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平和を願って。

こんにちは。

終戦から、75年。

もう、戦争を知る人が本当に少なくなってきてしまいました。

その時代を生きていた人も口を閉ざし、また、語り部として活動をされていた方も、歳月と共に、記憶が薄れていってしまっているそうです・・・。

私は、何故か、小さな頃から異常な程に、第二次世界大戦のことに興味があり、第二次世界大戦及び、ヒロシマ、ナガサキの原爆の文献ばかりを読み漁っている子供でした。

その理由がわかるのが20歳の頃なのですが、それについてはまた書きます。

さて、今、皆様に、ぜひ、オススメしたい本が2冊ございます。

一般の読者の方が、忘れないようにと公募で寄稿したものなのですが。

当時の暮らしや、出来事、思い、戦前、戦中、そして戦後、どのようにして市民の皆様の中に戦争というものが近づいてきて、当たり前になっていったか、というのが、生の声として、よく伝わってくる本です。

戦争を体験された方から、今の時代、ここ10年近く前頃から、

「戦争に突入した時の雰囲気に似ていて怖い」

というお言葉を伺ってきました。正直、私も、こういった手記を読ませていただいて、同じように感じます。

ナチスドイツも、今となっては、何故あんなことに!と信じられないようなことのように語り継がれておりますが、ヒトラーは、民意で選ばれた人です。日本も、クーデターが突然起きた訳ではなく、もちろん、反対された方もいらっしゃいますが、当たり前のように、民意も手伝って、戦争へと突入しています。

ハンナ・アーレントの唱える「悪の凡庸さ」が正に人間の真意をついていると思います。


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Fuki Ikeda
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