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#3 Youは何しに北海道深川市へ?(後編)

こんにちは、北海道深川市地域おこし協力隊のいしたです。

「Youは何しに北海道深川市へ?」と題して、
前編では
前職を辞めた理由と
地域おこし協力隊になると決意したきっかけ
をお話ししました。

後編では、
決意の不安を拭うきっかけとなった人との再会や
何で深川市だったのかをお話しします。

友達との再会、シンプルに考えるということ

前編でお話ししたように、
地域おこし協力隊になるという意思は固まったものの、
少し不安は残る何とも言えない状況でした。

調べれば調べるほどいろいろな情報が蓄積されて
どつぼにハマってしまう、
そんな状況だったんだと思います。

それがどう打開できたのか。

ある友達に会いに行ったことが大きなきっかけになりました。

2022年夏、友達との再会

2022年の夏、
旭川のハーブ農園で働いている友達に
数年ぶりに会いに行きました。

農園で見た景色|北海道の夏を感じる
お土産にもらった生のハーブ|いろいろな種類の綺麗なお花

草むしりを手伝いながら積もり積もった話をして、
今の会社を辞めて
地域おこし協力隊になることを聞いてもらって。

友達は数年前に公務員を辞めて、
このハーブ農園で働きたいという思いから
直接オーナーさんに頼み込み、
この農園で働いています。

この農園で働いている皆さんはとても生き生きとしていて、
人生が楽しいこと・充実していることが
体からにじみ出ているような方ばかり
でした。

自分が好きなことや大切にしたいことがちゃんとわかっていて、
迷いがない。
だからもちろん一人一人の軸はブレていないし、
みんな同じ方向を向いている。
そう、感じました。

私も、こういう人間で在りたい

この農園で出会った方々から感じたことは
「人生楽しかったらいんじゃね!?」
ということでした。

いろいろ考えすぎて複雑な思考回路になっていたけれど、
シンプルに考えていいんじゃないかな
そう思えたんです。

もちろん、
いろいろ考えて結論を出すことは重要だけれど、
「楽しい」
とかそういうシンプルな思いだけでも
頑張れるじゃん

ということに気づきました。

そうしたらどんどんシンプルに考えることができて、
「30歳目前、良くも悪くもパートナーがいなくて、今じゃね!?」
という結論に至りました。

私自身単純だな~と思うのですが、
これだけで私の不安は拭えました(笑)。

「地域おこし協力隊になって困っている地域・必要としてくれる地域の力になりたい」
という思いと、
「今じゃん!楽しかったらそれでいいじゃん!」
という思いが固まったおかげで、
迷いなく地域おこし協力隊になるという決意ができました。


地域おこし協力隊として「どこで」「何をするか」

#1自己紹介でお話ししたのですが、
私は”たまたま”北海道深川市の地域おこし協力隊になりました。
“たまたま”という言葉からもわかるように
あまり深い理由は無いのですが、
深川市の地域おこし協力隊に
応募するまでのことをお話しできればと思います。

地域おこし協力隊の募集情報の収集

地域おこし協力隊になると決意した後は、
「どこで」「何をするか」を考えました。
地域おこし協力隊の募集情報は、
以下のサイトで募集情報を調べることができます。

地域おこし協力隊 ニッポン移住・交流ナビJOIN

私の場合、
地域のこだわりがなかったので、
「情報発信」とか「情報」とか「広報」といった
キーワードで絞って調べていました。

生きているうちにいろいろな地域を訪れたい、
いろいろな景色を見たい、
という思いがあったので
この地域じゃなきゃ嫌だとか、
そういう思いはありませんでした。

ただ、
大学生活を北海道で過ごして
北海道での暮らしの良さは知っていたのと、
旭川や札幌に友達がいるということで、
北海道で丁度よい募集があればなあ程度に考えていました。

いろいろな地域の募集情報を調べてみると、
「給与・賃金等」や「待遇・福利厚生」
という項目が特に気になりだします。。。

この項目は地域によって特に差が出やすい項目でした。
今までの仕事は残業が多かったこともあり、
それなりにお給料はもらっていました。
その金額と比べると
お給料は低いし、
待遇や福利厚生の面も劣る、、、、

それでも本当に地域おこし協力隊がやりたいのか?と、
一度決心した気持ちが少しばかり揺るぎました。

今までは何不自由ない生活をしていて
好きなようにお金を使っていたので、
それができなくなる、、、それでも良いのか??と。

どうにかなるでしょ

最終的には
「地域おこし協力隊がやりたいし、
最低限生活できるお金があれば何とかなるでしょ」

ということで、
何となく下限値を決めつつ、
いろいろな地域の募集要項を見ていました。

結局私は単純なんです。

「人生一度きり」とか
「人生どうにかなるでしょ」とか
自分の楽観的な性格のおかげで、
何となくでも一歩を踏み出すことができます。

この性格は自分の強みなんだと思います。

どういう形であれ、1歩を踏み出すことは大切!

そして!ついに!
深川市の募集情報に辿り着いたのです。

地域資源の情報を発信するという募集内容が
私のやりたかったことと一致していたこと、
旭川や札幌に友達がいて会いに行きやすいこと、

これらの理由から
深川市の地域おこし協力隊に応募することを決めました。

自分でこの記事を書いていて、
深川市の地域おこし協力隊の決め手が
あっさりしてると感じます(笑)。

でも、何が決め手でも良いですよね。
たくさんのことを調べたり考えたりしたけれど、
最後はよりシンプルにあっさりと決まりました。

わたしのこれから

私はいま、
(ダブルピースしながらスキップできるくらい)
これからの人生が楽しみです。

30歳目前のこのタイミングで、
自分自身や人生について考える時間を
つくることができて良かった
なと。

しっかりと時間をかけて考えたから、
今は迷いがないです。


なんとなく深川に来てしまったけれど、
人生の中でこの選択ができて良かった。

・小さなことに気付ける人生でありたい。
・毎日を満喫したい。
・しっかりと深呼吸をして、生きたい。


普通っぽいことだけれど、
それで良いんです。
これが良いんです。

これからの「ふかがわぐらし」楽しむぞ~!

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