
1定点医療機関当たりの新型コロナの新規感染者数(91)<withインフルエンザ・鳥インフルエンザ〉
コロナ感染者数、前週より減少
厚生労働省は、
2025年
2月10日~
16日
までの
1週間の
新規感染者数は
全国で
2万5413人で、
前週と比べて
11.3%減少した、
と報告した。
例えば、
先週は100人
感染していた
としたら、
今週は
約89人に
減った
という事である。
感染者数の
減少は
3週間続いて
いる。
定点医療機関
あたりの
報告数では、
全国平均で、
1つの医療機関
あたり
5.15人の
感染報告が
あった。
これも前週より
11.5%減少した
ことになる。
全国では、
佐賀県が
最も多く、
次いで
茨城県、
鳥取県と
なっている。
主要都市では、
東京都3.27人、
愛知県7.06人、
大阪府3.09人、
福岡県6.37人
であった。
厚生労働省の
担当者は、
「感染者数が
減ってきて
いるのは
良い傾向だが、
まだ完全に
ピークが過ぎた
とは言えない」
と話す。
例えば、
山の頂上から
少し下り始めた
けれど、
まだ
山の中腹に
いるかも
しれない、
という状況で
ある。
それ故
引き続き
注意が
必要となる。
全国約500の
病院での
入院患者数は
299人で、
前週より77人
減った。
これは、
入院が必要な
患者さんが
減っている
事を示して
いる。
一方、
ICU
(=集中治療室)
に入院している
重症患者さんは
17人で
前週より5人
増えた。
これより
重症化する
患者さんが
増えている
可能性が
考えられる。
また、
学校の
学級閉鎖の
状況だが
学級閉鎖は
246件で、
前週より
200件減った。
数字上だが
学校での
感染拡大は
落ち着いて
きたように
思える。
都道府県別
では、
全国の
定点あたりの
報告数は
5.15であり、
前週の6.12
から減少した。
確かに
昨年同期の
10.10と
比較すると
低くなったが、
依然として
注意が必要で
ある。
<地域別の状況>
定点あたりの
報告数が
多い地域
(7.0以上)
宮崎県(7.79)
全国で最も高い
数値を記録して
おり、
感染拡大が
懸念される。
沖縄県(7.48)
高い水準を
維持しており、
引き続き警戒が
必要である。
香川県(7.06)
感染者数が
増加傾向にあり、
注意が必要で
ある。
高知県(7.00)
高い水準であり、
感染対策の徹底が
求められる。
定点あたりの
報告数が
比較的多い
地域
(6.0~6.9)
鹿児島県(6.84)
愛媛県(6.77)
東京都(6.73)
神奈川県(6.59)
大阪府(6.57)
山口県(6.57)
三重県(6.42)
北海道(6.37)
京都府(6.24)
兵庫県(6.13)
埼玉県(6.12)
これらの地域
では、
感染者数が
比較的高い
水準で
推移しており、
感染対策の
継続が重要で
ある。
定点あたりの
報告数が
比較的少ない
地域
(5.0~5.9)
和歌山県(5.98)
大分県(5.98)
福岡県(5.87)
奈良県(5.62)
島根県(5.58)
富山県(5.48)
石川県(5.48)
千葉県(5.40)
滋賀県(5.08)
これらの地域
では、
感染者数が
比較的
落ち着いて
いるが、
油断せずに
感染対策を
続けることが
大切である。
定点あたりの
報告数が
少ない地域
(4.9以下)
岡山県(4.99)
岐阜県(4.89)
徳島県(4.73)
静岡県(4.70)
青森県(4.66)
秋田県(4.64)
新潟県(4.63)
山梨県(4.63)
福島県(4.02)
鳥取県(3.98)
広島県(3.94)
宮城県(3.87)
長崎県(3.79)
岩手県(3.71)
佐賀県(3.66)
山形県(3.56)
茨城県(3.42)
長野県(3.27)
栃木県(3.09)
群馬県(2.69)
福井県(1.57)
これらの地域
