義歯作り50年の深水晧三です。義歯は体の一部です。名人と言われています。
昔、患者さんに言われた言葉でとても印象に残った言葉がありました。
その患者さんは全く歯がなく、何個も義歯(総入れ歯)を作っては捨て作っては捨てを繰り返していました。曰く「私は何軒も歯医者に通ったの。口に手が触れただけで上手な歯医者か下手な歯医者か分かるの。」歯の治療は義歯に限らず、口を触らないではできません。果たして私のことを信用して治療させてもらえるのだろうか、としばらく悩んだものです。
昔は医者も歯医者も先生様と呼ばれ、患者さんは無条件で治療を受け入れざるを得ませんでした。
最近は❝インフォームドコンセント❞という言葉を知らない方はいないほど、治療に関してのコミュニケーションが不可欠です。
言葉にしなくても、先生からの丁寧な説明と、熟練の技を誰もが望んでいます。その期待に応えるべく、50年のキャリアをもってしても日々是精進の毎日なのです。
痛くなく、よく噛め、20歳若返る義歯(入れ歯)はパイロットデンチャーシステムで作りましょう。
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