1定点医療機関当たり新型コロナウイルス新規感染者数(64)<with手足口病>
コロナ感染者2週連続で減少
厚生労働省は8月16日、全国に
約5000ある定点医療機関に8月
5日~11日に報告された新型
コロナウイルスの新規感染者
数は計4万9208人で、1定点
当たり10.48人であったと
発表した。
前週の約0.79倍で2週連続で
減少した。
昨年の同時期は1定点当たり
14.16人であった。
都道府県別の最多は
佐賀県の19.59人、
次いで、
長崎県17.42人、
岐阜県14.78人
と続く。
主要都市では、
東京都5.49人、
愛知県13.56人、
大阪府7.61人、
福岡県8.55人、
であった。
5道県で増加した。
8月11日までの1週間に定点
医療機関に報告された新規
入院患者数は4192人で、
前週から398人減少した。
集中治療室(ICU)に入院した
患者は183人で、前週から
4人減った。
都道府県別では、
北海道7.74人、
青森県9.00人、
岩手県12.10人、
宮城県11.82人、
秋田県9.83人、
山形県9.90人、
福島県11.26人、
茨城県13.34人、
栃木県12.49人、
群馬県10.39人、
埼玉県9.32人、
千葉県11.84人、
東京都5.49人、
神奈川県7.62人、
新潟県11.69人、
富山県10.21人、
石川県14.15人、
福井県10 56人、
山梨県9.91人、
長野県12.37人、
岐阜県14.78人、
静岡県10.55人、
愛知県13.56人、
三重県11.46人、
滋賀県11.34人、
京都府11.82人、
大阪府7.61人、
兵庫県10.95人、
奈良県12.66人、
和歌山県11.24人、
鳥取県12.38人、
島根県13.84人、
岡山県10.82人、
広島県12.13人、
山口県13.87人、
徳島県12.45人、
香川県12.85人、
愛媛県13.88人、
高知県13.57人、
福岡県8.55人、
佐賀県19.59人、
長崎県17.42人、
熊本県13.77人、
大分県11.52人、
宮崎県11.64人、
鹿児島県9.43人、
沖縄県8.35人、
であった。
新型コロナ後遺症、いつまで?
新型コロナウイルスの
「後遺症」
について、国の研究班が
調査した結果、感染者の
約5%は1年半経っても、
睡眠障害、
倦怠感、
など、何らかの症状に
悩まされていることが
分かった。
例年、お盆明け以降に
感染が拡大傾向にある
中、知っておきたい
「後遺症」
の実情がある。
「怠けているのでは?」
と言われて・・。
50代の女性の話である。
3年前、新型コロナに
感染し、
倦怠感、
脱毛、
などの症状が続いた。
かかりつけのクリニック
など、複数の医療機関を
受診したが、原因不明の
まま、時が流れた。
インターネットで、新型
コロナの後遺症外来を設
置する大学病院を探し、
そこで、ようやく
「コロナ後遺症」
と診断された。
当初は強い倦怠感があり、
布団から起き上がること
もできず、自宅から出ら
れない日も少なくなかっ
たという。
女性は、都内の企業で営
業部門の管理職を務めて
いたが、新型コロナの
後遺症で長期間の休職
を余儀なくされた。
労災保険は受け取って
いるが、収入はコロナ
に感染する前の1/3程度
まで減少し、貯金を切り
崩すなどして生活を繋い
でいる。
感染から3年以上が経っ
た今も、倦怠感や体の
痛みなどが続いて、
定期的に都内の後遺症
外来で治療を受けてい
るが、仕事に復帰でき
る具体的な”メド”は立っ
ていない。
「やりがいを持って働い
ていた職場だったので、
一緒に働いていた人達
とも離れなければなら
ないのは、とても辛い
です。
後遺症は、見た目では
どこまで辛いのかが、
分かり辛く、怠けてい
るのではないか?
