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【日本初】アプリキャンペーンのDeferred Deep Link機能をpeepに実装したら数値1.6倍改善!

皆さんこんにちは。

taskeyのCTOの深見です。

少し前になりますが、弊社のアプリであるpeepに日本で初めてGoogle広告のアプリキャンペーンのDeferred Deep Link機能を実装しました!

今回はその内容についてお話したいと思います。

Google広告のアプリキャンペーン(AC)とは

まずACに関して説明します。

ACとはアプリキャンペーンの略で、簡単に言うとGoogleのネットワークを最大限に利用して広告を配信できるシステムだと思ってください。

peepでは主にYoutubeの中に動画広告を配信するためにACを使用しています。

Deferred Deep Linkとはなにか?

シンプルな説明になってしまいますが、Deferred Deep Link(以下DDL)をとは、「どの広告経由でインストールしたかを取得できる」という機能です。

この機能を使えば広告を見てアプリをインストールしたユーザーに対して、広告の内容に関連したコンテンツを提供することができ、UXの向上を図ることができます。

peepの場合はDDLを用い、広告を見てアプリをインストールしたユーザーに対してすぐに広告で見た作品を読める体験を提供するようにしています。

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DDLを実装する以前のUX

DDLを実装するまではネイティブアプリの仕組み上、必ず各ストア(App Store/Google Play Store)を経由する必要があり、アプリ側ではユーザーがどの広告を見てインストールしたかを取得することができませんでした。

広告の情報を取得できない以上、ユーザーのモチベーションである「広告で見たあの作品を読みたい!」を実現することは不可能です。

どれだけ素晴らしい広告を作っても、それを探すことができないので大きな機会損失になり、言うまでもなくユーザー体験は悪化します。

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ACのDDLを実装するまではpeepもこの様になっていました。

しかし、先述したとおりDDLを実装したあとは、ユーザーのモチベーションが下がる前に作品を提供することが出来るようになりました。

peepでは、作品の評価のために1話毎の読了率を計測しています。
具体的な数字は伏せますが、このDDLの実装により、広告で配信した該当作品のインストールからの1話目の読了率が1.6倍に上昇しました。

この結果からも分かる通り、ユーザーのモチベーションが高いうちに最適なコンテンツを提供できるDDLの効果は非常に高いと思います。

内部的な仕組み

上記の図に加えて簡単なAC DDLの仕組みを図に表しました。

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アプリを起動時した時にアプリからサーバーに通信し、サーバーからGoogleへ広告の情報の取得リクエストを送ります。

Googleから返ってきたデータを元にユーザーが広告で見た作品を特定しアプリに作品情報を渡します。

非常にAPIや仕組み自体はシンプルです。

最後に

実装コストも高くなく、UXの向上も期待できる機能なのでACで広告を配信している方の検討される方の参考になればと思います。

ありがとうございました。



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