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御岳山~ロックガーデン~日の出山~つるつる温泉に行ってきたよレポ

最近、ヤマノススメというアニメにハマっている。
現在放送中の4期「ヤマノススメNext summit」では4話までは冒頭の新作パート+1~3期の総集編の構成になっており、そこから3期までの本編の方も追いかける形で全て視聴した。(書いていてOVA?はまだ見ていないことに気づく。今度見る)
皆さんご存知の通りヤマノススメは(特に4期は)背景美術に優れている為か、作中に登場した山や場所に行ってみたくなるものだ。
今回は比較的自宅からも行きやすい立地かつ
ケーブルカー乗り場付近にヤマノススメ4期のポスターが貼られているそうなので、
4期7話Aパートに登場した御岳山に行ってきた。
ちなみに私のスペック
・日頃から運動はしていないが、家の構造上毎日X0段以上の階段を往復は最低限している(というかしないと外出できない…😂)
・登山用品は雨具兼アウター、インナー、ボトムス、タイツ、靴(ローカットのトレラン用っぽいやつだけど)、ザック(今回の為に買った)
・登山初心者。この秋に尾瀬ヶ原で20km弱歩いたのでそのぐらいの体力はあると思う。が、下山に強い苦手意識がある

御岳山へのアクセス

公共交通機関の場合、JR青梅線御嶽駅から御岳山ケーブルカーの滝本駅(西東京バス)→滝本駅から御岳山駅(御岳山ケーブルカー)のルートが一般的。
行った日は休日だった為、JR御嶽駅へは土日のみ運行の新宿発「ホリデー快速おくたま」を利用できた。新宿からは乗り換えなしで行けて楽だったので東京方面の人にはお勧め。

御岳山ケーブルカーのヤマノススメのポスターについて

滝本駅のケーブルカー乗り場に3枚(キービジュアル全種類?)、御岳山駅の改札付近に1枚(滝本駅から向かった場合改札の右手側。あおひなと小春先輩のやつ)確認できた。
御岳山駅の方では降りながらだった為余裕がなく、撮影しそびれた。

滝本駅で改札抜けてケーブルカーに乗る前にさっと撮影

このポスターをTwitterで撮影した所怒られた、といった旨のツイートを以前見てヒヤヒヤしていたのだが、自分の時は理由は不明ながら特に何事もなく、安心した。
ただ、人が多かったり最後の方に乗る場合は急かされるなどして嫌な思いをすることもあるかもしれないとは思った。
この手のオタク系のコラボをしたいのなら、それなりに考えて配置すればいいのにとは思うが…。

御岳山~御嶽神社まで

ヤマノススメに登場した産安社へのルート(リフトを見て右手、出入り口をポールで開閉してから入るエリア)の階段がしょっぱなからキツかった。
アニメだとサラッと流されてたくだりなんですがこれは…。

手前の1段が高すぎィ!10代の雪村の体力にビビるアラサー達

ちなみに御岳山駅を降りてすぐの御嶽神社の鳥居をくぐり、直接御嶽神社に向かうルートは他の登山系YouTuberの動画で見た限りではかなり楽そうだった。
登山客自体は多いはずなのに産安社は自分達以外人がおらず、もしかしたらヤマノススメのオタクしか来ない場所なのでは?と疑ってしまった。
産安社へは時間帯によっては(確か9:30~とかそこら)リフトもあるようなので体力に自信がなければそっちを使ってもよいかも。

産安社

産安社には願い札も置いてあったが、ここなちゃんとほのかちゃんとは来ていない為普通に参拝した。あと願い札付近に蜂がいてあんまり長居したくなかったというのもある😂
産安社から御嶽神社までの道中は10分ほどだった。先述の鳥居をくぐるルートよりも1段高くなった道を5分ほど歩くと御岳山ビジターセンターのあたりで鳥居ルートと合流する。その後は舗装路とはいえ急勾配の坂を登っていく。この時点でバテてる人もチラホラいる😂

神代ケヤキ

キツい坂を登る途中に作中に登場した神代ケヤキが見えてくるので、ほのかちゃんのようにちょっとした感動こそあるが
悲しいかな、疲労感の方が勝ってしまった…。個人的には後述する「天狗の腰掛け杉」の方が良かったように思う。
坂を登りきった後は今度は階段を登り、ようやく御嶽神社が見えてくる。

ここでポーズを取りたくなりがち

御嶽神社は日本武尊が戦中に白狼に助けられ、その能力を買いここの周辺地域の守護を命じた的な由来がだそうで、「おいぬ様」を祀っているらしい。
その為か犬との登山も歓迎されており(入れない場所もあるので要確認)、御嶽神社周辺やロックガーデンてはペット同伴のグループも多く見られた。

御嶽神社~ロックガーデン

ヤマノススメ要素はありません
御嶽神社から行けるロックガーデン(岩石園)は沢、苔むした岩と2つの滝(七代の滝・綾広の滝)などが特徴のコース。
「鬼滅の刃」の伊之助の出身地らしい大岳山へも抜けられるエリアとなっているが、今回はロックガーデンを一周し、綾広の滝を見て御嶽神社に戻るルートにした。ヤマノススメで「あの山も登れるのかなぁ」「奥の院が…」などと言及されていたのも大岳山だろう。
ちなみに七代の滝を見るルートはビジターセンター曰くなかなかハードなようなのでスルーした。
ロックガーデンへ向かう途中には寄り道スポットとして「天狗岩」がある。ちょっとした鎖場を登る必要がある為最初は無理そうだと思ったがここなちゃんの言葉を思い出し(?)チャレンジすることに。
はじめの鎖場がイカついように見えたが、そこを登りきった後は丈夫な木の根を掴んで進めるので登るだけなら割とサクサク行けてしまった。やはりチャレンジしてみるものだということか?

