1定点医療機関当たりの新型コロナの感染者数㊻(withインフルエンザ)
全国コロナ感染者、9週連続で減少
厚生労働省は4月12日、全国に約5000
ある定点医療機関に4月1日から7日に
報告された新型コロナウイルスの新規
感染者数は計2万968人で、1定点当たり
4.26人であった、
と発表した。
前週の約0.84倍で9週連続で減少した。
都道府県別では、多い順から
秋田県10.83人、
宮城県8.96人、
岩手県8.95人
と続く。
首都圏では、
東京都2.74人、
愛知県5.52人、
大阪府3.26人、
福岡2.84人
であった。
42都道府県で減少した。
4月7日までの1週間に定点医療機関に
報告された新規入院患者数は1790人
で、前週から231人の減少、
となった。
集中治療室(ICU)に入院した患者は
80人で前週から1人減った。
定点あたりの新型コロナ感染者数
<4月1日~7日>
北海道3.86人、
青森県8.21人、
岩手県8.95人、
宮城県8.96人、
秋田県10.83人、
山形県6.63人、
福島県4.90人、
茨木県4.98人、
栃木県5.11人、
群馬県4.60人、
埼玉県4.13人、
千葉県4.74人、
東京都2.74人、
神奈川県3.22人、
新潟県5.55人、
富山県5.09人、
石川県3.33人、
福井県3.13人、
山梨県4.80人、
長野県5.08人、
岐阜県5.87人、
静岡県4.45人、
愛知県5.52人、
三重県4.35人、
滋賀県5.28人、
京都府4.50人、
大阪府3.26人、
兵庫県3.59人、
奈良県5.24人、
和歌山県4.51人、
鳥取県4.41人、
島根県3.95人、
岡山県4.85人、
広島県2.62人、
山口県2.58人
徳島県4.76人、
香川県3.66人、
愛媛県2.93人、
高知県2.82人、
福岡県2.84人、
佐賀県3.97人、
長崎県4.23人、
熊本県2.77人、
大分県3.66人、
宮崎県4.52人、
鹿児島県3.40人、
沖縄県4.58人、
である。
インフルエンザ、前週より減少
国立感染症研究所等によると、4月7日
までの1週間に全国およそ5000カ所の
医療機関から報告されたインフルエンザ
の患者数は前週より3万83人少ない2万
5106人であった。
1医療機関当たりでは全国で5.1人と、
前週から6.08人減った。
1医療機関当たりの患者数が10人を
下回るのは、去年10月以来、およそ
半年ぶりである。
都道府県ごとでは、
山形県で11.47人、
新潟県で10.25人、
愛媛県で9.67人、
鳥取県で9.28人、
などであり、すべての都道府県で
前週より減少した。
このデータをもとに推計されるこの
1週間の全国の患者数はおよそ16万
1000人で、去年9月4日以降の累積の
患者数はおよそ1779万4000人と推計
される。
また、直近5週間に検出されたウィルス
を分析すると、「B型」のインフルエンザ
が81%で、最も多くなっている。
日本感染症学会インフルエンザ委員会で
委員長を務める倉敷中央病院のA副委員長は、
「今シーズンは流行がだらだら続き、
4月になっても患者が多い。
去年10月から11月ごろに接種した
ワクチンの効果が低下してくる時期
でもあり、今後も基本的な感染対策
を続けてほしい」
と話す。
石川県、コロナ・インフルエンザの状況
定点当たりの患者数
<コロナウイルス>
県全体で3.33人、
金沢市で3.12人、
南加賀で2.80人、
石川中央で3.00人、
能登中部で7.17人、
能登北部で0.75人、
となった。
<インフルエンザウイルス>
県全体で6.06人、
金沢市で6.00人、
南加賀で2.28人、
石川中央で7.27人、
能登中部が12.50人、
能登北部で3.00人、
となった。
青森県、新型コロナ患者、4週ぶり増加
青森県は4月11日、直近1週間(1日~7日)
の新型コロナウイルス感染報告が476人、
1定点医療機関当たり8.21人と公表した。
前週の1.04倍で、患者数はわずかながら
4週間ぶりに増加に転じた。
保健所管内別の6地域のうち3地域で
患者数が増加。
それぞれの1定点当たりの患者数は、
八戸市・三戸地方が3.67人、
上十三 が7.56人、
むつが14.67人、
であった。
他の3地域は患者数が減少し、
青森市・東地方が9.58人、
弘前が8.08人、
五所川原が9.14人
であった。
<コロナウイルス>
<インフルエンザウイルス>