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ポジティブお化けと押し売り問題についてのあれこれ

前回のあらすじ

どうも、kfkです。

前回は、メタバースって何!?てかイベント振り回しちゃってごめんね!でもみんなと色々話せてスーパーハッピーだったぜ!!っていう記事を投稿しました。近未来アツすぎ。リンクスタートから始まる異世界生活。楽しみが増えますね。
まあいろいろごたつきましたが、総じて楽しかったです。
そんな前回の記事はこちら。

時期柄夏日が増えてきましたね~。
体がばてやすくなっているので、睡眠不足、冷え過ぎ等気を付けて乗り切っていきましょう。
余裕ぶっこいてるとやられるのでね。いやまじで。

kfk何者~という人はこの記事を読んでもらえばふんわりわかると思います。
何でもない人です。モテたいですできれば。冗談ですけど。

今回はポジティブお化けとその影響について想いの丈を綴りました。
いろいろ考えてたらなんか正解が分かんなくなったんですけど、別に正解なんてねーぞっていう話をたらたら垂れている記事です。
お得意のボヤキですね~。それではどうぞ(急な提供でお送りします。)

前向きでなければいけないという圧力

こんなことを書くきっかけになったのは、インターネットの大海原をスイスイ泳いでいるときに見つけたある人の文章でした。
どこで見たかも、どんな言い回しだったかも思い出せないですが、どうしても頭から離れなくて、今に至るわけです。
書かれてたのはこんなことでした。

・ポジティブなことに対しての嫌悪感がすごい
・ポジティブじゃなきゃいけない圧力が怖い
・ネガティブはポジティブになれると思われがち
・変われないことに対してのプレッシャーがすごい

いつかのkfkがみた文章の記憶

いやこれ読んだときにね、わかってるけどあえて見てこなかった事実をついてしまったなと思ってアチャーってなったんですよね。パンドラの箱開けちゃったわーって。
というのも、ご存じの方もいると思いますが、僕は割とポジティブの怪物です。前のめりの四つ足怪物なのです。イケルッショイケルッショ。これは鳴き声です。

まあ冗談はさておき、僕がずっと見ないふりをしていたのは、この問題に対して永遠に答えが出ないとわかっていたからでした。
普段から努めて前向きになれるような言葉を言い続けてきたのは、おこがましくも聞いている人たちが少しでも前向きになれたらいいな、という気持ちからだったし、僕自身、そんなムーブのおかげで救われた経験があったからで。つまるところ、”前向きでいる状態”がいいことに違いないと信じての行動でした。
僕はこれをされたらうれしいし、助かったから相手もそうに違いない。
言葉にすると、なんて身勝手で独善的な行動でしょうか。

生きづらさを感じる一番の原因

普段生活していて、生きづらいわーって感じることありますよね。
いつかの僕がみた文章を書いた人は、周りのポジティブの怪物たちを見て、生きづらさを感じたのでしょう。そんなに前向きになれないよ。なんも知らないのに勝手なこと言わないでよと。
いろんな人がいて、いろんな育ち方、生活、知識、考え方に見た目も文化もそれぞれ違うわけで、自分がこうだからあなたもそうだと決めつけるのは結構やばいことです。たぶんこうじゃないかな?って想像しながら探り探り付き合っていかなきゃいけないのも事実なんですけどね。
一番つらい人っていうのは、いやだな~っていうことに関して、ちゃんとNOを出せない部類の人たちだと思います。
日々愛想笑いで、なるべく波立たせないように生きて、多少の嫌なことは目をつむればいいやって考えがちなあれです。ほんの一時ならやれなくもないですが、こんな状態が常に続くって考えたりするともううんざりする想いですよね。心中お察しいたします。

結局、生きづらさの根本って、意見の相違というか考えの相違が理解ができていて、それにもかかわらず、この考えは良くてこの考えはダメって明確な白黒ジャッジされてるところなんじゃないかなって思います。

