はじめましての人とペア読書してみた!
友人であるそやっち(@1000tea) が提唱している「ペア読書」をしてきて、すっごーーい感動したのでまとめてみました!
誰かの参考になったら&ペア読書をやるきっかけになったら嬉しいです。
そもそもペア読書って?
まぁその名の通りではあるのですが、ペアで読書します。
ただ、面白いのは
1.ペア=2人きりであること
2.30分で読むこと
3.その後感想をシェアし合うこと
4.明日からできることにまで落とし込んでみること
っていう制約。
具体的な理由は端折りますが、やってみればこれの重要性がわかります。笑
読書前提で人と2人で会うという初体験
今回はTwitterで何の気なく「ペア読書してみたいって人いませんかー?」って呟いたら1人返事をくれた女の子がいて、急遽日程を合わせて朝10時からカフェで会うという流れに。
考えてみれば社会人にもなって朝から初めて会う人と本を読んで意見を交換するってマジであり得ない状況。笑
ペアであるミソはここで、日程合わせやすいのと、意見交換タイムには絶対にコミュニケーションしなくちゃいけないという状況になるから初対面だろうがなんだろうが本から考えたことを話し合わなくちゃいけない。。
中途半端に読んでると全然深い会話にならないっていう、なのに30分しか読む時間ないっていう。
やってみて驚いたこと
今回『スタンフォードの自分を変える教室』っていう本を読んだんですが、内容は割愛するとして、
この本がびっくり、文庫サイズで300ページ強。
10分で100ページ、1分で10ページ、6秒で1ページ。
僕はいわゆる速読の技術を持ち合わせてないのでかなりやばい量。
ただ、驚きの結果を先に言うと「これだからちょうどいい」です。
よほどの人間じゃない限り、この文量は読み飛ばしつつ掻い摘まないと意見が言える程の内容を理解することはできません。
そして特にビジネス書において忘れちゃいけない本質は「アクションに移してこそ読んだ意義がある」ということです。
この手のちょい厚めの本は、一言一句読みこんで、読んだ気になる→本を読み切ったことに達成感感じちゃう→明日になって感想教えて!と言われたら何も言えない。
っていうのがオチ。
なので、例え微量でもいいから行動に変えられることの方が舐め回すように読むことよりはるかに重要。
30分で読み、すぐさま意見を言い合うということは、行動に移せる量まで自然と絞られる&声にして伝えることで記憶の定着率が高いということになるのです。
相手のバックグラウンド、今、将来が見える
これはまた別視点ですが、マッチング的な観点(ビジネスでも恋愛でも趣味友でも)でもペア読書はすごいです。
そもそもお互いがそれなりに読書好きということはわかって、かつ本を選んで同意した後に読むのでどんなことに興味があるのかもすでにわかります。
そして、意見交換をすると、
「今の自分はまさにこの一文みたいになってて…」とか、
「昔、よくここに書いてあるような人間関係に見舞われちゃって…」とか、
「これからこうしよう!って思ってたけどこれ読んだらもうちょっと未来から逆算してこうした方がいいのかもって思って……」
と、その人の人となりが本当に見えてくるし、そこにはおそらく嘘偽りを入れる必要なんてないんで、素のその人がわかります。
そしてその人が見えてくるともしかしたら今後何かしらの関係に繋がるかもしれないし、上っ面な関係でもなくなるのでとても良好な人間関係が出来上がっていくと思います!
ちなみに、今回僕らはお互いライター経験あって、美容メディアに携わったことがあって……などの共通点がみつかりました。
今後もその辺りの界隈の動向を話したりしていけるんだろうなーって思いました。
次こんなテーマの本を読んだらどんな意見返ってくるんだろう?って思えるのもまたすごいです。
思ったより長くなっちまった。
というわけで初ペア読書の感想でした!
普段読書しなくちゃなーと思いつつ習慣にできねー!って人や、
読書しても結局行動に移せてねー…って人や
文学女子と出会いてー!って人に、
オススメします。
読書できない人こそやるべきです。僕もこれからドンドンやっていこうと思ってます!
やってみたいけどちょっと不安〜って人や、さすがに全くわからない人とはちょっとー……って人は僕に声かけてください^ ^
快く読書させていただきます!
それでわ!
@WIRED TOKYO