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iPhone初代発売に関して日本であまり伝わってなかったろう話

IPhone初代、2007年、3Gじゃなくて2Gみたいなこと言ってた時代。
日本での発売もなく、通信方式も日本の方式でなかったので発売されなかった。
当時私は友人のコネで米国販売ブツを手に入れて、通信法的にはアウトだったけど日本で使ってました。wifiでのみ使える、みたいな感じで電話はできず。
本体も今や、昔誰かに借りパクされたのもあり、どうでもいいけど、この記事は
当時米国販売での裏方話を、いつぞやいた在籍していた米国の会社で聞いたので
メモ的に書いておきます。

今や通信方式も電話よりもデータ通信が優位になるような形になっての、やれ4Gだの5Gだのなのでスマホありきの通信方式だけど、iPhoneが出た当時はまだ、モデムに毛が生えてボーボーぐらいのレベルで日本ではimodeですよ、圧縮された画像、音楽は流せますよ。。。いや、あんまり載せないでね、通話が優先なので、みたいな時代でした。これは米国も同じで優先は通話、その後にデータ、というインフラのAT&Tだった時代です。
当時のiPhoneはAT&T優先で、いわゆるキャリア縛り的な売り方をしていたのだけど、それには理由があったという。
そんな通信が細い時代に、iPhoneをサービスするには電波の悪いところ、人に売ると、これは使えない!と言われる可能性がある、と。
そこで、AT&Tの契約窓口では、顧客の住所を入力すると、AT&Tのアンテナの位置情報と顧客住所をクレンジング、マッチングする仕組みDBを裏方で動かしていて、その契約住所がアンテナから遠いところだと、今はごめんなさい、サービス圏外なので契約できないんですよ、と断っていたそうです。
アンテナ情報っても、高いところに立ってるアンテナもあれば、低いところに立っているアンテナもあるので、電波の強さはアンテナの場所だけでなくて、高さなんかの位置情報とのマッチング、電波の情報を即座にマッチングするので、当時としてはなかなかの技術だったそうです。

そんな形で、iPhoneがリリースした当時、アプリだのOSだのハードウェアだのがこれは使えない!という話にならないように通信インフラも合わせて販売していた、ということだそうです。これは、多分日本ではあんまり知らないお話かと。

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