と言われることもあり
ます。
こんな病気には、もう
誰にもなってほしくな
いし、人生が変わって
しまうような状態にあ
る人がいる事を多くの
人に知って貰いたいの
です。」
と、女性は話した。
こうした中、厚生労働省の
研究班は、新型コロナの
後遺症に関する調査を実施
した。
後遺症の有無やどれくらい
の期間続いているかを調べ、
小児と成人を合わせて約1万
7千人から回答を得た。
その結果、1年半後も20人
に1人に症状が出ている事
が判明した。
新型コロナの後遺症につい
ては、詳しい原因が分かっ
ておらず、厚生労働省は引
き続き、調査を進めると共
に、治療法の開発や予防に
向けた研究を進めることに
している。
あるクリニックの医師に
よると、流行の主流株が
オミクロン株になって以
降、新型コロナに感染し、
重症化する患者の割合は
減っているが、他の株と
比べて感染が広がりやす
く、後遺症の診療依頼は
現在も相次いでいる、
という。
クリニックでは、症状に
応じた薬を処方したり、
運動療法などの指導を
行ったりして、多くの
患者は症状が改善する
傾向にあるということ
だが、中には数年に渡
って倦怠感などの症状
が続いている人もいる。
クリックを訪れるのは
長期間、重い症状が
続いている患者が多く、
これまでに診察を受け
た人の7割近くが、休職
など仕事に影響が出て
いる、
という。
地域によって差があるが、
後遺症を適切に診療でき
る医療機関が不足してい
ることが懸念される。
医師によると、こうした
患者の中には、地元で医
療機関を受診したものの、
地元の医師から、
「明確な治療法が無い」
などと言われ、満足な診療
を受けられなかったとして、
相談を寄せてくる人が少な
くない、
ということだ。
これについて、厚生労働省は
今回の調査や最新の知見を踏
まえて、年内に後遺症の診療
の手引きを改定するなどして、
各地の医療機関が適切な診療
を行えるよう情報共有を進め
ていきたい、
と考えている。
手足口病、「2度目の感染は無い」は間違い
手足口病は、その名の通り、
四肢および口腔内に水疱性
の発疹を生じる疾患だ。
主な症状は、
口の中、
手のひら、
足底や足背(足の甲)、
などに2~3mmの水疱を
伴う発疹が出ることだ。
肘や膝、お尻にも発疹が
出ることがある。
感染経路は主に3つある。
➀咳やくしゃみなどのしぶ
きを介した飛沫感染、
➁飛沫や便に含まれるウィ
ルスが手指を介して口から
侵入する接触感染、
③糞口感染(便と一緒に
排泄された
ウイルスが
口に入って
感染する)
感染症情報センターによる
と、手足口病の病原体である
「エンテロウイルス属」
は数十種類の型があり、別の
型に感染するとワンシーズン
に何度も感染する可能性が
あるという。
この点は特に注意が必要だ。
一度、手足口病に感染した
からといって安心は禁物。
つまり、
「手足口病に一度かかると
もう感染しない」
というのは、大きな勘違い
なのである。
実際、異なる型のウイルス
に感染することで、同じ夏
の間に複数回、発症する
ケースも報告されている。
中には重症化しやすい病原
体もあり、繰り返しの感染
にも警戒が必要である。
石川県、コロナ・RS・溶連菌・感染性腸炎・手足口病・ヘルパンギーナの現状
<コロナウイルス>
県全体14.15人、
金沢市11.29人、
南加賀8.50人、
石川中央13.73人、
能登中部35.17人、
能登北部10.00人。
<RSウイルス感染症>
県全体0.86人、
金沢市0.64人、
南加賀2.00人、
石川中央1.00人、
能登中部0.00人、
能登北部0.00人。
<A群溶血性レンサ球菌
咽頭炎>
県全体1.28人、
金沢市1.64人、
南加賀0.33人、
石川中央2.50人、
能登中部0.50人、
能登北部0.00人。
<感染性胃腸炎>
県全体3.03人、
金沢市4.00人、
南加賀2.83人、
石川中央3.33人、
能登中部1.75人、
能登北部0.00人。
<手足口病>
県全体6.83人、
金沢市9.09人、
南加賀5.00人、
石川中央5.00人、
能登北部8.75人、
能登北部1.50人。
<ヘルパンギーナ>
県全体1.66人、
金沢市1.36人、
南加賀2.67人、
石川中央0.33人、
能登中部3.00人、
能登北部1.50人。
<コロナウイルス>
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