では、
感染者数が
比較的少ない
状況であるが、
引き続き
感染予防に
努める必要が
ある。
<全体的な傾向>
多くの
都道府県で
前週よりも
定点あたりの
報告数が
減少して
いるが、
一部地域では
依然として
高い水準を
維持している。
地域ごとの
感染状況に
差が見られる
ため、
各地域の状況に
応じた感染対策が
重要である。
<対策のポイント>
➀基本的な感染対策
(手洗い、うがい、
マスク着用、換気)
の徹底
➁体調不良時の
外出自粛
③高齢者や
基礎疾患の
ある方は、
人混みを避ける
④各地域の
感染状況に
応じた対策の
実施
インフル、5週連続で減少
厚生労働省は、
2025年
第7週
(=2月10日~
16日)の、
全国の
定点医療機関
(=約5,000か所)
での、
インフルエンザ
患者数は、
平均 2.63人
であったと
発表した。
これは
前週(第6週)の
3.78人 から
減少している。
結局のところ、
全国的に
インフル
エンザの
流行は
落ち着いて
きている
状況である。
とはいえ
全国で
インフル
エンザ
患者の
最多は
沖縄県
(=11.55人)
であった。
次いで
新潟県
(6.97人)、
岩手県
(6.10人)、
山形県
(5.24人)、
栃木県
(5.13人)
と続く。
主要都市では、
東京都1.63人
愛知県2.31人
大阪府1.83人
福岡県2.14人
であった。
全体的に
ほとんどの
都道府県
では
前週よりも
患者数が
減少した。
例えば、
沖縄県では
100人のうち
11人くらいが
インフル
エンザに
かかっている
イメージで
ある。
一方で、
全国平均では
100人中
2~3人
程度なので、
沖縄の
感染者数が
多いことが
わかる。
では、
保育園や
学校での
影響はどうか?
全体的に
学校閉鎖や
学級閉鎖の
数は
減少傾向に
ある。
第7週には
休校5校、
学年閉鎖
81校、
学級閉鎖
246校
で、
合計
332施設
が
影響を受けた。
これは
前週(585施設)
より減っている。
ここで、
ウイルスの
種類を
説明する。
最近5週間
(=第3週~
第7週)
で、
検出された
ウイルスが
3種類あり、
以下に示す。
➀AH1pdm09
(83%)
→ 一番多い
➁AH3亜型
(15%)
→ 増加傾向
③B型(2%)
→ 減少傾向
である。
結果として、
AH3亜型の
割合が
5%増加し、
AH1pdm09
と
B型は
減少した。
上記の事を
イメージして
貰うために
インフル
エンザの
種類を
「りんご」
「みかん」
「ぶどう」
とする。
以前は
りんご
(=AH1pdm
09)が
83個、
みかん
(AH3亜型)が
10個、
ぶどう
(B型)が
7個
であったが、
今は
りんご83個、
みかん15個、
ぶどう2個 に
変化した
という感じ
である。
つまり、
みかん
(AH3亜型)が
少し増えて、
ぶどう(B型)が
減った、
という事で
ある。
ここで
都道府県別
状況を示す。
全国平均:2.63
<北海道・
東北地方>
北海道:3.44
全国平均より
やや高め
青森県:4.41
全国平均より高め
岩手県:6.10
全国平均より
かなり高め
宮城県:4.77
全国平均より高め
秋田県:2.19
全国平均より
やや低め
山形県:5.24
全国平均より
かなり高め
福島県:1.30
全国平均より
かなり低め
<関東地方>
茨城県:3.95
全国平均より高め
栃木県:2.95
全国平均より
やや高め
群馬県:3.02
全国平均より
やや高め
埼玉県:2.04
全国平均より
やや低め
千葉県:6.97
全国平均より
かなり高め
東京都:2.52
全国平均より
やや低め
神奈川県:1.41
全国平均より
かなり低め
<中部地方>
新潟県:6.97
全国平均より
かなり高め
富山県:2.03
全国平均より
やや低め
石川県:2.97
