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#30 極寒のジャンボビンゴ大会

2月3日(土)・2月4日(日)の二日間にわたって、「ふかがわ氷雪まつり」が開催された。

雪が降る地域には、大抵、雪のお祭りがある。
ふかがわ氷雪まつりと同じ時期に、道内各地で「雪まつり」「氷瀑まつり」「冬まつり」など、さまざまな雪を活かしたお祭りが開催された。

札幌で開催される「さっぽろ雪まつり」が一番メジャーかもしれないが、札幌に限らず道内各地で工夫を凝らしたお祭りが開催されている。

田舎のお祭りは、田舎らしさ・まちらしさを感じることができて、大好きだ。
「ちょっとつっこみたくなる」そんな田舎らしさが私のツボである。
(日常の中に自分のツボを見つけたくなるタイプです)

もちろん、ふかがわ氷雪まつりもそうだった。
ということで、ふかがわ氷雪まつりはどんなお祭りだったのか!?私的なツボを交えてご紹介する。

ツボ1:プログラムが多い

ふかがわ氷雪まつり ちらし(表)
ふかがわ氷雪まつり ちらし(裏)

まず、ちらし(裏)を見て驚いた。
プログラムが多い!!!!!
刻みに刻まれたスケジュールになっている。
雪あそびメインのお祭りなのかな〜
なんて思っていたけど、そんなことはなかった。

こういうみんなで作り上げた感のあるお祭りってなんだか温かくて、良い。
氷雪まつりに限らず、ふかがわのお祭りは「来てもらう人に楽しんでもらいたい」という思いが垣間見える。そんなところも好きなポイント。

ツボ2:鳥居に立て掛けた看板

お祭りは、深川駅から徒歩10分ちょいのところにある「深川花園稲荷神社」で行われた。
神社の隣りの花園公園いったいもお祭りの会場になっている。

ふかがわ氷雪まつりの出入り口

コチラがお祭りの出入り口にある看板。
看板が、鳥居にそっと立てかけられている。
鳥居って神聖なモノじゃない!?
いいの!?大丈夫!?
と思いながら鳥居をくぐり、いざお祭りへ。
田舎だとこういうのアリだよね~なんて思った。

ツボ3:超巨大こめッちの雪像(ほぼ壁)

自衛隊の方が作ってくださったこめッちの雪像

倒れる心配など全くない、かちこちの雪像である。
雪像というか、壁である。
かちこちの雪像になるよう、雪を固めながら作っていたみたい。
立体感があってかわいい。
愛してやまないこめッちと深川の特産のりんごとさくらんぼが描かれている。
こめッち、本当かわいいぜ・・・

立地的にしょうがないんだとは思うけれど、常に逆光だった。笑
太陽を従えたこめッちは、それはそれで良かったけど。

ちなみに、氷雪まつりの雪像づくりの様子は毎年ホームページで公開されている。
当日まで楽しみにしたい気持ちもありつつ、こめッちが出来上がっていく様子を見たい気持ちに負けて、ちょくちょく見ていた。笑

ツボ4:その目は真剣!深川恒例の餅まき

ふかがわのお祭りでは、よく「餅まき」が行われる。
餅まきは、ふかがわへ来て初めて経験した文化だった。
ちなみに、餅まきとは言葉の通り「餅をまく」イベントである。

ステージからおじさまたちがお餅をまいてくれる


これまでにも何度か餅まきイベントに参加したことがあるのだが、私は1個拾えるか・拾えないか、くらいの実力である。
(それも地面に落ちたお餅を拾うことしかできない・・・)

餅まきはいろいろなイベントでやっているからか、深川市民は「餅まき慣れ」していると感じる。
袋を持参して、袋でキャッチするという手法をほとんどの方が使っている。
前の方は子ども専用のエリアになっていて、たくさんのお餅をとっている子ばかり。

餅まきは思っていたよりも真剣なイベントで、空気がちょっとピリついているように感じた。笑
遊びなんかじゃねえ、これは一種の戦いである、と言わんばかりの空気感である。

わたしはまだ袋を広げる勇気はない・・・
とは言いつつ、数年後には、私も袋を広げてお餅を拾っているかも!?
まずはお餅を拾うのではなく、キャッチすることから頑張りたい。


