JAWS PLAYERS#03でDuolingo走った感想と走るまでにやったこと。
こんにちはしんかいです。
ここ数か月の全てを捧げていたイベントが遂に終わってしまったので、イベントの流れとそれまでの努力を消化させるやつをやります。単純に自己満なので文章がめちゃめちゃなる(と思う)のであんまり肩ひじ張らずにじっくりみてください。
JAWS PLAYERS#03とは
RTA、スーパープレイ、縛りプレイ….…などなど、お上手なプレイを見せるイベントで、前回五月鮫では釣りを披露するなどした。
Duolingoを走るという試みとその準備
正直、普段からDuolingo(以降Duo)をやっていたが、普通に学習目的でやっていた。正直38言語もやるような人ではないということをここで強く言っておく。最初に始めたのはフランス語で、正直キッカケも覚えていないくらい些細なことだった。今年の抱負は言語学習だな~くらいの気持ちで正月くらいに始めたのですぐにでも辞められる感じだった。
ESAsummerでの邂逅
自分がJapaneseRestreamの常連ボランティアなので出会うには十分すぎたが、このRTAは衝撃的すぎた。ランダムに10言語をプレイし、どんどんクリアしていく。この時の自分ではDuoのことしか解説できないくらいの人間だったので非常にくやしい。今だったら恐らく日本で1番このカテゴリーに詳しい自信がある。まあそんな感じでこの時に“Duoを走る”という気持ちが強くなった。
採用期間との戦い
衝撃的な出会いをした後にJAWSのスケジュールが発表された。前回の五月鮫でいろいろお世話になったので絶対ボランティアは参加する気だったので、せっかくなら走者としても応募するか~~~くらいの冗談半分な気持ちでお便りを送る準備をしていた。ESAのDuoが7月24日でJAWSの応募〆切が8月の26日なので1ヶ月くらいしかない。正直送れれば頑張った方だと思った。
言語を全て周回したのが8月22日だった。〆切が週末なのでだいぶヤバい速度だった。39言語と言っているのはこの時点ではコーサ語がテスト版として表示されていたから。やろうとしてもできなかったので38言語で間違いない。このツイートにmugiさんから「ここからがスタートや」ってリプ貰ってるけどマジでそうだと思った。
録画終わりが26日….…スーパーギリギリでなんとか応募した。10言語で3時間とかとんでもない時間かかってたので5言語バージョンも送った。今思うとこれが採用されたのでマジで2バージョン送ってよかった。
Restreamのみんなに応募報告とまあ受からんやろ~~くらいの冗談をすごい言ってた記憶がある。なのでこの時は一区切りしたのでぼちぼち頑張ろうくらいの気持ちだった。
Duo採用されたってよ。
採用されちゃった。採用されたので覚悟を決めるしかないと思い、Duo漬けを開始した。このRTAの準備、1言語1日やるだけで38日かかるので、マジでやらんと間に合わんということ。マジでヤバい。最初はあんまりそんな気なかったけど、後2か月くらいで身に付けられるもんなのか自分にもわからんかった。
この時くらいからDuoをあまりにも義務的にやっているので、「またしんかいさんが義務lingoやってる」という流れがあったり、RTAプレイヤーの中でひそかにはやり始める元凶を作ってしまったりした。
準備
準備といってもそんなに大それたことをしていない。とりあえず言語を進めながら日本語をしゃべれる気がしなかったので同じリストリーム勢で、ESAの解説の後ろにいた司会をやっていたという流れでみかしぎさんに、同じDuo仲間としてリヒトさんに解説を頼んだ。解説というよりは言語とか国とかの話をダラダラしてもらたい……。リストリームの緩い感じをそのままやってくれって感じでお願いした。
準備としてやるべきことは
38言語をできるだけ勉強する。
解説を作る。
くじの引き方を考える。
すっげーシンプルだけど、これでもすんごい準備をした。くじ引きは本家だとカードを引いて言語を選んでいた。….…それでもいいけどやっぱ日本らしさ欲しいよな~~ということでガチャを引くことにした。
見栄えも良くて引く方も楽しいかなと思ってこのために買った。普通に買えたんだけど今もう売ってないらしくてガチャ人気ヤバ……ってなった。
