見出し画像

1定点医療機関当たり新型コロナ新規感染者数(76)<with手足口病、マイコプラズマ肺炎、インフルエンザ>

全国コロナ感染者数、10週連続で減少

厚生労働省は11月8日、

全国に約5000ある

定点医療機関に、

10月28日~11月3日に

報告された

新型コロナウイルスの

新規感染者数は

合計7752人で

1定点当たり1.57人で

あった

と発表した。

前週の約0.93倍で

10週連続で減少した。

昨年の同時期は

1定点当たり2.44人

であった。

都道府県別の最多は

秋田県の3.61人。

次いで、

北海道3.34人、

岩手県2.95人

と続く。

主要都市では

東京都1.09人、

愛知県1.72人、

大阪府 0.84人、

福岡県0.76人

であった。

32都道府県で

減少した。

11月3日までの

1週間に

定点医療機関に

報告された

新規入院患者数は

735人で、

前週から66人減少

した。

集中治療室(ICU)に

入院した患者は

28人で、

前週から6人

減った。

都道府県別では、

北海道3.34人、

青森県2.76人、

岩手県2.95人、

宮城県2.13人、

秋田県3.61人、

山形県1.51人、

福島県2.24人、

茨城県2.50人、

栃木県1.92人、

群馬県1.85人、

埼玉県1.84人、

千葉県2.00人、

東京都1.09人、

神奈川県1.31人、

新潟県2.44人、

富山県0.94人、

石川県1.33人、

福井県0.38人、

山梨県2.73人、

長野県2.58人、

岐阜県1.85人、

静岡県2.40人、

愛知県1.72人、

三重県1.19人、

滋賀県1.05人、

京都府1.10人、

大阪府0.84人、

兵庫県1.39人、

奈良県1.40人、

和歌山県0.90人、

鳥取県0.72人、

島根県0.89人、

岡山県1.45人、

広島県1.22人、

山口県0.94人、

徳島県0.61人、

香川県1.23人、

愛媛県2.35人、

高知県1.16人、

福岡県0.76人、

佐賀県0.44人、

長崎県0.69人、

熊本県1.25人、

大分県0.81人、

宮崎県0.72人、

鹿児島県0.79人、

沖縄県1.16人

であった。

手足口病の警報が拡大、青森県

幼い子どもを中心に

手足や口に発疹が

できる

「手足口病」

の警報が新たに、

むつ保健所の

管内に出され、

県は引き続き

対策の徹底を

呼びかけて

いる。

県は、

11月3日までの

1週間の感染症の

発生状況を

11月8日に発表

した。

それによると、

県内37の

指定医療機関から

報告があった

「手足口病」

の患者数は201人

で、

前週より11人減少

したが、

むつ保健所の管内

では

1医療機関当たりの

平均が6人となり、

新たに警報が出さ

れた。

県全体の平均は、

5.43人で

八戸市、

三戸地方保健所

の管内では

13.14人、

上十三保健所

管内で

6.67人

と、

いずれも警報の

基準を上回る

状況が続いて

いる。

また、

発熱、

長引く咳

などの

症状が特徴の

細菌性の感染症

「マイコプラズマ

 肺炎」

について、

県内6つの

指定医療機関から

報告があった患者

数は、34人で、

前週より4人増えた。

さらに、

県は、

風邪に似た症状と

頬などに赤い発疹

が出る

「伝染性紅斑」

いわゆる

「りんご病」

の警報を

青森市、

東地方保健所の

館内に出した。

県は、引き続き

マスクの着用、

換気、

こまめな手洗い

など、

感染対策を

徹底するよう

呼びかけている。

マイコプラズマ肺炎の症状・感染力・予防

