【みやまん考察】青島のカモの写真は相模川か
令和4年3月1日、都まんじゅう(通称:みやまん)が復活した。同時期に各メンバーのアカウントの再開も見られる中、メンバーの一人「青島玲子」は以下のような写真をツイートした。
(下記ツイート参照)
この場所はどこなのか。今回、私は候補となる場所を発見しましたのでここで共有させてもらいます。
川の存在する場所で考える
川がある地域はどこなのか。まずProjectCOLDの動きを見ていれば神奈川県内か茨城県内に絞れるだろう。その中でも神奈川県なら平塚市、茨城県なら水戸市内である事が確かだ。
平塚市ならば平塚と大磯の間を流れる「花水川」、平塚と茅ヶ崎の間を流れる「相模川(馬入川)」、その他市内を流れる「金目川」、「歌川」がある。
水戸市にはひたちなか市との間に「那珂川」が流れている。必然とこの辺りに絞られる訳だ。
参考)Googleマップ
生態系で考える場所の特定
ここで重要となる情報は「カモ(コガモの可能性が極めて高い)の存在」、「草が生い茂る河原」という事だろう。
まず水戸市、那珂川の可能性から考える。
「平成 18 年度自然環境調査(市内東部地区編)調査報告書」(平成 19 年 3 月、水戸市)の資料によれば、水戸市にはコガモが存在しない事が分かった。
これがその資料である。
つまり、この時点で水戸市の可能性は極めて低いという事になる。
こういう観点から水戸市那珂川を除外し、平塚市の資料を見ていこう。
平塚市は「自然環境調査結果報告 令和2年度水域編 -概要版-」(令和2年 ひらつか生物多様性推進協議会)を参考にしていく。
驚くべきことに、平塚市内で唯一写真と似た環境を持ちそしてカモが存在している河川地域を発見することができました。
それがこちらの資料です。
つまり玲子氏は平塚市内の相模川、それも寒川寄りの地域でこの写真を撮影したのではないかとの憶測を立てることが出来る。筆者としてはほぼ確実だろうと考えています。
同報告書より地図を引用するとこの地域となります。
なので、今回の玲子氏のこの写真は広域に見ても相模川平塚側の馬入ふれあい公園から田村辺りの地域で撮影されたと言い切ることが出来ます。
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