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定期船ドックのお話

大分県最南端の小さな離島「深島」

深島へは蒲江から、佐伯市営の「えばあぐりいん」というちいさな定期船が1日3.5便出ています。0.5は朝の学校便。蒲江からは乗れません。


その定期船えばあぐりいん、天候不良とは別に、1年に2回4日ほど運休する期間があります。

「ドック」と呼ばれる船の点検や船底のぬりなおしなどです。
人間ドックのドックと一緒ですね。

だいたい、6月の最初の方と12月の真ん中らへん。
これまではドック期間中は完全に運休で、荷物の受け取りも島から出ることもできませんでした。

でも2023年6月のドックから、うちの長女が学校に通うために代替船がでることに。

そのついでに、島の人や島へ宿泊予約を入れている人は行き来できるようになりました。
島の人は基本的にスクール便に便乗します。(基本的には朝と夕方のスクール便のみ。他に島の施設利用目的で予約をした方、仕事で用事のある方を運びます。)
宅急便なども受け取り、発送できるようになって便利!!


代替船をしてくれている三幸丸、普段は瀬渡し船です。
海上タクシーも可能です。
(往復30000円ほど/12人までです)

なにかと頼み事をしたり、コーヒー飲みながら話したり、島のことも一緒に考えてくれる山野内船長です。(ちょっとしゃべりすぎなところはありますが)
わたしたちは「たかにぃ」と呼んでいます。

うちのこどもたちは3人とも生まれた時から知っていて、新生児の頃からランチ営業中に子守りをしてもらったり、ねかしつけてもらったり、遊んでもらったり。
お互いのことをよく知っているからこそ、定期船が出ない時でも、ちょっとした頼み事でも、安心してお願いできます。

いつもは1人でコミュニティバスに乗って行く長女も、ドック期間中はみんなと一緒にスクールバスで登校できるのでうれしそう。

不便に思える島暮らしでも、こうして支えてくれる人がいて、状況に応じて臨機応変に対応することで、暮らしやすくなります。

困った時に立ち止まらず、じゃあどうする??を常に考える島の人たち。じゃあこうする??を助けてくれる島の外の人たち。
島の人同士の関わり合いと、島の人と島の外の人の関わり合いのなかで暮らすということがいまも残っていて、とても居心地がよく心強いのです。


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でぃーぷまりん
▶︎深島みそ▶︎innえびすねこ▶︎cafeむぎ島に伝わる麦みそをつくりながら、1日1組限定の宿泊のお部屋innえびすねこと、島唯一のcafeむぎを営んでいます。深島のことなら、なんでもお任せください。

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でぃーぷまりん
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