ガチャもせっかくなら色んな国のコインを使おうと思った。100円玉と同じくらいのサイズのコインを見つけるのが大変で、小さくて入ったら出てこないコインとか、分厚くてそもそも入らないやつとかいろいろあった。20種類くらい集めたときに全部集めるのをあきらめた。時間が無さ過ぎたので若干後悔した。
次に解説を作りながら勉強することにした。リヒトさんもみかしぎさんも38言語やってるわけないので簡単に解説を入れようと思い、解説を作った。ただ38言語あるので簡単に作っても膨大な量になって後で泣くことになった………。
学習方法
たぶん受験生とかの方が効率のよい学習をしていると思うが、ぼちぼち大人なのでモチベを下げないように勉強することにした。
メモ用と勉強した言語をインデックスで分かりやすくした。本番で見やすかったらなんでもよかった。ペンは万年筆が一番きれいに書けるので万年筆オンリーで書いた。修正テープでめちゃめちゃ修正してたりするのが勉強してる感がすごくなったが1言語に対してかけられる時間が限られていたので付け焼き刃でしかない。
ただ、勉強していくなかで自分の得意な言語と苦手な言語がハッキリした。最初に録画した時に絶対無理やろって思ったアラビア語がなぜか得意になったり、ヒンディー語もなんとなく読めるようになった。ロシア語は筆記体が書ける。正直20言語くらいは苦戦しないようになった。が、後半の言語がどうしても苦手だった。
毎日仕事をこなして帰ったら勉強をする。これを2ヶ月ガチでやった。10月の後半からは仕事に行く前に勉強して、仕事して、休憩時間に勉強して、帰ったら勉強して、ちょっと寝て、また仕事前に勉強して………仕事とDuoを往復する日々だった。
そうして解説のドキュメントを書き終わったのは出発する3時間前くらい。そんだけ時間がかかった。
大阪に向かう。ボランティアをする。
結局9割くらい完成させ、ギリギリで大阪に向かうことになった。走者としての出番は5日(4日目)だったがボランティアが初日からあるので気合……はあんまり入れてないな。なんとなくできるだろうというふわっとした気持ちで行くことにした。
1日目(11月2日)
朝5時くらいにバスに揺られ……すんごい眠い感じでやってきた大阪。個人的に1人で来たのは3回目くらいだったのであんまり迷ってない。どちらかというと心斎橋とか難波とかの方向にしか行ったことなかったので扇町は新鮮だった。梅田から歩いて行けるのすごいね。
無事に到着し、いつものリストリームの人たちに挨拶した。正直初日の記憶があんまりない。なんで寝ずに行っちゃったの………?
とりあえずあらしさんがアナログゲームコーナーをやっていたので、たむろしながら昼くらいまでを過ごした。荒市さんとも初エンカだったので普通にテンション上がった。アナログゲームは眠すぎて頭入んなかったけど普通に楽しかった。あらしさん、説明と進行がうまくてすげぇやって思った。
昼過ぎからボランティアのシフトだったのでリストリームでおなじみだったロビンさんのドラクエⅢを眺めながら配信管理をした。Cube02に入るとロビーとは雰囲気が違うのでめちゃめちゃ緊張した。自分がここで走らねばならんのだという気持ちと、楽しそうという気持ちで。
ボランティアの内容は配信のセットアップと音量調節をペアで行う。基本はタイトル毎に担当が切り替わって行うがセットアップが大変だったり、なんかイレギュラーなことが起きたらみんな助けてくれる。初日の相方だったZIEQさんは去年の東京で顔なじみだったのでスムーズに話ができた。めっちゃ話したことあるから安定感がとてもあった。
A Dance of Fire and Iceも担当タイトルだったが、会場に響く心地の良いキーボード音と気持ちの良い音楽で3回くらい寝落ちしかけた。というか、2回くらい夢の中に行ってた。ごめんて。こいつ寝てないんすよ。バカだから。
シフトが終わってスーパー空腹なのを思い出したので周りのメンバーとご飯を食べた。画像は「豚小屋」……あの罵倒じゃないです。店の名前です。JAWS PLAYERSには「めしどこ」というごはん屋さんのフィールドマップがあり、そこでおすすめされていたので行った。すんごいうまい顔しながら食べたのですごい美味しそうだったらしい。
