本文学にも手を出し始めた話をしたら、ここぞとばかりに(笑)先輩がお世話になった哲学に詳しい教授や、哲学対話というアクティビティを紹介してくれた。それに「今考えてることとか興味があることとか、独り言感覚でたまにLINE送って!自分が知ってることとか紹介できることあったら返信する」て言ってくれて、私の中の「何それ面白そう最高!」の気持ちがほぼ爆発した。学問について気ままに垂れ流し感覚で共有するの、私にとって夢みたいに楽しい気がしている。そのために勉強もっとがんばろうとさえ思えてきた。


初めてZepp Hanedaのライブに行った。羽田空港がすぐそば。

「変化をつける」ことが、私が人生を楽しむためにとっても大事なことだと最近気づいた。定期的に模様替えしたり、新しいバイトをはじめたりと、環境を変えることがすごく大事。ずっとおんなじ環境でおんなじことを繰り返すと、いつか完全な「飽き」がきたとき、全くがんばれなくなる。刺激がなくてつまらないんだと思う。刺激を求める、のに疲れやすいという大矛盾を抱えている。ここ最近の生活が楽しいのは、心地いい変化がたくさんあるからだろうな。

いま一番の悩みの種は、卒業後の来年以降のこと。やりたいことがたくさんあってどれから手をつければうまくいくのか見当がつかなくてモヤモヤしている。そりゃ明日なにが起こるかも分からないのに来年のことが見通せるわけないんだけど、自分の好きな「生活」の中に「働く」をうまく落とし込むことができる道を探し中。生活=働く、にするのはいやだな。

タイミングと直感に胸を躍らせて生きてきた私なので、私ならきっと大丈夫だろうと信じつつ、最低限の社会的な努力もしつつ、今月も楽しみたい。