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ウイングマン10話(最終回)②

前回の続きです


引き続き妄想を語ってもよろしいかな

関西エリアでのオンエアも終わり、桂先生や現場の方々から「続きは特に決まってないよ!」(やる気はあるよ!)的なコメントが出ているのを見て、あぁウイングマン終わっちゃったんだなあ…と改めてロスが押し寄せております。GACKT様起用のエンディングで「これ第二シーズンか映画化確定!!!??」ってなってたので、地味に喪失感がでかいw

桂先生ご自身が「二期をやるとしたら新たに考えなきゃいけない」(ライエル編の終盤展開を今回でやっちゃったから)と仰っているので、そこに全力で期待しつつ、今回のドラマで残った謎?を見ていきたいと思います…


キータクラー

健太が大好きで、ちゃっかり最後に告白?して看取られて消滅?する という、第三でありながら正真正銘の勝ちヒロインであることは皆さま周知の事実ですが、いやそうじゃなくてね!!

アオイさんは告白しないを選んだのにこやつは笑

逆に言えば、健太が好きで仕方ない 以外ほとんど何もわからなかったキータクラーさん。
行動は
登場時:リメルの右腕
序盤早々~:ドリムノート狙いで単独行動開始
中盤~:健太への偏愛が発現し挙動が不審に傾く。リメル陣営からも敵認定
終盤~:謎の戦士(笑 +正体隠さないままで健太を手助けし始める
最終話:リメルを巨大化させ消滅
となっております。

最初は任務としてドリムノートを「育てる」役割を担っていたけど、その過程でドリムノートに「夢」を提供する健太そのものに興味がシフトした、というのはまぁわかるんですが、解せぬのが最終話の巨大化と、キータクラーの「能力」なんですよね。

・アオイさんが布沢さんにかけた記憶操作を解除できる は、キータクラー>アオイさん の能力描写が一貫してされていたからわかるとして
・ザシーバを瞬殺
・リメルから完全にステルスできる空間を作れる
・リメルを巨大化させる力がある(なんで巨大化させたし…) な、無双っぷり。

今シリーズでリメルはステージボスなわけですが、明らかにキータクラーのが強くないですか…?
原作のリメルはまさに「悪の王」でポドリムスをガチ支配している描写がそこそこありましたが、実写リメルに「強者」感はあんまりない。戦闘はお付きのシードマンがやってたし、総理大臣操りも大根役者だったし…。
メタな目線で見ても下剋上ストーリーでない限り、部下キャラがボスキャラより強い描写って、必然性がないと思うのですよ。
今回の実写化でリメルの設定を弱い側にチューニングしたのに、キータクラーを強い側にチューニングしたのはなぜか??
それは!!

①キータクラー=ライエル陣営
②リメルの監視役として、契約が無事履行されるようにポドリムスに赴任
③リメルはキータクラーの正体を知っているので、本当の腹心であるザシーバたちを平行して使う。キータクラーはポドリムス人を見下しているし、ザシーバたちからすると「よくわかんないいけすかない同僚」なので関係性が悪い
④ライエルさまは惑星ジュエルコレクションを愛でるご趣味。特定の「興味」に執着する嗜好はボス譲り
⑤最後の巨大化はそれでも謎。「健太を助けるために全力突っ込んだら巨大化しちゃった♪」しか思いつかない…(だって健太のためにも全くなってないし!!)

ではないでしょうか!!(じゃん!!
7~8話でナアスと面識がある描写がされてたので、ナアスもリメル陣営ではないのかもしれない(原作にあった「親を人質にとられて」設定がバッサリ削がれているナアス)ライエル陣営の(仲が悪い)先輩と後輩。あとからナアスが来た的な。

Dr.ラーク

ウイングマンの7話感想&考察で
・アオイさんが弱すぎるのはなぜか を書いたのですが

そもそもラークパパがアオイさんに課したミッションは、ドリムノートを三次元で燃やすこと であり、ポドリムスの奪還やリメル打倒 は望んでおらず(消極的にリメルの野望阻止が精いっぱい)。

