ジャージーボーイズ白東京公演のチケットが取れない!そうだ秋田へ行こう!
ほんとうにタイトルそのまんまのお話です。
シアタークリエ公演のチケット、一般販売日に青チームは取れたんですけど、青チームを取ってる間に白チームが売り切れちゃったんですよね。
チケット激戦が予想される公演は、一般発売の売り出しには一応参加します。
空売り多いけどね!
私はチケットの手数料を払いたくない人。
800円あったら文庫の小説買えちゃうじゃないですか。
おたくの欲につけ込む人たちに よりも、
自分に 還元できるようなお金の使い方をしたいじゃないですか。
なんで中継ぎ業者にそんなに年貢を納めないといけないの!?
さてさて、そんなこんなで、
白チームの東京公演観れないよ。
でも観劇おたくとしては、1回くらいはチケット押さえておきたいよ。
じゃあ地方行っちゃうか!フットワークが羽根のように軽やかだもの!
秋田 岩手 愛知 大阪 福岡
さあどうする!?
愛知大阪福岡は、わりとどんな公演でも遠征できるから、今回はパスかなぁ。
(カメラ買い換え・新型iPad購入資金確保してみたらとてつもなく金欠だった2018年)
消去法で秋田 岩手
岩手はド平日…うーん…
そうだ!秋田へ行こう!
とてつもなく軽い気持ちで、とりあえず秋田公演売れ残りのチケットをゲットした深読みみ。
そのあと飛行機やら宿やらを適当に手配。
10/8の大館公演に合わせて、
(羽田→大館能代)10/7朝の飛行機
(大館能代→羽田)10/8夕方の飛行機
10/7の宿
を、じゃらんのパックで押さえました。
宿は宿屋のご飯が食べたい人。素泊まりプランじゃなくて、おいしそうなご飯の宿を選んだ。
ここでアホみたいなミスをしていることに気づいていない深読みみ…
まぁでも、アホみたいなミスしないと見られなかった景色もあったので、結果オーライかなぁと思います…
そして、遠征直前
東北地方に台風来るってよ…
まじかー…
でも飛ばなかったら最悪だしなーと思いながら、飛行機を10/6に振り替え。
10/6の宿は…現地調達でいっか...(ご飯がかぶるから連泊嫌い)
と敢えて取らずに出発!!!
1日目(10/6)
空港で適当に時間をつぶす。
エポスカードで入れるラウンジでまったりしてから出発。
トマトジュースとかコーヒーとか、おかわりしながらまったり。
乗り物酔いが激しい深読みみ。飛行機酔いしたことなかったので、調子に乗ってお弁当をさぼてんの揚げ物がたくさん入ってるやつにした。
結果飛行機酔いした。
(飛行機酔いのせいで、1日目はここから先何も食べられなかった)
秋田能代空港に到着。バスに揺られてとりあえず大館駅へ。
(飛行機酔いとバス酔いでめちゃくちゃしんどかった!)
車窓の景色は、ビジホ、ビジホ、でっかいショッピングセンターを挟んでビジホ…
うーん…ここまで来てビジホ…?なんか違くない…?
青森方面行きの比較的にすぐ乗れる電車があったので、とりあえずそっち方面を目指すことに。
そもそも東北地方の地理に疎い深読みみ。
iPhoneの地図を適当な縮尺で見てみた。
青森駅まで行くにはちょっと遠い。
間をとって弘前駅にしとくか!
ということで電車に揺られて弘前駅へ。りんごのでかい像がお出迎え。
弘前がどんな町だったかというと、りんごの町でした🍎
町中りんごまみれでかわいかった🍎
そして津軽弁が!!!可愛い!!!
駅前のコンビニで働いていたおにーさんの津軽弁に、妙に癒された遠征1日目でした。
そして駅の近くに温泉がある宿をネットで発見。そこにあたってみることに。
受付にいらっしゃった仲居さんとお話してみる。
みみ「今日素泊まりできますかー?」
仲居さん「大丈夫ですよー!」
みたいな。とてつもなくざっくりとしたやりとりで宿決め。
30分間使える貸し切り温泉めちゃくちゃ気持ちよかったー!
2日目(10/7)
弘前周辺を散策してみることに。
移動は、バスの時刻表が読めなかった&本数がめちゃくちゃ少なかったのでほぼタクシーor徒歩でした。
いろんな系統がありすぎて、よくわかんなかった!
そしてここでもタクシーの運転手さんの津軽弁に萌える。
青森…めちゃくちゃいいところだな…
色々見て回りました。が、広角のレンズを持っていかなかったので、建物の写真がまったく取れなかった!
台風一過。すごく晴れてて夏かと思った。
武家屋敷を見て回る前に虹!
そして、いい感じの時間になったので、大館方面へ。
チェックインまで微妙に時間があったので、近くの公園で写真の整理をしながら、ぼーっとしていたら、ふと思った。
明日の終演時間何時だ…?火曜日仕事だぜ!?