俺、私はそんなことありませんよ、相手に対して一定の判断基準は持ってますけど、そんな露骨に態度に出したりとかしたりしません!!って人、たくさんいると思います。

1対1のコミュニケーションの時ならね。

共感という名の悪魔

マンツーマンでのコミュニケーションしかしませんっていう人は、例外を除いてほぼ確実にいないんじゃないかと思います。
僕たちは自分が希望していようがいまいが、何らかの集団の中で生きていくことを避けてはいられません。大体は気が合う人とか、同じ仕事をしていますとか、性別とか、年齢とか、いろんなタグで判断したり、選んだりしてコミュニティに入っています。
ここでいうタグというのは、あくまで特性という意味で使っていますが、僕個人はそんなタグだけで人間性全部が推し量れるだなんて微塵も思っていません。念のため先に伝えておきます。

さて、そんな何らかのコミュニティで営みを続けていくと、コミュニティの中でもさらに新しいグループができてくると思います。どこか居心地がいいとか、付き合ってて楽とかそんな理由が大体かと思いますが、波長が合うことを「共感できる」でも言っておきましょう。
「共感できる」ことで個人がまとまったりする時に、ちょっとした力を得ることになります。みんな、大体同じ方向を向いて、なんとなく結束するみたいなやつですね。ポジティブな力の増幅ですので、こんなパターンの時は共感というのは集団全体に対してバフのように働きます。バイキルト!攻撃力が二倍になります。

でも、波長が合う人もいれば、合わない人もいます。
大体の場合は自然と離れて行ったり、思うところがあっても何となく受け流したりしてやってくことが多いかと思いますが、うまくそうできない時もありますよね。仕事とか学校のクラス分けとか、家族とか。
こんな時何が起こるかというと、共感できる集団とできないそれ以外の人みたいなグループ分けが安易にされがちです。共感バイキルトで二倍になった攻撃力は、当人たちが意識せずとも威圧となり、共感できないそれ以外の人にとってはデバフとして向いてしまう形になります。

こんな感じで、共感は母体によって天使にも悪魔にもなったりします。
これに苦しめられた人が、もう特定のグループなんかに所属したりしたくないとか、人付き合いなんてもうこりごりだ~とかなっていくわけです。こちらも心中お察しいたします。

あなたらしくあるということ

いろいろ書いてきましたけど、前向きでいることがいいよねっていうことから共感バイキルトを得られる人は、素直にいいと思います。これからも攻撃力2倍でイキイキと生きていってほしいです。
でも、その共感を振りかざして周りのそうじゃない人を弱体化させたり、攻撃したりっていうのはちょっと違うよねっていうことも頭の片隅に入れておくといいんじゃないかなと思います。
みんな違ってみんないいって言葉がありますが、共感バイキルトでまとまった人たちも、結構簡単にバラバラになったりします。結局個人の集まりなので、共感に依存しすぎると、自分の意見がない、迷える子羊になってしまいますからね。

ポジティブでもネガティブでも別にどっちでもいいよ。
お互いに理解できるところもあるし、良いねって思うところは取り入れていけるといいよね。
押し付けたりしないで、自分が調子いいときこそ、周りに目を向けてあげられるとなおの事いいよね。

冒頭でも書きましたが、ポジティブネガティブ論について落としどころを作るとしたらこんなところでしょうか。
今回も随分ながったらしく文章を書きましたが、僕の中では何となくまとまってよかったなと思ってます。人に伝わんないかもしれないけど。

最後に、僕がポジティブ振りかざして、知らず知らずのうちに傷つけていたかもしれない方々へ。
前向きでいることは僕の中ではいいなって思ってますが、前向きじゃなきゃダメなんてことはないです。
後ろ向きだってなんも悪くないし、リスクがよく見えていて、むしろすごいなって思うこともあります。
あなたたちのことは決して否定しないので、能天気ポジティブの僕を受け入れてもいいかなって思ったら、これからはちょっとだけ仲良くしてくれると嬉しいです。


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