全国平均より
やや高め
山梨県:1.90
全国平均より
やや低め
長野県:1.90
全国平均より
やや低め
岐阜県:1.83
全国平均より
かなり低め
静岡県:2.69
全国平均と
ほぼ同じ
愛知県:2.00
全国平均より
やや低め
<近畿地方>
三重県:1.73
全国平均より
やや低め
滋賀県:3.45
全国平均より
やや高め
京都府:2.42
全国平均より
やや低め
大阪府:3.59
全国平均より
やや高め
兵庫県:2.14
全国平均より
やや低め
奈良県:2.31
全国平均より
やや低め
和歌山県:2.10
全国平均より
やや低め
<中国・四国地方>
鳥取県:1.89
全国平均より
やや低め
島根県:1.71
全国平均より
やや低め
岡山県:1.74
全国平均より
やや低め
広島県:11.55
全国平均より
かなり高め
山口県:1.96
全国平均より
やや低め
徳島県:1.48
全国平均より
かなり低め
香川県:3.45
全国平均より
やや高め
愛媛県:3.14
全国平均より
やや高め
高知県:3.59
全国平均より
やや高め
<九州・沖縄地方>
福岡県:2.10
全国平均より
やや低め
佐賀県:2.52
全国平均より
やや低め
長崎県:1.89
全国平均より
やや低め
熊本県:1.47
全国平均より
かなり低め
大分県:1.71
全国平均より
やや低め
宮崎県:1.73
全国平均より
やや低め
鹿児島県:1.74
全国平均より
やや低め
沖縄県:11.55
全国平均より
かなり高め
<傾向>
全国的に見ると、
地域によって
ばらつきが
見られる。
特に、
岩手県、
千葉県、
新潟県、
広島県、
沖縄県で
定点あたりの
報告数が高い
傾向にある。
反対に
福島県、
神奈川県、
徳島県、
熊本県では、
定点あたりの
報告数が低い
傾向にある。
昨年同期と
比較すると、
昨年の
全国平均は
定点あたり
20.64であり、
今年は2.63で
あることから、
大幅に
減少した
事が分かる。
インフルエンザウイルスの「変異」とは?
奇妙なことに
インフル
エンザ
ウイルスは、
自分のコピーを
作るときに、
たまにミスを
する。
このミスに
よって、
ウイルスの
表面にある
「H」や「N」
という
目印の形が
少しずつ
変わる。
この変化は、
私たちの体の
免疫システムに
とって、
泥棒が毎回
少しずつ
顔を変えて
いくような
ものである。
以前
捕まえた泥棒
(以前感染した
インフルエンザ)
とは
顔が違うので、
顔認証システム
(=免疫システム)
が
うまく働かず、
再度捕まえる
のに苦戦する。
では
なぜ毎年
インフル
エンザが
流行するのか?
毎年少しずつ
ウイルスの顔が
変わるため、
以前の
インフル
エンザで
出来た抗体
(泥棒を捕まえる
ための武器)が
効きにくくなる。
そのため、
毎年、新しい
インフル
エンザが
流行し、
毎年
インフル
エンザ
ワクチンを
接種する
必要がある。
とはいえ
インフル
エンザ
ウイルスは、
毎年
少しずつ
姿を変える。
これを
「変異」と
呼ぶ。
変異には
大きく分けて
2種類ある。
それらは
➀抗原ドリフト
少しずつ
変化していく
もの、
➁抗原シフト
大きく変化する
もの、
である。
抗原ドリフト
とは?
抗原ドリフトを
「泥棒の変装」
に例えて
説明する。
泥棒を
インフル
エンザ
ウイルス、
顔認識
システムを
私たちの
免疫システム、
変装を
ウイルスの
わずかな変化、
として
話を進める。
泥棒は、
帽子を
かぶったり、
サングラスを
かけたりして、
少しずつ
変装をする。
これは、
インフル
エンザ
ウイルスが
少しずつ
性質を
変化させる
「抗原ドリフト」
と同じである。
私たちの
免疫システムは、
以前の
ウイルスを
覚えているが、
僅かな変化には
対応しきれず、
感染してしまう
ことがある。
一方で、
抗原シフトとは
何か?
