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medium tempo /木果子
2020年6月19日 09:29
新緑の美しい木々に囲まれた小道を行くと、竹の塀に隠れるようにひっそりと佇む土壁の 建物がありました。一歩中に踏み入ると時間の流れが止まったかのような感覚に。過度な特徴を持たないからこそ、周囲の鳥の声や庭を掃く帚の音、草木の香りやトップライトからふりそそぐ柔らかな光、土壁の温もりや木の手触り等、ひとつひとつが際立ってきます。この小さな美術館は目白で「古道具坂田」を営む坂田さんが、自由な眼と