見出し画像

家でできる趣味がほしい〜スペースカポカ編〜(相馬 光)

前回までのあらすじ
家でできる趣味が欲しくて、PSPやペン字練習やウクレレを始めてみるも、PSPの電池が膨張。翌日なぜか相馬の親指も膨張し、趣味ができなくなってしまった。世田谷アメ子氏考案の「イマジナリーねこ」を試したところ、楽しかったけど趣味には繋がらず。果たして相馬は趣味を見つけられるのか……?

前回の記事はこちら

初回の記事はこちら

私の趣味探しも3週目に入った。
初回からやっていたペン字がやや停滞し始めている。

画像1

停滞してるなぁと思いながら書いた「忙」。

前回やったイマジナリーねこもあれから一度しかやっていない。動物っぽさのある布がなかったのも原因だ。

画像2

ブランケットで作ったイマジナリーねこを揉む。

次なる趣味を探すために家の中を探し回った。
そしたらこれを見つけた。

画像3

野あそび夫婦アオからもらったスペースカポカだ。

スペースカポカはアフリカの民族楽器だ。
スプリングドラムとも呼ばれている。

日立のホームページで作っているページがあった。
「音が出るしくみ」の画像がなんかカッコ良かったので、ぜひご覧ください。

キッズたちには悪いがうちのカポカは皮張りなんだ。

画像4

上にあるバネの部分を引っ張ると革を張った缶に振動が伝わって、宇宙的な音が鳴る。

画像5

ちなみにこれが裏面。簡素だ。

バネを引っ張ると

画像6

「バィーン!ヒシャンヒシャン!!」

また、引っ張ると

画像7

「ピャーン!ピャンピャーン!!!」

いくらなんでも写真では伝わらない。
なので動画を撮ってみた。

音が全てなので是非とも大きめの音で聞いていただきたい。


「バィーン!ヒシャンヒシャン!!」と「ピャーン!ピャンピャーン!!!」、おわかりいただけただろうか。

バネを引っ張って1ヒシャーンしてから、缶を横に回すと「ゴオオオンゴオオン」と鳴る。

1ヒシャーン、1ゴオオオンしてから、バネをデコピンで弾くとレーザービームのような「ピャン!ピャン!」という音が出るのだ。

2番目の動画は1ヒシャーン、1ゴオオオン、18ピャンだった。
だからなんだ。

すぐ飽きるかもなぁ、と思いつつもなんだかんだ手から離せない。
気付いたら7ピャンくらいしてしまう。

これは楽しい。
だけど、どう趣味にしていけばいいんだろうか。

音階があれば演奏もできるのだろうが、「ヒシャーン」、「ゴオオオン」、「ピャン」だけじゃ『エーデルワイス』も弾けない。

もしスペースカポカの活かし方もしくは正しい演奏方法が分かる方がいらっしゃいましたら教えてください。
あと、他にもこんな趣味もいいんじゃない?というのがあれば教えてください。

画像8

それでは、また来週。
Ronono Mandry Mamy〜!(意味は知らない)


相馬 光(そうま ひかる)
文芸をやっている。脚本を書くことが多い。
脚本『新米姉妹のふたりごはん』
脚本協力『グッド・ドクター』、『ストロベリーナイト・サーガ』など
第29回フジテレビヤングシナリオ大賞佳作『サヨナラニッポン!』
第28回フジテレビヤングシナリオ大賞最終選考『余命60秒』
インターネットウミウシ名義で『書き出し小説大賞』と『文芸ヌー』にも書いている。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集