こんな感じで1日目は疲労いっぱいでホテルに戻って秒で寝た。マジで寝ずはヤバい。ホテルは南森町に予約した。歩いて行けるのがマジでよかった。3か月前の自分を褒めてあげたい。ロクに地図を見ずに予約したのにね。
2日目(11月3日)
2日目。普通に朝早く起きてDuoをするのが日課になっていたので、8時に目が覚め、朝ごはん食べてからゆっくりやるか~~となり近くのカフェに行った。ぼちぼち一人で入るのが難しい(個人的)カフェに入ってモーニングした。あまりにも普段から朝ごはんを入れないのでこれくらいがちょうどよかった。
観光もちょっとしたかったので梅田に歩き、適当にお土産をちょっと買った。正直最終日に全部買えばいいやって思ったんですけど、最終日は結局ゴタゴタして全部買えないという流れが毎回起こるので早めに買うことにした。JAWS開催中は夏…....…?と思うくらい暑かったので過ごしやすくはあった。せっかくカーディガン持ってきたのに暑かったよ。
ぶらぶら午前中を過ごし、ちょっと勉強して昼過ぎくらいに会場に向かえばいいやって感じでいったんホテルに戻った。シフトもあるのでね。
ちょうど昼過ぎ適当に商店街を歩きつつ、ひとおおいな~と思いながら会場に向かう途中にリヒトさん一行が昼ご飯を食べに来てたので合流しランプ亭というごはん屋さんで小学生みたいなご飯を食べた。
合流できたのがとんでもなく偶然だったのでびっくりした。荒市さんの感想のとこの「あるやん!」はここで生まれた……らしい?正直その話題知らんところで盛り上がってたのでイマイチ乗れてないがそういうことです。
3日目のボランティアは19:30からだったのに完全に勘違いしてて18時からやる気出してたらギリで気づいた。アストロ球団からのアレなゾーンは普通に面白くて見入ってしまった。ESAっぽくてよかった。最後の閉店事件最後に本当に会場の閉め作業をしてとっとと出た。割とギリだったのでそのままホテルに帰り、普通に勉強して寝た。
3日目(11月4日)
今日はシフトもなんも入れてなかったので自由時間。まあ勉強するんだけどね。8時に起きて10時まで勉強を行った。なんかマジで偉いというか受験生ムーブでしかない自分が面白くなってきた。やっと準備が終わったのがこの3日目だったりしたのでちょっと余裕があった。会場になれたのもある。
近くにあったミスドに入って朝ごはんを食した。朝なので1人で仕事をこなしてるおばちゃんがドーナツを取ってくれる。セルフじゃないミスドなんて数十年ぶりだったので少しうれしかった。テキパキと仕事をこなしてるおばちゃんが朝ごはんを食べにきた外国人に対して親切に接客してるのをみてなんか嬉しかった。
ホテルに帰って勉強をした。ホテルのフロントに行くともう何も言わずともルームキーを貰えるようになった。どうして。しっかり昼くらいまで勉強して梅田に行った。
大阪来る前から気になってたスープストックに行った。岡山にないので。スープとスープのセットとかいうよくわからんセットを頼んだ。男一人にはハードルが高いので頑張ったと思う。
この日にDuoのすべての準備が終わった。マジでギリギリまでかかった。なんで大阪にきてまでホテルで勉強してるのかわかんなかったが無事におわったので良かった。
終わったのでリングフィットの終わりぐらいに会場に行った。勉強が終わったので気楽だった。スト6のセットアップがめちゃめちゃ大変そうだったので手伝いした。め~~っちゃ大変だったけどお役に立ててよかった。スト6のレイアウトバチバチにかっこいいので是非見てください。
無事に終わったのでロビンさんとufoさんとお好み焼きを食べた。3日目にしてようやっと大阪らしい粉を食べた。満足。
4日目(11月5日)
JAWSの最終日。6日もいるので最終日ではない。今までのホテルとお別れをし、朝ごはんを食べた。カリカリのフロランタンみたいなパンがマジでうまかった。
次に1泊するホテルのチェックインが16時とかで普通に走者として走ってそうなので会場向かう前に荷物だけ預けた。
10時くらいから会場が開くので最速で向かい控え室で勉強した。自分の前のタイトルである、Bipedを走るカゲタロさんと「僕のタイトルガチとガチのやつに挟まれてヤバいんすよね」てきな挨拶?をしてずっとDuoのことしか考えてなかった。
