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楽に健康習慣を続けるために「快」の感情を育てよう
世の中には、健康のためになる情報があふれています。
そして、それらを実践してみる方も多いと思います。
しかし、実際にそれらの習慣が続く方は少ないです。
私が思うに、
「健康のために、こういうことをやらなければならない」
「健康のために、こういうことをやってはならない」
といった義務感では、なかなか行動が続きにくいです。
体の不調を予防・改善したり、再発しないようにするためには、セルフケアや日ごろの運動が必須です。
しかし、最初は「頑張ろう!」と思っていても、次第に
「忙しいから今日はやめておこう」
「今日は元気がないからお休みにしよう」
と考えるようになり、気づくとやる気も習慣も消えている。
そういう経験をお持ちの方が多いのではないでしょうか。
逆に、健康な習慣が続いている方は、そういう習慣を「頑張ってやっている」というつもりはない方が多いと思います。
つまり、健康的な習慣が「結果的に続いてしまう」状態になれば、義務感をもってしんどい思いをせずに、楽に続かせることができるということです。
これは健康習慣に限らず、あらゆる習慣に共通していえることだと思います。
健康習慣を続けるには「快」の感情が大事
結論をいってしまえば、健康習慣を続けるには「快」を感じることが大事です。
私の記事ではよく書いていることですが、人間の感情の根っこには「快・不快」の感情があります。
これは、人間が赤ちゃんとして生まれて、成人になるまでの感情の発達を考えると明らかです。
人間は最初から「喜怒哀楽」といった感情をもって生まれるのではなく、最初に「快・不快」を感じるようになり、それからその他の感情が発達していくということです。
大人になると、さまざまな「ねばならない」から、自分の「快・不快」は犠牲にされがちです。
たとえば、嫌いな勉強でも仕事でも、やらなければならないことが大人の社会では普通です。
不快でも、赤ちゃんのように駄々をこねることはできません。
そのため、自分の感情の根っこに「快・不快」があることは、大人では感じにくくなっている方が多いです(特に男性は抑圧しがち)。
「快・不快」を感じることから始めよう
そのため、まずはさまざまな行動の「快・不快」を感じることからはじめてみましょう。
そして、
・運動したあとの爽快感
・バランスのいい食事を取り入れた後の体の調子のよさ
・しっかり眠れた後の体の軽さ
などの「快(心地よさ)」をしっかり認識し「これが『快』の感じか!」と感じてください。
逆に、
・運動不足が続いているとき
・食べ過ぎ、飲みすぎのとき
・睡眠不足のとき
などのときの体の「不快感」もしっかり感じてください。
さらにいえば、
・ジャンクフードを食べた後の瞬間的な快楽と、バランスのいい食事をしたあとの体の感じの違い
・飲み会で飲みすぎたが楽しかった!というときの快楽と、自分で抑制してほどほどに飲んでストップした時の体の感じ
など「快」の中にある違いも感じてみましょう。
どちらの「快」が体にとって本当にいいものか、体でわかるようになれば、自然に悪い行動は抑制し、いい行動を選択できるようになります。
このように体が感じている「快・不快」をおろそかにすることが、自分の心身の健康を二の次にする行動に直結します。
健康習慣について、具体的な情報は世の中にありふれています。
しかし、それでも体の不調で悩む方が尽きません。
それは、体が感じる「快・不快」という根本的な感情を抜きに、義務感だけで行動しても続かないからだと思います。
「頭が一方的に指令して、体を無理に従わせる」というやり方は、どのような習慣でも続きにくいと思います。
習慣が続く方と続かない方の違いは「快・不快」の感じ方の違いにある、というのが私の考えです。
頭の命令だけでなく、それに対する体の反応(快・不快)を大事にすること。
そうすることで、頭と体が協調して、楽に習慣が続くようになります。
まとめ
「快・不快」が感情の根っこにある
「快・不快」を感じにくくなっている大人が多い
「快・不快」を感じることで、体にとっていい行動を自然に選択できるようになる
この「感じ方」を変えることは、人生の根っこを変えることになります。
その結果、思考や行動が変わり、人生も大きくいい方向に向かうのではないでしょうか。
地味なことですが、ぜひ試していただきたいです。
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