抗原シフトは
「別人への
入れ替わり」
に例えられる。
別人を
全く新しい
インフル
エンザ
ウイルス
とする。
異なる種類の
インフル
エンザ
ウイルスが
混ざり合い、
全く新しい
ウイルスが
出現する事が
ある。
これは、
私たちの免疫
システムが
全く認識
できない
「別人」
が現れる
ようなもので
ある。
そのため、
抗原シフトが
起こると、
大規模な流行
(=パンデミック)
の発生が
現実味を帯びる。
周知の事実
だが、
インフル
エンザ
ワクチンは、
流行する
ウイルスに
合わせて
作られる。
しかし、
抗原ドリフト
によって
ウイルスが
変化すると、
ワクチンの
効果が低下
する事がある。
今シーズンの
ように、
流行している
ウイルスが
ワクチンの
ウイルスと
近い場合は、
ワクチンに
よる
予防効果が
期待できる。
そんな中
インフル
エンザは、
まれに
「インフル
エンザ脳炎」
という深刻な
合併症を
引き起こす
ことがある。
ワクチンは、
この
インフル
エンザ脳炎を
予防する上
でも重要な
役割を果たす。
一般的に、
インフル
エンザに
かかると、
7日以内に
脳炎を
発症する
リスクが
通常の
約48倍に
高まる。
ところが
インフル
エンザ
ワクチンを
接種すると、
脳炎の
リスクは
高くならない。
その根拠だが
ノルウェーの
大規模な研究で
521万人以上の
医療記録を
分析した結果、
インフルエンザ
感染後に
脳炎のリスクが
大幅に上昇する
ことが示された。
例えば、
ある町に
10,000人の
人が住んで
いたとする。
通常、
インフル
エンザに
かかって
いない人が
脳炎になる
確率は低い
はずである。
そこで
もし、
インフル
エンザが
流行し、
1,000人が
インフル
エンザに
かかったと
する。
研究データに
よると、
インフル
エンザに
かかった人は、
かかって
いない人に
比べて
約48倍も
脳炎に
なりやすい
ということ
である。
つまり、
インフル
エンザに
かかった
1,000人の
中から、
通常よりも
はるかに
多くの
脳炎患者が
出る可能性が
あるのである。
一方、
同じ町で
インフル
エンザが
流行する前に、
住民の多くが
ワクチンを
接種をして
いた、
とする。
すると、
インフル
エンザに
かかる人が
減るだけで
なく、
万が一、
かかったと
しても、
脳炎を
発症する
リスクは
インフル
エンザ
ワクチンを
接種して
いない
場合と比べて
大幅に
低くなる事が
期待できる。
言うまでも
なく
インフル
エンザ
脳炎は、
高熱や
けいれん
などを
引き起こし、
後遺症が
残る可能性が
ある怖い病気
である。
それ故
インフル
エンザ
ワクチンは、
インフル
エンザ
脳炎の
リスクを
減らす上で
有効な手段と
なる。
鳥インフルエンザの流行
アメリカでは、
鳥インフル
エンザ
ウイルス
(=H5N1亜型)
が、
家禽
(主にニワトリ)
の間で流行して
おり、
多くの
ニワトリが
犠牲に
なっている。
カリフォル
ニア州
では、
別の
アヒル農場で
「H5N9」
と呼ばれる
ウイルスが
発見され、
新たな
H5N1の
変異株が
ウシに
広まっている
という報告も
されている。
また
ネコから
飼い主への
感染の
可能性も
示唆されて
いる。
経済上では
ニワトリが
大量に死んだ
ことで、
卵の供給が
不足し、
価格が高騰
している。
少なくとも
1つの州では、
家禽市場が
閉鎖される
事態に
なっている。
そんな中
鳥インフル
エンザの
流行が
長引くほど、
人間への
感染リスクが
高まる確率の
上昇を指摘する
意見がある。
では
鳥インフル
エンザの流行は
ヒトの生活に
どのような影響が
でるのか?