娘を三次元にエスケープさせたあと、娘がポドリムスに帰還することも想定していなかったのでは。

ディメンションパワーも「燃やすまで」のプロセスに必要な分と、「燃やした後」、三次元で居場所を作る分だけあればよかった。
戦うことは想定していないから、戦闘力も必要とは考えなかった。
ポドリムスに戻ることはもうないから、同胞の接近に気づく必要もない。

「ドリムノートを燃やしたあと、三次元で幸せに生きてほしい」

ゆえの、ディスアビリティなのかと思ってみたりします。

最終話ラストの「ライエルとの契約」で、整合性とれたじゃん!!とちょっと喜んでおります^^(もちろん妄想です)

Dr.ラークがポドリムスの危機を知っていたかどうかは不明ですが、行動原理にそれほど差は出ないと思われるので

知っていた:いやそれでも三次元人を犠牲にするようなツール(ドリムノート)は作れない
知らなかった:王の野望に手を貸すわけにはいかない

とにかく発明品を燃やしてでも娘を守りたい が 第一話だったのかなというのが強化できました(よっしゃ!)

アオイさんがディメンションパワーを三次元で補給できないが、裏切り者?のキータクラーは無制限に補給できてるっぽい、も説明がつきます(ライエル陣営だとしたら、ポドリムス以外から補充が可能)

ドリムノート

今回桂先生の手で設定がリブートされたドリムノート。
プレミアムバンダイのやつめっちゃ気合入ってますね…!!

ドリムノートは、ウイングマンへの変身アイテムというわかりやすい機能のほかに

①ラーク博士がリメルに無理やり開発させられた
②最初は小さな願いを叶えるものだったが、アップデートしていた
③「夢」で育つ
④ラーク博士のメッセージを健太に届けた(通信機能ではない?)

が、作中で描かれています。

興味深いのは「願い」=書いたことを叶える機能と、resourceとしての「夢」を明確に区別しているのと、アオイさん=ポドリムス人が「夢」の概念を知らない、という点です。
(「あんたが夢夢って言ってるから、夢あおいって名前にした」)

夢の概念を知らないポドリムス人(Dr.ラーク)が、「夢」で育つ機能を持つアイテムを考え、設計し、作ることができるか?といえばNOで、だから最初は「小さな願いを叶えるもの」だった、は整合性があります。
この時点ではドリムノートではなく、身の回りのことを便利にやってくれる高性能アレクサ(仮)みたいな感じだったのかもしれない。

ここに「夢」と、それを食べて育つ概念を持ち込んだ第三者がいるのではないでしょうか。ポドリムスの外から。それがライエル陣営。
ライエルさまのご趣味は惑星宝石コレクションなので、ターゲットは地球とポドリムスには限らないわけで。
ポドリムスを制圧しジュエル化する直前に、偶然アレクサ(仮)を見つけるか何かして
「この科学力は余のコレクションに役立つ」
「余の願いを具現化するツールに機能拡張できたなら、ジュエル化は許してやる」的な…。

えーーーーでも、だとすると、前回の記事で記載した
リメル目的:「ポドリムスを守る」
リメル手段:「ドリムノートを育ててライエル陣営を駆逐する」
破棄された契約内容:「三次元の世界の納品」

は成立しなくなりますね>< 

目的は変わらずで
リメル目的:「ドリムノートを育ててライエル陣営に納品する」
破棄された契約内容:目的と同じ

であればありなのか…こっちのがシンプルでしっくりくるかも。
どっちにしろ妄想なんですけどね!!w


今回の隠し設定は語られないそうなので…


桂先生のXで

その辺のナゾな所は、解説したら不粋だし、まさかの続編が出来るとしたら、ネタバレになるので、今は言いません。

と明言されているので、今回の私の妄想の答え合わせは、続編リリース時までお預けになりそうです……!(まじおねがいします)
続編構想にこれ期待してます…!(2022年の記事です)



とりあえずお正月休みは、録画済みのオンエア復習と、コンプリートガイドでyoin…に浸ります!!


2か月ちょい本当にシアワセでした!
ありがとうウイングマン!!!



実写ウイングマンのお部屋


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