5万円とドライヤーとVRと私
はい、5万円
「はい5万円、1ヶ月以内に自己投資に使ってね」
と会社から突然、諭吉5人を配属されたのが5月末。
それから1ヶ月弱の間、ウンウン悩んだ末に"爆風ドライヤー"と"VRレンタル"に5人を派遣したので、その顛末をここに報告します。
噂のドライヤー購入
1万円でも100万円でもなく5万円。3日でも1年でもなく1ヶ月。
絶妙な予算と期間の条件に、「一番確実な投資先はやはり時間!」ということで、時短グッズを買うことに。
今回私の"欲しい時短グッズリスト"から買うことにしたのは、爆風で有名なダイソンのドライヤー"Dyson Supersonic Ionic"。
「今5分かかってるドライヤー時間が爆風で1分になれば、
(300秒 - 60秒) × 300日 × 5年 = 360,000秒 = 100時間
4万円で100時間が買えちゃう!最高!」(*耐用年数5年想定)とウキウキでビックカメラから帰ってきたのですが、そううまくは行きませんでした。
ご利用は計画的に
買ってから分かったのですが、実際に髪の毛を乾かすのに5分もかかっていませんでした。
ドライヤーの音のうるささ、使った後に汗ばむ不快感から、実際よりも時間がかかっているように感じていたようです。
実際に測ってみたところ、旧ドライヤーで乾かすのにかかった時間は平均2分30秒ほど。爆風ドライヤーでは平均1分30秒でした。
思い込みとリサーチ不足が招いたミスでした。
結果、短縮できた時間は1回60秒、5年で25時間と、期待していた1/4になってしまいましたが、熱よりも風量で乾かすため不快感が少ないという想定外のメリットもありました。
油断、ダメ、絶対。
可能性を感じたVRレンタル
ドライヤーを買って残った1万円は、VRゴーグル"Oculus Quest 2"のレンタルに使いました。
https://www.oculus.com/quest-2
物件のバーチャル内見やARシューティングアプリ等、だんだんと身近になりつつある技術を試してみたい好奇心と、前から気になっていた家電レンタルサービスRentioを利用してみたいという思いから、20日間ほどレンタルして触ってみました。
使ってみた感想がこちら
・とにかく酔った。その場で周りを見渡すのは問題ないが、仮想空間での移動でダウン。(船でも酔ったことがないmy三半規管への自信が粉砕)
・新感覚だけど違和感ほぼなし。臨場感最高。(トラッキングの精度がものすごく、使用後しばらくはスマホを触ってる指が自分のじゃないかのような感覚に)
・広い場所が必要。(仮想空間で踊り狂ってたら机に置いていたPCを2回そこそこの強度で殴ってお互い凹んだ)
・場所だけじゃなく時間も選ぶ(重いので動くと汗をかく&バンドの形のせいで使用後の髪型が落武者必至)
・重い、デカい。(日常的に使うにはややストレス。しっかりめの眼鏡くらいのサイズ・重さになれば毎日使いたい)
・想像以上に使いやすい。(操作に慣れが必要かと思ったが、直感的な操作が可能ですぐに使いこなせた)
・Rentio最高。(レンタル予約から返却まですごくスムーズ。オススメ)
バーっと書きましたが、総じてすごく楽しく、可能性を感じる体験でした。
もう少し気軽に着けられて、専用のコントローラーではなく自分の手を使って操作できるようになると、バーチャルオフィスやスマホの代替としてすごくいいんじゃないかとも感じました。
結果として、気になっていたサービスとVRが思う存分体験でき、未来と自分の意外な弱点に気付けた素晴らしい経験でした。
最後に
5万円自己投資企画、4万円でドライヤー購入、1万円でVRレンタルをしてみた結果、失敗もありましたが、自分の詰めの甘さやVRの可能性を感じる非常に良い機会でした。
このユニークな企画を計画したTsuzucle、今までもこれからも面白いことを色々とやっているので、VRと並んで要チェックです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。