先ずは、
卵の価格高騰
である。
普段1パック
300円程度で
買えていた
卵が、
500円以上に
値上がりして
いる状況が
考えられる。
次に
家禽市場の
閉鎖である。
地域のお祭り
などで
見られた
ひよこや
アヒルなどの
販売中止の
可能性がある。
そんな中
鳥インフル
エンザに
感染した
ネコを
飼っていた
飼い主が、
体調不良と
なり
病院で検査を
した結果、
鳥インフル
エンザに
感染していた
事が
確認された。
周知の
事実だが、
鳥インフル
エンザは、
主に
鳥類に感染
する
ウイルスで
ある。
ところが、
ヒトへの
感染リスクも
ゼロではない
のである。
言うまでもなく
鳥インフル
エンザの
流行は、
食料供給や
経済にも
影響を与える。
良い報告では
ないが
米国
カリフォル
ニア州の
アヒル農場で
「H5N9」
という
新しい
ウイルスが
発見された。
さらに、
「H5N1」
という
別の
ウイルスの
牛への感染も
報告されて
いる。
新たな
変異株の
出現である。
このように、
鳥インフル
エンザ
ウイルスが
様々な
動物の間で
変異し、
感染を広げて
いることが
懸念されて
いる。
不気味では
あるが
鳥インフル
エンザの
ヒトへの
感染例が
増加しており、
専門家は
警戒を強めて
いる。
ウイルス学者の
アンジェラ・
ラスムセン氏は、
「流行が広がり、
ヒトへの感染が
増えるほど、
ヒトからヒトへ
効率的に
感染する
ウイルスが
出現する
リスクが
高まる」
と指摘する。
つまり、
鳥インフル
エンザが
ヒトからヒト
へと
感染しやすい
形に変異して
しまうと、
新型コロナ
ウイルスの
ように
世界中で
大流行する
可能性が
ある。
まさに
パンデミック
への懸念で
ある。
一方で、
鳥インフル
エンザが
食料供給に
与える影響に
ついて考える
必要がある。
鳥インフル
エンザが
家畜に
広がると、
食肉や
卵の生産に
大きな影響が
出る。
ここで
鳥インフル
エンザ
ウイルスを
「泥棒」
に例えて
みる。
最初は、
鶏やアヒルと
いった
「鳥の家」
にしか
入れなかった
泥棒
(=鳥インフル
エンザ
ウイルス)
が、
変異する事で
「牛の家」
や
「猫の家」
にも
入れるように
なった。
さらに、
この泥棒が
変異を
繰り返す
うちに、
「人間の家」
にも
入れるように
なり、
ついには
「人間の家」
から
「人間の家」
へと
自由に行き来
できるように
なるかも
しれない。
そうなると、
泥棒
(=鳥インフル
エンザ
ウイルス)
は、一瞬に
世界中の
「人間の家」
に広がり、
パンデミック
となる。
とはいえ
私たちが
できること
がある。
先ずは、
鳥インフル
エンザに
関する
最新の情報を
確認し、
冷静に
対応する事が
大切である。
次に
鳥や家畜との
接触を避け、
手洗いや
うがいを
徹底するなど、
基本的な
感染症対策を
心がける事
である。
そして
もし体調が
悪くなったら、
早めに
医療機関を
受診する
ことである。
どうやら
鳥インフル
エンザは、
私たちに
とって
身近な脅威と
なりつつある。
正しい知識を
持ち、
冷静に行動する
ことが大切で
ある。
アメリカでの鳥インフルエンザの実状
過去の
鳥インフル
エンザと
比べて、
今回の
鳥インフル
エンザは
ヒトへの
感染力や
死亡率が
低いと
考えられて
いる。
過去には、
鳥インフル
エンザ
(=H5N1型)
に、
感染した人の
半数以上が
亡くなった
事があった。
しかし、
現在
アメリカで
広がっている
鳥インフル
エンザは、
これまでの
ところ
死亡例は
少なく、
感染しても
軽症で済む
ことが
多いようで
ある。
例えば、
2024年
2月18日
時点で
アメリカでは
68件の
感染例が
あったが、
亡くなった
方は
1人だけで
ある。
また、
鳥インフル
エンザが
家畜
(=鶏や牛など)
に、広がると、
食肉や
乳製品の生産に
影響が出る。
例えば、
感染した家畜を
処分する必要が
出たり、
消費者が感染を
恐れて消費を
控えることで、
食料の供給量が
減り、価格が
上昇する。
当然の事だが
鳥インフル
エンザから
ペットや
家族を
守るために
できる事を
考える必要が
ある。
それは
一般的な