ツボ5:大すべり台

雪のイベントにはだいたい雪で作った「巨大すべり台」がある。
タイヤチューブで滑ったり、そりで滑ったり。
ふかがわ氷雪まつりにも、雪で作ったすべり台が設置されていた。

・大すべり台(30m)
・ミニすべり台(10m)
・チューブすべり台

なんと、すべり台だけで3種類!笑
大すべり台の存在しか把握していなかったが、3種類もあったとは・・・
それに、見るからに頑丈でしっかりしているのが、写真からでもわかる。
私はすべっていないけれど、これは立派で良いすべり台だな~なんてしみじみした。

しっかりした大すべり台

ツボ6:願いを込めたメッセージカード

「まごころ雪だるま」といって、子どもたちが雪だるまを作るイベントもあった。作った雪だるまにはメッセージカードをぶら下げて、入り口付近にどんどん飾られていく。

子どもたちが作ったかわいいかわいい雪だるま


子どもたちが作ったかわいい雪だるまがたくさん並んでいて癒されるのはもちろんであるが、それだけじゃない。
メッセージカードに「願い事」を書いているのだ。
七夕の短冊みたいな感じで。

「ゲームが何時間でもできますように」とか
「いちごがたべれますように」とか
「ムキムキになれますように」とか。

尊すぎる。
願い事が素直すぎる。
メッセージに可愛さが詰まりすぎていて、たくさん癒された空間だった。

言霊って言葉もあるくらいだし、願っていることを言葉にするって大事だよね!となんだか勇気づけられた。

ツボ7:実質タダ!極寒のジャンボビンゴ大会

ふかがわ氷雪まつりのメインイベント?である「ジャンボビンゴ大会」。
ただのビンゴ大会ではない。
「ジャンボ」ビンゴ大会なのだ。

イベント名に「ジャンボ」と付けてるところが、まず、良い。
「ビンゴ大会」とか「大ビンゴ大会」とか、いろいろ言い方はあっただろうに、「ジャンボ」とつけるとは!
なんて良いセンス!(私のツボにぴったり)

ステージで行うジャンボビンゴ大会

ビンゴカードの引換券はグルメチケットに付いていて、実質タダでビンゴに参加できた
景品はめちゃくちゃ豪華で、
・特賞:40型液晶テレビ
・準特賞:任天堂スイッチ(2台)

田舎のお祭りにしては景品豪華すぎじゃね!?とびっくり。
これ以外にもシードルの詰め合わせやふかがわポークの詰め合わせといった豪華な景品がたくさんあった。

ふかがわ氷雪まつりの最中は雪が降ったり止んだりしていたが、ジャンボビンゴ大会の最中はずっと雪が降り続けて、めちゃくちゃ寒かった。
マイナス10℃は下回ってたんじゃないかな!?
もちろん、雪が降る極寒な環境でビンゴをするのは初めての経験だった。笑

ありがたいことに景品の数がめちゃくちゃ多くて、たぶん2時間くらい続いていたと思う・・・・
今まで参加したビンゴの中で、最長だったんじゃないかな。
極寒の中、体を動かすわけでもなく2時間・・・
今思い出しても寒かったな。笑

テレビもスイッチも持っていたので、
特賞・準特賞が当たってもな〜なんて余裕をこいていたら、何も当たらなかった。笑
ビンゴに大切なのは謙虚さかもしれない。

ジャンボビンゴ大会には大好きなこめッちも遊びに来てくれた。
こめッちにもたくさん雪が積もっていて、雪が積もったこめッちもかわいかったな。

雪の結晶が降り続いたジャンボビンゴ大会


ふかがわの田舎らしさ

都会で行われるイベントは、
田舎らしさなんて微塵もなくて、
すごく「洗練」されていると思う。

わたしは東京や仙台にも住んでいたことがあるけれど、
ふかがわに移住してみて、
そのまちに住んでいる人が何を求めているのか、何を大事にしているのか、価値観が全く異なるということを身をもって感じた。

どのまちにも異なる良さがある。
都会にあって田舎にないものもあれば、
田舎にあって都会にないものもある。

そんな中で、私が求めていた「暮らし」がふかがわにはあるみたい。
ふかがわに来てから、私のツボにハマることはたくさんあった。

「田舎らしさ」を言葉で説明するのは難しいけれど、
ふかがわの「田舎らしさ」は私のツボだし、好きなところ。

ふかがわ氷雪まつりは、ふかがわらしさがたくさん詰まったお祭りでした!

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