AIについて、全日本人に「今」読んで欲しいスライド
全日本人に「今」読んで欲しいスライド
塩崎彰久衆議院議員のnote記事に添付があった「松尾豊先生」と「安宅和⼈氏」のスライド資料を全日本人に読んで欲しい、いや全日本人が読むべきと感じたので、勝手かつ微力ながら拡散に貢献させていただきます。
スライドのリンクはこちらなので是非「今」読んで頂きたいです。
AIの進化と日本の戦略 by 松尾研
https://note.com/api/v2/attachments/download/a29a2e6b5b35b75baf42a8025d68c175
時代局⾯を考える by 安宅和⼈氏
https://note.com/api/v2/attachments/download/5fc27932fbae3effdca5426adbb5736b
下記が特に全日本人に読んでいただきたいスライドです。
これだけ見ても、私を含む一般素人は「?」という感じの方も多いと思うので、下記辺りの分かりやすい動画を倍速再生いただいてから、改めて読んで頂くと「今起きていること」の意味合いの大きさがよりリアルに感じ取れると思います。
そしてまだ利用したことが無い方は下記を使ってみてください。1分で登録出来て、基本的には無料・日本語で利用可能です。
登録は英語のみですがYoutubeで「Chat GPT 登録方法」とかで検索すると登録方法の動画が出てきます。
こちらなどは登録無しで利用可能です。生成して欲しい画像のイメージを打ち込んでみてください。
個人的な考え・妄想
以下は個人的な雑多な考え・妄想です。もし何かしら一緒に議論・挑戦出来そうな方がいたら是非、是非TwitterのDMかLinkedin、kosuke.fukagawa@globis.comまで連絡ください!
※全て個人的な考え・妄想 as of 2023/02/18ですが、もし明確な事実誤認があれば指摘頂ければと思います。適宜更新していきます。
既に起きていること、数年以内に確実に起きることの解釈
人類最高水準の知能を誰もが目の前に召喚出来る様に。召喚魔法を唱える能力の重要性が増していく
デジタルな生産・創造活動のうちパターン化と組み合わせに留まるものは全てAIで代替可能に
日本の動き方の妄想と覚悟
①インフラ、②ミドルウェア、③アプリケーションの3レイヤーのうち…
①(松尾研のスライドのP30の「1.大言語モデルを自ら開発する」)は松尾先生・安宅氏にリード頂き、民・官の大連合で数百(数千)億円を集め・投資しながら挑戦出来ないか。勿論、私も何等か貢献したい(完全なる勝手な妄想で、すみません)
②と③でいかに早くユースケースを出し、社会へのアダプションを早められるかが勝負。この部分でなら世界をリードする余地は一定存在
社会アダプションの1つの肝は「教育領域」での積極的活用・AIネイティブ世代の育成。これは特にスピード感を出し得るプライベートセクターで投資支援先のManabieと頑張りたい。お膝元のグロービスでも既に活用方法を検討中
広い意味での創造・生産の変化
我々世代では「Made by human」がブランド化・オリジナルが価値を持つ。AIネイティブ世代では多くの領域で「Made by AI」>「Made by human」となっていく
創造・生産のアウトプットではなく、プロセスを楽しむ様に
Reverse generating(勝手な造語)が普及すると、コードで書かれたデジタルサービス・プロダクトの模倣が著しく高速化・ほぼノーコスト化
プロダクトでの差別化の困難性が増し、より一層ディストリビューションとネットワーク効果の勝負になっていく
そもそもコーディングの概念自体が変わる。感覚的には3D printingの様な概念に変わっていく
デジタルな創造・生産のみならず、フィジカルな創造・生産も変化していく。Generative AI×3D printerで全ての産業が一定disruptされていく
フィジカルな世界でも創造・生産の頻度(回転数)が高くなるが、物理世界の資源には限界があり、より一層リサイクル・循環の重要性が増す
価値の変化
当然、データの価値がより一層増していく。そのために当面はデータを狙ったM&Aが増加し、その先はデータ獲得構造自体のM&Aが増える
本質的にユニークなものを除き、パターン・組み合わせで説明可能な創造作品の価値が下がっていく。結果として人間が作り出す創造作品は、真にユニークなもの or 突拍子もないものに二極化していく
リアル世界のデータと人間のデータの価値がより一層増していく。Generateされた創造・生産品に対して、リアルな世界にどういう変化が起きているか・人間がどの様な反応をしているか/感情を抱いているかがAIにフィードバックされることがAIの更なる進化にとって重要になる
デジタル世界での創造・生産品の非連続な増加と、人間の処理能力のキャパは既に大幅乖離しており、人間側の能力・脳力の解放がより一層進む
個人的に気になる・よく分かっていないこと
インターネット接続への流れは不可逆だとして、更にその先にインフラ同士が融合・統合される方向に進むか(GPTとBardが統合されるなど)
AIの創造・生産に対しての、リアル世界の変化や・人間の反応/感情までAIにフィードバック・学習させられる様になると、遂にAIは自我を持っていると言える状態になり得るのか
言語によりどの様な差が生まれてしまうのか。日本語を含む英語・中国語以外の言語で学習、創造、生産をしていく場合、圧倒的に劣後した立場に立たされるという危機感を抱いているが、この危機感は正しいのか。例えば、英語母語と日本語母語の小学1年生がChat GPTを使いながら学習する場合、問いに対する回答の質、そして回答の進化・改善のサイクルに圧倒的な差が生まれてくる様に感じる。その積み重ねで、人間側が問いを出す能力にも差が出てくると、指数関数的な差が個人・組織・国家単位で出てくる様に感じるが、これは正しい危機感か
インターネットとAIのどちらが人類に与える影響が大きいか
AI普及のエネルギー・資源問題への影響
AI普及の発展途上国と言われる地域・国家への影響。Leap frogなポジティブな影響もある一方で、上記の学習・思考の指数関数的な差、資源獲得のための進出、及びAI×3D printerなどで安い労働力・生産力のニーズ低下など
※(お決まりのパターン化しつつありますが)勿論、こちらの内容はChat GPTと議論しながら作成しており、見出し画像はStable diffusionに書いて貰っています
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参考情報:
日本語
英語