感染症対策
と同様で
手洗いや
うがいを
徹底する
こと、
感染が
疑われる
動物や人
との接触を
避けること、
などである。
ペットに
ついては、
鳥との
接触を避け、
もし
体調が悪く
なった場合は
獣医に相談
する事である。
今のところ
アメリカの
状況を中心に
説明しているが、
鳥インフル
エンザは
世界中で
発生しており、
日本でも
注意が必要で
ある。
石川県、インフル・コロナ・溶連菌・感染性胃腸炎の現状
<インフルエンザ>
石川県全体: 3.77人
県全体としては、
患者数は
減少傾向で
ある。
金沢市: 3.35人
県全体と同様に、
金沢市でも
患者数は
減少している。
南加賀: 1.90人
他の地域と
比較して、
患者数が少ない
状況である。
石川中央: 5.91人
県内では
比較的患者数が
多い地域だが、
減少傾向では
ある。
能登中部: 5.17人
石川中央と同様に、
県内では
比較的患者数が
多い状況である。
能登北部: 2.25人
南加賀と同様に、
患者数が少ない
状況である。
<全体的な傾向>
石川県全体
として、
インフル
エンザ
の流行は
終息に向かって
いると
考えられる。
しかし、
地域によっては
まだ患者数が
比較的多いため、
引き続き注意が
必要である。
<コロナウイルス>
石川県全体: 4.02人
県全体では、
患者数が
減少傾向に
ある。
金沢市: 4.00人
金沢市も県全体と
同様に減少傾向
である。
南加賀: 1.30人
南加賀は、
県内で
最も患者数が
少ない地域と
なっている。
石川中央: 5.18人
石川中央は、
県内で
最も患者数が
多い地域である。
能登中部: 8.83人
能登中部は、
依然として
高い患者数を
維持しているが、
減少傾向が
見られる。
能登北部: 0.50人
能登北部は、
県内で
最も患者数が
少ない地域で
ある。
<全体的な傾向>
全体的に、
石川県内の
新型コロナ
ウイルス
感染症の
患者数は
減少傾向に
ある。
しかし、
地域によって
患者数に
ばらつきが
見られるため、
引き続き
注意が必要で
ある。
<A群溶血性レンサ
球菌咽頭炎>
石川県全体: 2.93人
県全体の平均値
である。
金沢市: 2.27人
県平均を下回って
いる。
南加賀: 3.67人
県平均を上回って
いる。
石川中央: 2.83人
県平均とほぼ同じ
である。
能登中部: 4.25人
県内で最も高い値
である。
能登北部: 2.00人
県内で最も低い値
である。
<全体的な傾向>
能登中部で
特に
患者数が多い
事がわかる。
能登北部は
患者数が
少ないが、
前週と比べて
増加している。
各都市の
患者数は
増減を
繰り返して
いるが、
第3週から
第7週までの
推移を見ると、
増加傾向で
あるように
思える。
<感染性胃腸炎>
石川県全体
定点あたり
9.69人の
患者が
報告されて
いる。
これは、
県全体で
感染性胃腸炎が
一定の流行を
見せている事を
示している。
金沢市
定点あたり
9.45人の
患者が
報告されて
いる。
県全体の平均に
近い水準であり、
市内で
感染性胃腸炎が
満遍なく
発生している
事が伺える。
南加賀
定点あたり
13.00人の
患者が
報告されて
おり、
県内で最も
高い数値で
ある。
南加賀地域で
感染性胃腸炎が
特に流行して
いることが
示唆される。
石川中央
定点あたり
9.33人の
患者が
報告されて
おり、
県全体の
平均に近い
水準である。
石川中央地域
でも
感染性胃腸炎の
患者が一定数
発生している
事がわかる。
能登中部
定点あたり
8.50人の
患者が
報告されて
いる。
他の地域と
比較すると
やや低い
ものの、
依然として
注意が必要な
水準である。
能登北部
定点あたり
4.50人の
患者が
報告されて
おり、
県内で最も
低い数値で
ある。
しかし、
他の感染症と
同様に
油断は禁物で
ある。
<全体的な傾向>
第7週において、
南加賀地域で
感染性胃腸炎の
患者数が
特に多い事が
わかる。
他の地域でも
一定数の患者が
報告されており、
県全体で
感染性胃腸炎に
対する注意が
必要である。
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