<症状>

マイコプラズマ

肺炎は

子どもがかかり

やすい感染症の

1つで、

「肺炎マイコ

 プラズマ」

という細菌に

よって

引き起こされる。

感染すると

2~3週間の

潜伏期間を経て、

以下のような

発熱、

倦怠感、

頭痛、

という症状が

現れる。

初期症状が

出た後、

3~5日後に

「乾いた咳」

が現れる。

乾いた咳は、

徐々に強くなり、

湿度のある咳に

変わっていく

場合がある。

咳は

解熱後3~4週間

続くこともあり、

人によっては、

鼻水、

喉の痛み

など、

風邪のような

症状や

下痢、

嘔吐

などの

消化器症状が

出る場合もある。

稀に、

重症化したり、

中耳炎、

無菌性髄膜炎、

脳炎

などの合併症を

引き起こす場合

もある。

<感染力>

マイコプラズマ

肺炎は

症状が現れた後、

受診して

・抗菌薬を服用

 する前

・抗菌薬の服用を

 開始してから

 数日間

が、特に感染する

可能性が高い

とされている。

この期間は、

できるだけ

人との接触を

避ける事が

得策である。

また、

家庭内での感染

にも注意する

必要がある。

基本的に、

発熱、

激しい咳

などの症状は、

1週間程で

落ち着く事が

多く、

症状が治まると

感染力も弱まる

が、

症状が落ち着い

た後も、

4~6週間程は

細菌の排出が

続く。

感染力は強くない

が、感染の可能性

がある間は、周囲

への感染予防を

意識すべきである。

<予防>

激しい症状が治まり、

感染力が弱まると、

外出や登園などに

問題はないが、

他の人に感染させ

ない工夫をする

必要がある。

その工夫とは、

以下の3点である。

マイコプラズマ

肺炎は

細菌が含まれた

咳、

くしゃみ

などで

感染するため

①2歳以上の

 子どもに

 マスクを

 着用させる。

②咳やくしゃみ

 をするときは、

 ティッシュや

 ハンカチで、

 口や鼻を覆う

 など

 咳エチケットを

 意識する。

③細菌がついた

 手で触れた物

 を介して感染

 するので

 こまめな手洗い

 を促す。

インフルエンザ、全国的な流行期入り

インフルエンザの

患者が

全国各地で増えた

ため、

厚生労働省は、

インフルエンザが

全国的な流行期に

入ったと

11月8日に発表

した。

厚生労働省に

よると、

11月3日までの

1週間に全国

およそ5000カ所

の、医療機関から

報告された

インフルエンザの

患者数は

前週より

829人多い、

5127人

であった。

1医療機関当たりの

患者数は1.04人で、

流行開始の目安

とされる「1」を

超えた。

それ故、

厚生労働省は

全国的な流行期

に入ったと

発表した。

流行期に入る

時期は、

今の方法で統計を

取り始めて以降、

1年を通して流行

した去年を除くと、

2009年に次いで、

2番目に早く

なった。

都道府県別では、

沖縄県10.64人、

静岡県2.09人、

千葉県2人、

大分県1.66人、

福井県1.62人

などで、

32の都道府県で

前週より患者が

増えた。

厚生労働省は、

・手洗い、

・適切なマスク

 の着用

など、

基本的な感染対策を

徹底するとともに、

ワクチン接種を検討

するよう、呼びかけ

ている。

インフルエンザの予防と予防接種(19歳未満)

<予防>

インフルエンザは

咳、

くしゃみ、

などの飛沫と

共に放出された

ウイルスを鼻腔

から吸入する事

で感染する。

では、どうすれば

感染を防ぐことが

できるのであろうか?

