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仕事が、辛かった1年の唯一の救いだった-2024年まとめ-

今年は、色々なことがあった。色々なことの中身は違う。今年は、プライベートな出来事が多かった年でした

  • 2020年:コロナウィルスによるパンデミック。世界が辛かった年

  • 2021年:大学院最後の年であり、また仕事も転換期

  • 2022年:3月に大学院卒業。それ以降は楽

  • 2023年:まあまあ楽

2024年は、年初から逆流性食道炎に悩まされ、半年以上なかなかにキツイ薬を飲み続けた。友人との飲み会なども含め、充分に楽しめなかったことも多い。

さらに、5月からは父の介護、6月父の死去、7月は仕事が大忙しだった。

やはり、人生の中で2度起きるであろう肉親の死去は非常に大きかった。元々胃が辛い中、週に2回田舎まで戻り(私が、東京での仕事の為)。胃に加え、坐骨神経痛も患い、今でもちょっとキツい運動をした後や出勤が多い日(まさに先週が毎日出勤だった)が続くと、痛くなってくる。

怒りやすくなったとも思う。母が、家のすべての事を父に頼りきっていたため、社会的な能力が著しく失われていたからだ。何かにつけて電話が来て、すぐ戻ってきて欲しいと言われ。

うちは弟が非常に優秀でかつ車を使って実家に来ることを苦とは思っていなかった為、弟に負荷がかかった。結果、弟もとある症状に今苦しんでいる。

母は、なかなか変わらない。何かにつけて情けない声で「たのむよー、たのむよー」と何かを乞うてくる。そうなると、どうしても私は口調を少し荒くして「自分でもやりなよ!」と怒るのだ。

私が学生の頃、親はスパルタだったので「なんで走るの一番じゃないの?努力が足りないんじゃないの?」とか「なんで成績がこんな並なの?常にトップじゃないと」と、厳しい環境で努力を強いられた。

私はそれなりに努力して、スポーツはそこそこだったけど、親の希望であった東京の某国立大学に無事入ることが出来、都内の大企業に就職し、どんどんと親離れしていった。

特に近年は実家に帰るたび、母から「なぜ子供を産まないのか?人として終わっている」と言われ続けたので、嫌気をさし実家にも帰らなくなっていた。

なのに、今ときたら、、、どうしてそんなに情けないのだ?人に強いてたあの価値観は、どうなったのか?

環境の変化、体調の不良、親のこと。そんなこんなが起きているなか気づいたのが、仕事の面に関しては今年新たにチャレンジしたことが一定の評価を得つつあることで、仕事をすることが心を落ち着かせる一つになっていることであった。

仕事って、他人の為になってお金を稼ぐことなので、本来は「嫌だなぁ、ツラいなぁ、めんどくさいなぁ」なんて思うはずで。私も昨年までは割とそうだったのだが。

今年になってからは、むしろこの仕事が自分を救ってくれたなとも思っている。

当然、その仕事を支える為にそこそこの量の資料や書籍を読む必要があったが、それも楽しかった。

特に最近流行りの地政学関連は、社会科学の修士を取った私には、世の中の様々な出来事は実はかなり繋がっているんだなと気づき、それを図式化して面白がったりしていた。

なんとなく、ワンピースでいう"歴史の本文(ポーネグリフ)"の姿を追っているような感じでしょうか。大げさか。

今年一番の学びは、本当にツラいときこそ"好きな事に没頭する"、、、ではなく"没頭できることが好きになる"ということでした。

文章を見ると前後逆にしただけに見えますが、これは大きく違います。

多くの自由がある人は、好きなことを探すのも良いと思います。それもまた一興。ただ、あまり自由がない人、ツラい状況にある人は、それを忘れることが出来る強制的に没頭せざるを得ないこと、私で言うと"仕事"が、実は自分の救いにもなる。そいうことに気づいたことは、びっくりな学びでした。

ただ、条件は2つあります

  • 没頭できる大義がある。私はパートナーさんと自分を支えるため、1日8時間は働くし、それが「いやぁ、仕事があるからー」と色んな言い訳に使える

  • 仕事が心底好きでも辛いわけでもない。単純に、没頭できるだけ

--強制的に没頭せざるを得ない--


なんか、凄い言葉ですね。もう奴隷時代ではないのにww

でも、そのくらい「私はこれをやらなければならないんだ」という状況・時間は、色んな不安が襲ってくる自分には助けになったということです。

2024年、一番の気づきであり学びでした。この歳になっても、まだまだ大きな学びって出来るんだなって。

今日はここまでです。
こういう1年の振り返りって、なかなか新鮮なのではないでしょうか?内省と学び、来年は果たしてどんな年になるでしょうか。

おそらく、このnoteが今年最後になると思います。
1年間、温かくお付き合いくださった皆様、本当ありがとうございました。もし何か気づいたことや、恐れ入りながら私にコメント・アドバイスなどくださりましたら、私も大変嬉しい1年の締めくくりとなります。

では、皆様もよいお年をお迎えくださいませ。
合掌!!

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