安達祐実が安達祐実を演じる「捨ててよ、安達さん。」
「捨ててよ、安達さん。」の第1話を観る。
安達祐実が安達祐実役として出演する異色作である。
作品的には、山田孝之が山田孝之を演じた一連のシリーズに近いのかな。
プロデューサーが「自分の捨てられないモノが擬人化して現れ、「私のこと、捨ててよ」って言ってきたら面白いかな?」と思いつき、オリジナルドラマとして実現したという。なんて不思議な思いつき。キャスティングは最初から安達祐実しか思いつかなかったと語っている。
作品中に出てくる家はほんとに安達祐実の家なのか。まさかそんなことはないだろうけど、実物をどのくらい参照しているのだろう。
第1話の「捨てられないモノ」はDVD。たぶんドラマ「家なき子」。「同情するならカネをくれ」の名台詞をもじって「同情するなら観てくれ」とDVD役の貫地谷しほりが叫ぶ。1994年の作品なのでVHSビデオしか発売されておらず、今回登場したDVDは当時のスタッフが完パケをダビングしてくれたものという設定だ。
ドラマの大半が夢の中のやりとりで、不思議感が漂う。
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