その答えは、

インフルエンザを

拡散させないため

に、患者や周囲の

人が共にマスクを

着用する事である。

また、

飛び散った

インフルエンザ

ウイルスが付着

したものを

手で触ると、

鼻、

口、

目、

などを介して

インフルエンザに

感染することが

ある。

それ故、

手洗いが感染を

防ぐうえで

有効なのである。

それから、

空気が乾燥すると

喉の粘膜の防御

機能が低くなる

ため、

インフルエンザ

にかかりやすく

なる。

それ故、

乾燥しやすい

冬場の室内では、

加湿器などで

50~60%の

湿度に保つと

効果的である。

<予防接種

  (19歳未満)>

経鼻インフル

エンザ

生ワクチン

である

フルミスト

は、直接、

鼻の中に

噴霧する

スプレータイプ

インフルエンザ

ワクチンである。

注射タイプの

インフルエンザ

ワクチンとは

異なり、

痛みを感じる事

なく、接種出来る。

フルミストは、

生ワクチンで

鼻咽頭粘膜からの

ウイルス侵入を

防ぎ、

加えて、

体内に侵入した

ウイルスを攻撃

する

両方の免疫を得る

事ができると考え

られている。

因みに、

フルミストは

2003年に

アメリカ

で認可され、

その後、

2011年に

ヨーロッパでも

認可された。

日本では2023年

に、承認された。

対象年齢は、

2歳~19歳未満で

ある。

接種回数は

シーズンごとに

1回で、注射の

必要がないため、

痛みを嫌がる

子どもでさえも

接種が可能と

されている。

臨床試験では、

フルミストを

接種した人は、

摂取していない

人と比べると、

インフルエンザを

発症するリスクが

28.8%減少したと

いう。

また、

販売元の製薬会社

によると、

海外のデータでは

既に使われている

注射するタイプの

不活化ワクチンと

発症を予防する

効果に差は無い

ということで

ある。

一方、

臨床試験では、

67.9%の人で

何らかの

副反応がみられ、

鼻づまり、

などの風邪に似た

症状が報告されて

いる他、

稀に、

インフルエンザで

発熱する人がいた、

ということである。

ところで、

フルミストは、

毒性の弱い

ウイルスを

使用している

ため、

19歳未満で

妊娠中の人、

免疫不全の人

などは、

スプレータイプの

生ワクチン

ではなく、

注射するタイプの

不活化ワクチン

を推奨する。

また、

周囲の人が

ワクチンに

含まれる

毒性の弱い

ウイルスに

感染する

可能性が

ある事から、

周囲に

授乳中の人、

免疫不全の

患者

が、

居る場合は

注射するタイプ

のワクチンを

推奨する。

その他、

喘息の人は、

スプレータイプの

生ワクチン接種後

に、呼吸をする際

「ゼーゼー」

という音がする

「喘鳴」

の副反応が起こる

可能性があるので、

注射するタイプの

不活化ワクチンを

推奨する。

もし、

19歳未満の

ご家族に

関して、

インフルエンザの

予防接種を

検討されている

場合は、

かかりつけ医師に

相談する事が望ま

しい。

スプレータイプの

生ワクチンか、

注射するタイプの

不活化ワクチンか、

どちらのワクチン

を接種する方が

19歳未満の

ご家族に

最適であるのかを

専門家の意見を

聞く事で安心感が

増すはずである。

石川県、インフルエンザ・コロナ・咽頭結膜熱・溶連菌・感染性胃腸炎・手足口病・マイコプラズマ肺炎の現状

<インフルエンザ>

県全体1.00人、

金沢市0.35人、

南加賀0.70人、

石川中央2.73人、

能登中部0.50人、

能登北部0.50人。

<コロナウイルス>

県全体1.33人、

金沢市0.88人、

南加賀0.30人、

石川中央2.55人、

能登中部2.17人、

能登北部1.25人。

<咽頭結膜熱>

県全体0.28人、

金沢市0.36人、

南加賀0.17人、

石川中央0.50人、

能登中部0.00人、

能登北部0.00人。

<A群溶血性レンサ

  球菌咽頭炎>

県全体1.34人、

金沢市1.18人、

南加賀0.83人、

石川中央1.33人、

能登中部3.00人、

能登北部0.50人。

<感染性胃腸炎>

県全体4.69人、

金沢市6.00人、

南加賀3.50人、

石川中央7.00人、

能登中部1.75人、

能登北部0.00人。

<手足口病>

県全体7.14人、

金沢市8.91人、

南加賀2.00人、

石川中央10.50人、

能登中部7.75人、

能登北部1.50人。

<マイコプラズマ

     肺炎>

県全体2.00人、

金沢市2.00人、

南加賀4.00人、

石川中央0.00人、

能登中部2.00人、

能登北部2.00人。 

<コロナウイルス>



いいなと思ったら応援しよう!