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事業承継PMI week21 役に立っている会社員スキル BEST3

こんにちは、ものづくり次代承継深見です。
この度、当社は有限会社小田製作所の事業を承継しました。

今後は、経営コンサルティングによる中小企業支援に加え、体当たりで事業を承継し、経営継続、経営改善、企業価値に取り組みます。

そんな当社の事業承継後のPMIの取り組みを皆様にシェアしていこうというのがこのnoteの趣旨です。
(私の備忘録的な役割もかねてますが。)
毎週簡単に記録を残してゆきます。

さて今週は、現在進行形で役に立っている会社員スキルBEST3をご紹介したいと思います。

はっきり言いますが、中小企業の社長に会社員スキルは役立つことが多いです。
なので、並みの企業に勤める方、特に意思決定のできる中間管理層の方は、皆様社長業ができるのではないかと思います。

役に立ったスキル3位
【工作機械・加工・ものづくり全般の知識】

これは、私が今社長をやっている金属加工業の話です。
弊社は旋盤メインの工場ですが、
・工作機械の構造や特徴、
・得意な加工を理解していること
・設計開発、生産管理、品質管理等の流れや要点を理解できていること
は、マジで役に立ちます。
もちろん、日々の生産活動に対して、工場の方と対等に話ができることや、不具合や問題が起きたとき、原因を推測できること。
ほかにも、取引先の拡大可能性や設備投資の計画を立てるときにも役立ちます。
長い間製造業で働いてきたのが報われる瞬間ですね。

役に立ったスキル2位
【財務3表の読み方】

続きまして第2位は、財務3表の読み方です。
やはり社長業の重要な部分の一つとして、経営管理があります。
その際に、パッと財務諸表が読めると、
・自分自身の安心感につながること
・他社(特に金融機関)から信頼を得やすいこと
が役立ちポイントですね。

役に立ったスキル1位
【交渉力・プレゼン力】

最後は非常に地味なスキルですが、交渉力やプレゼン力です。
会社員やってるとあるじゃないですか、
「社内のXX部署にプレゼンしないといけない」
「OO部長を説得しなくちゃいけないだよね」
みたいの。

相手の立場を理解して、相手が
「うん」
と言いやすいプレゼンを作る。
めんどくさいやつですが、
それ全部会社の社長として役に立ちます!!

例えば弊社は、比較的大きな顧客のサプライヤーです。
調達の担当者と話をするときも、
普通の中小企業の社長は、口パクで話すだけです。

一方、私は、そういう方と話すとき、しっかりパワポを準備して定量的に話す。その人が社内で話しやすいように話すことに気を付けています。

これは、私が実際会社員時代サプライヤーの方と話してて、そうして欲しいと思っていた部分でもあります。
実際やってみると、評判が良い気がします。

中小企業社長の皆様(そんな読者はいるのか?)
はぜひ実践してみてください。

今週も最後まで読んで頂きありがとうございます。
また来週!

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