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事業承継PMI 売る力の重要性

こんにちは、深見です。
長期間投稿できていなかった事業承継PMIですが、再開しました!!

投稿できていなかった理由は簡単で、直近の業況があまりよくないからですね。
・原材料費高騰
・人手不足(従業員の退職)
・値上げ交渉
と3月、4月は毎週朝ドラのような日々を過ごしておりました。

そして、Diablo4のβテストと製品版が発売されてしまい・・・

さておき、数か月間、事業がうまく回っていない中、今当社に足りていないのは「売る力」だという結論に至りました。

当たり前ですが、下請仕事がメインである弊社は、結局のところ親会社の仕事受注量で経営すべてが決まってしまいます。
親会社が好調であっても、自社の部品が好調でなければ収益は上がりません。
「親会社に部品を売っているのではなく、注文をもらっている」
→収益(生殺与奪の権)は親会社が持っている状態と改めて気づきました。


はい、すみません。
つらい状況だと、身に沁みますね。
ではどうやって、生殺与奪の権→収益を自分で握るかといえば、つまるところ「売れ」ってことだと改めて認識しています。

ヤマハ発動機に努めていた時は、全く意識していませんでした。
何かものを作ったときに、売れる仕組みがある、そのことが企業としての最も重要な力なんですね。

じゃあ、小田製作所はこれからどうやって売る力をつけるのか?
現在3つの手段を模索しています。

①現在の技術(旋盤加工)で顧客を増やす。
②新しい技術・設備を導入し、顧客を増やす。
③商品を作ってもしくは買ってきて売る。

①は、べたですが、できる限り外に出て、地道な営業活動を続けています。
なかなか成果が出ず途方に暮れることもありますが、売る力をつける訓練かと思います。
②は新設備・新加工に向けて、導入検討を続けています。顧客がいてそれに向けた設備導入をしたいところですので、①の顧客ニーズと合わせて、アクション中です。
③は今のところノーアイデアですね。世の中の加工屋がどのように苦労して、商売をしているか市場調査に行こうかと思います。

いづれにせよ、田舎の中小企業が売る力をつける実績ができれば、今後10年は活動に困らなくなりそうです。
ふんばって進めていきます。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
また次回!!

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