14時開演。上演時間3時間。17時まで。
上演時間2時間半くらいだと思ってた。
ジャジボって幕が開いたら一瞬で終わっちゃう感じの舞台だし。
途中でおいとましないと…
飛行機が飛ぶのは18:05
会場から空港までタクシーで30分。とりあえず秋田のタクシー会社さんに電話して16:50くらいに会場に着けてもらえるように予約手配。
どこで席を立つか…と考えた時に、
とりあえずビッグナンバー聞いてから帰りたい
→ Can’t take my eyes of you まで聴いて帰るかぁ〜と、しぶしぶ決断。
どの公演でも必ずショーストップ状態になるから、その状態なら比較的に邪魔にならずに出られるし。
そのあとあらかじめ取っていた大館の宿へ。
きりたんぽ...地鶏...ごはんがおいしかったー。(携帯で撮影)
3日目(10/8)
朝ごはんのバイキングにもきりたんぽ。やっぱりおいしいきりたんぽ。
とりあえずキャリーバッグが邪魔なので、ホテルのフロントに頼んで、お土産と一緒に宅送してもらうことに。
薔薇園行ったり、ラーメン食べたりして会場付近をふらふら。
会場から徒歩10分くらいの距離にある薔薇園の方に「どこから来たの?」と聞かれたので、
「東京からなんです。文化会館でやるジャージーボーイズ見に来たんですよー!」
とお話ししたら、
「へえ。そんなのあるの知らなかった。」
「秋田の人たちは、きりたんぽ祭りに夢中だよー。」
そして13:30くらいに会場到着。
車で会場までいらっしゃるお客さんが多くて、駐車場が大変なことに。
入場の時に、ダンスオブヴァンパイアでも配られている、光るブレスを貰う。(英語メドレー用とのこと)
もしかして、これってリークだったんだろうか…
たっぷり流れる血がほしい♪モラルもルールもまっぴら♪
が、ずーっと頭の中でぐーるぐる。
14:00開演前に、私の周辺に座っている方々に、2幕の途中で帰らなければいけないことをお話して、先に謝罪。周辺の方々、お騒がせして本当に申し訳ありませんでした…。
いざ観劇。
CFMめちゃくちゃボリューム大きくなかったですか?
なんだなんだ?
秋田弁の小ネタのところが、どこの会場よりも盛り上がっていて、とてつもなくほっこりした秋田公演。
シアタークリエと同じくらい音響が良くてびっくりした秋田公演。
そしてCan’t take my eyes of you!秋田まで来て良かったー!後ろ髪引かれつつ会場を後に。
会場を出てみると、自家用車のなかに、奥さんとか、お母さん方の観劇が終わるのを待っているであろう30-40歳くらいの男性たちがちらほら。
空席はそこそこあったのに。
男性にこそ見てほしい、ミュージカル ジャージーボーイズ。
「観劇は高尚ではない」というメッセージが込められまくったミュージカル ジャージーボーイズ。
チケット代が適正でなかったのでは…?
秋田公演8500円。シアタークリエ11500円。
うーん。
そして時間通りにタクシーが到着。
乗り込む。
そしてタクシーの運転手さんとお話。40-50歳くらいの男性でした。
運「ミュージカル見てこられたんですか?」
み「そうなんですよー。東京でチケットが取れなくて、秋田まで来ちゃいました。」
運「ジャージーボーイズでしたっけ?どんなお話なんですか?」
み「フランキーヴァリとフォーシーズンズの自伝的なお話なんですよー。映画にもなってるんです。君の瞳に恋してるとかご存知ですか?」
運「あっ、フォーシーズンズ知ってます。聞いたりします。ジャージーボーイズ ってフォーシーズンズだったんですね!」
おや...?と思いながら開演前に撮った会場前に貼ってあったポスターの写真を見てみる。携帯で撮影
(4人の顔が載ってるチラシの拡大版が貼ってあった)
ジャージーボーイズ=フォーシーズンズの物語であるとパッと見た感じわからない。
東京と違って、二つ折りのチラシもほとんど出回ってないだろうし。
そういえば私も、初演は100%なんとなく、キャストに釣られて赤白のチケットを取って見に行ったのでした。そして、まさにセンセーショナル!と思いながら劇場をあとにしたのでした。
そのあと、運転手さんは、本当は秋田市の方でやる計画だったことなどもお話しして下さいました。秋田市のホールは工事中だったから、大館市の方でやることになったんだとか。なるほどー。
そんな細かいことまでご存知な運転手さんが、演目の内容をご存知でなかったって、やっぱ東宝さんPRミスでは…。
そして、お話ししている間に空港に到着。
私は、まさに運転手さんのような人に見てもらって楽しんでもらいたかったなぁ。お仕事だから仕方がないけれども。
そして、One afternoon only(?)にするにはもったいない箱だなぁとも。
そして、フランキーのとあるセリフがとてもしんどかった。現地の人はどう受け取っただろうか。いっそあそこのセリフ削っちゃっても良かったんじゃないか。もやもや。なんとなくめちゃくちゃ肩身が狭かった。
そして東京へ帰還。
とりあえず、秋田のご飯おいしかった!空気もおいしかった!
何が言いたいのか、わっかんないエントリーになってしまった。
たまには、国内旅行ついでに、はちゃめちゃな観劇してみるのも悪くないんじゃない!?
東京で見られなかったら、地方で見ればいいじゃない!
北海道レミ行きたーい!おいしいものたべたーい!と思いながら、ゆるゆると観劇予定をたてている 深読みみ なのでした。