走った。
ここからは走った感想なんですけど、まずボチボチトラブルがあった。そんなトラブルじゃないけど。借りたPCがマイクにつながらなかったので持参したワイヤレスイヤホンをヘットフォンの中に装着して対応するというほぼごり押しをした。なので半分くらいゲームの音声が聞こえない(ゲームの音声ほぼ無いけど)のと、耳の圧迫感があるので耳がしんどかった。
半分くらいゲームの音声が聞こえない状況でリスニングをした。音声担当のmokomichiさんが途中で察してくれてちょっと解説のボリュームを下げてくれたのでちょっと聞きやすくなりなんとかできた。
完全にクリアできてないのでRTAとしては失格かもしれんが、自分としては最高だった。めっちゃ楽しかった。38あるなかで20くらいできるのに全然できない10をピンポイントで出してくるあたり、みかしぎさんもわかってるなって感じた。苦しかった。でも運営の二人ともが本当に楽しそうに話してるのを隣で聞けたのがうれしかった。
終わってからめちゃめちゃ放心状態だったのだが、ご飯に誘われたので肉食べた。あんまり感情が無かった。
この日はリーグが確定するのずっとやってた。会場でも。配信管理のブースで謎のDuoをする塊があった。おかしい。
肉を食べた後にクレープを食べる流れだったが、売り切れになってしまったので別のクレープ屋さんに行った。生地がパリパリでめちゃうまだった。感情が戻った。糖分が足りなかったのかもしれない。
クレープ食べた後にホテルにチェックインしてゼルダのランダマを見たと思う。後ろでDuoをしていたのであんまり見てない。だってリーグが。
ランダマが終わってピザ食べに行った。イタリアやった繋がりというか、ひたすらにピザを食べたかった気もする。久々にピザ食べたのでうまかった気がする。みんなが食べな~って言ってくるからめっちゃ食べた。
最後のエンディングまで結局見た。エンドロールで自分の名前見たとき頑張った甲斐があったな、と思った。
5日目(11月6日)
片付けも手伝った。というか絶対野球の優勝どうので梅田がゴタゴタしそうというのがあったのと仕事の都合が良くなったのでせっかくなので手伝った。淡々と?ぼちぼちいろいろ話ながら片付けしてたら、楽しかったを通り越して寂しさがあった。ああ、終わったんだな。ってすごい思った。
さらば大阪。岡山に帰るバス普通に予約をミスったので1時間くらい待ちぼうけを食らったけど、大阪なんでもあるのでめっちゃ潰せた。大阪から岡山は今トンネルが封鎖されているのでぼちぼち時間がかかる。しょうがない。
感想
DuoのRTAを見てから爆速で応募をして走った。正直言って何かに取り憑かれていたとしか思えない。それだけみんなに見てもらいたいという気持ちが強かった。というか日に日に強くなった。
感想なので自分の感想なんだが、自分のRTAというものの捉え方がハッキリした感じがした。スーパープレイとかトンデモグリッチとかが華だと思うけど、自分ができることはそうじゃなくて、みんなが楽しいなって思えるものが好きなんだなって思った。会場でオフラインでやるならみんなと一体感が欲しいもんだ。だからオフラインでもオンラインでも一緒に参加できるものにしたかった。これは応募した後に全部思いついたことだが自分を信じてよかった。
長くコツコツやることが得意....…ってわけじゃなくて、一定時間集中することが得意なのかもしれない。正直Duoを走るとならなかったらここまで本気にならなかった。そのキッカケをくれたのがJAWSだった。いままでやってたゲーム封印して本とかアニメとかも言語を覚えるのに邪魔だと感じたから自然と見なかった。文章だけだとストイックの塊でしかないがそれだけDuoを集中していた。未だかつてないくらいガチだったので逆に娯楽の取り入れ方を忘れてしまった。なんもない。空っぽ。Duoをやるだけのマシーン。
まあ、限界を突破してやったので少しでもDuoに興味を持ってくれればうれしいよ。本当に。すっげーウザいけど。
大阪でいろんな人に会えたし、いっぱい感想を言ってくれたりして本当にうれしかった。またどこかで変なゲーム?を走ると思う。その時はオフでもオンでも全力を注ぐことは変わらない。また会おうな。