天狗岩へ向かう鎖場の入口。子供達にとってはアスレチックのようなものらしく、ひょいひょい登っていく😵‍💫
登頂時に見える像(写真右上)は天狗らしい。

もちろん下りはビビりながらなんとか降りた😂

木の根を伝って天狗岩を降りていく。モザイクもいらないレベルの逆光
下から見た天狗岩。天狗が座った場所…とかではなく倒れた状態の天狗の横顔に見えるからだそう

御嶽神社から歩き出し、天狗岩の探索も含めて40分ほどで沢に出られ、いよいよロックガーデンに到着。
苔むした岩と川のコントラストはまさに岩石園といった景色。途中、濡れている岩もあったが特に歩きにくいこともなく終始風景を楽しめた。

このような景色が続く。見た目より歩きやすい道

そこから約20分、御嶽神社からは1時間強で綾広の滝に到着。

ASMR動画とか撮れそうだと思い録画したが、話し声が入ってしまいお蔵入り

綾広の滝から御嶽神社までは30分程で戻ることができる。この道中に天狗の腰掛け杉と呼ばれる杉があり、名前の通りの形にちょっと感動した。

鬼太郎とかに出てきそう


このままお昼にしてもよかったがその前に御嶽神社そばの長尾平展望台に寄り道。

ここでのランチも良さそう

昼食

景色を堪能した後はいよいよお昼。
御嶽神社付近はヤマノススメ作中にもあったように何軒かお土産屋と食堂があるので、昼食は持ってこなくても問題なし。
あおいが食べていた名物のとろろそばを注文。冷えた身体に染み渡る優しいお味。この後、箸休めの梅ごぼうをサービスしてもらい、午後の縦走に向けてテンションが上がる。

950円。身体も温まって美味しかった。でも実はほんへで入っていた店の隣のお店に入ってしまってた😂

御嶽神社~日の出山(縦走)

お昼を食べたらいよいよ日の出山に向かう。最初は舗装路を降りていけばよく、ひょっとして楽勝なのか?と思っていたが甘かった。

途中にある忍者じゃじゃ丸くん(?)のポップコーンマシン。目が動くらしい。買いはしなかった🥷🍿

日の出山の山頂までの縦走ルートは、杉の木の間を抜けるような歩きやすい道が多い。
ただ、やはりアップダウンが続くので下っている時は今はいいけどこの後登るんだよなぁ…という気持ちにどうしてもなってしまっていた😂

こんな道多め。ヤマノススメの背景美術のレベルの高さにたまげる

山頂の手前まで来ると急坂が増え、かなり高めの階段を連続で登る必要がありキツかった。朝の産安社への道中を思い出させるかのような…。
ここを簡単に登って山頂で呑気にホットチョコレートやらオレンジピールやらを楽しむ雪村達の体力おかしいよ…😨
休憩を挟みつつ50分ほどで日の出山登頂。

やったぜ。

山頂は人が多く、あまり休憩できず。
それでも先程までいた御嶽神社があんな遠くに…と感慨深くなったり。写真はないけど。

日の出山~つるつる温泉

日の出山から作中登場した(とは言ってもほのかちゃんのお兄ちゃんが行っていた程度の触れられ方だったけど)つるつる温泉に向かう。
こちらの下山ルートは開けた場所もベンチも少なく(ベンチはなかったかも)、下山が苦手な私としてはつまらない道が続いた。落ち葉のせいで足元がよく見えないこともあり、下りは少々心もとない。
今回は転倒こそなかったものの泥で何度か滑りかけたりはしたのでもはやモチベーションは温泉のみとなっていた。

こういう景色は貴重

それでも約1時間かけて降りていくとようやく舗装路に出ることができた。

舗装路にいた謎のゲコさん🐸

舗装路をしばらく歩くとまた少し坂を登り、ここでようやくつるつる温泉に到着。
混雑時は入場制限もある為下山のタイミングによってはすぐ入れない場合もありそう。
男湯女湯共にサウナがあるが、3人までの人数制限があり入れなかった。また露天風呂も人気で、タイミングによっては(以下略)
泉質はアルカリ性の為、まさしく肌がつるつるになり、リラックスできた。
売店で売っているカップアイス(バニラ、ブルーベリー、ヤギ乳味がある)がとても美味しかった。
つるつる温泉からJR武蔵五日市駅行きのバスはダイヤによっては青春号という専用車両なのでもし興味があればそれに合わせても良いかもしれない。

日の出山頂で見たバス時刻表
青春号。車内はるーぷる仙台に似ていた(ローカル要素)

結論

雪村達の体力ヤバすぎ!

以上

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