安倍派潰しはS議員復讐説について
2023/12/22
https://www.youtube.com/watch?v=boAuehN0L0I
■ 裏金事件の各党の思惑
安倍派裏金疑惑の出所は下村元文部科学大臣の復讐だという説が流れている。森元首相や5人衆に対する恨みを持っていたのが動機だという。
森元首相が安倍派の院政を敷いている。派閥の会長が亡くなれば、すぐに次の会長が決まらないといけないが、会社で言えば、社長が亡くなった後に次期社長を決めることができない状態が一年以上続き、院政を敷く会長に子分たちが反発しているような状態だ。
かつてのシャープも、歴代三代の会長が院政を敷いて退かないから倒れてしまったのとよく似ている。それでホンファイのようなヤクザ会社に買われてしまった。
オリンピックの時の推進していたやり方に、下村議員がネガティブなことを言って森元首相を怒らせた。その後、下村議員は派閥の会長にして欲しいと頭を下げに行った。ところが森元首相に、茶封筒の大きいのを持って土下座に来たと暴露されて恥をかかされた。そのうえに派閥の長の候補から外され、あっという間に5人衆体制になった。その復讐だと噂されている。
しかし、だからといって自分も派閥の人間として一緒に裏金をもらっていたことを暴露して、派閥が崩壊したら居場所が無くなってしまうので、それはどうかと思う。
昨日は立憲民主党の泉健太代表が、自民党派閥の政治資金法違反事件を踏まえて政治倫理委員会を立ち上げた。
維新はどうも今回の安倍派のパー券事件に関しては、かなり庇っているモードなので、どうなるのか分からない。維新は安倍派と仲良しだった。松井さんが佐川さんの子分だったとか、笹川さんと森元首相、小泉氏、安倍氏が仲良く写真に映っているのもあるので、このグループは仲が良い。松井氏の父親と菅前首相の父親は昔から友達だったという説も出ているので、このラインは仲良しなのだ。
安倍派が弱体化すると、維新は公明党が弱って自公維を狙っているのに、その自民党の中心である安倍派が弱体するとそれが無くなる。そして玉木議員が自公国を狙って台頭してくるという、皆さんそれぞれの思惑があり揺れている。
立憲民主党は今こそ野党で力を合わせましょうと言っているが、それに対して維新は嫌だと言っている。皆それぞれの思惑あるが、思ったとおりにはならない。
■ 外資と手を組むNTT私物化を許さない
森元首相が一番推していたのは萩生田議員だが、萩生田議員は安倍氏のお気に入りでもあった。萩生田議員に、安倍氏がリクルートしてきた身内的な人が集まっているので、萩生田議員かなといろいろと思う。
萩生田議員は権力を持ってはいけない人だ。もう次の選挙で自分は無いかもしれないとなったら、NTT利権を慌てて押してきた。自分が裏金疑惑で追われている時に、NTT法を廃止して私物化するのを絶対やってくれと岸田首相にねじ込んで勧めろとやっている。
総務省の委員会に出て傍聴した。そうしたらもうNTT法廃止ありきで進められている委員会で、反対派の意見はほぼ聞いていない。
しかも酷いことに22日の委員会の告知をしたのが19日なのだ。そしてもう20日には申し込み満席で締め切っているのである。しかし行ってみたらガラガラだった。傍聴席に人がいないのに締め切ったのだ。クローズドで皆に会議の様子を見せずに、さっさと進めてシャンシャンと終わろうとしている姿がありありだった。
NTTが国際競争力を持つために民営化しないといけないとか言っているが、そんなにやりたかったら、島田社長がNTTを辞めて自分の実力でベンチャーをやれば良い。国民から騙し取った電話加入権を返さずして、そんな虫のいいことができると思うな。
NTTは帳簿上はその通信インフラ設備が十兆円しかないが、現在価値に換算すると40兆円ぐらいある。その含み利益30兆円だ。その30兆円をどうやって山分けするのかが、今の萩生田議員のアジェンダなのだ。
これを進めている仕掛人は、NTT副社長で元安倍首相秘書官の柳瀬唯夫氏と萩生田議員だ。安倍氏の元秘書官の今井尚哉氏などは十社ぐらいの顧問になって平均80万から百万円ぐらいの顧問料もらい年収が億になったとニュースでも流れている。
この柳瀬氏も首相の元秘書官で辞めたらいきなりNTTの副社長になっている。この人は原発推進派で原発推進利権をともにやってきた今井尚哉氏の友人だ。だから、いま安倍氏亡き後もこうして、原発が良い悪いとかではなくて、それ以上にNTTを滅ぼして。国民資産を外資のものにする取り組みが進めている。
特にNTT本社ビルのNTTオフィスの隣はファーウェイなのだ。これでNTTが法の規制が無くなれば、NTTはファーウェイになってしまう。ファーウェイはここ何年もNTTにそうするように取り入ってきた。総務大臣にも取り入ってそうして皆を抱き込んでいる。
ファーウェイがNTTを取り組んだ後に、禁止されたアメリカにNTTとして展開をする。そういうことを推進しているのは萩生田議員だ。菅前首相も絡んでいる。元総務大臣だった高市早苗議員なども皆絡んでいると思われる。高市議員も総務大臣だったのだから、NTT法が固定電話のための法律ではないことぐらい分かっているはずだ。
それなのに国民を騙すために審議会とかを開いて、メディアを呼んで誠しやかにNTTが古い法律のために苦しんでいるのかみたいな嘘を流させる。本当に馬鹿みたいなこと止めろと思う。
NTTの取締役に外国人が入ってもいいようにするのが本音なのに、それをメディアも報じない。経済安全保障担当大臣だったら止めると思うが止めないのだ。止めないということはグルなのだろう。
どんなに綺麗事を言っても嘘に嘘を塗り重ねているだけだ。今回の通信政策特別委員会も空虚な感じだった。もう本当にこの委員会側の言っていることがそもそもおかしい。皆の意見を聞いてない。意見を聞きましたと言っていたが反映していない。単にこれはNTTを外資化したいため、外資化してNTTに中国、台湾TSMCをセットで入れて、それでアメリカの市場にもう一度入り、アメリカの通信を乗っ盗るための仕掛けなのだ。
TSMCと言えば萩生田議員、萩生田議員と言えばTSMC、TSMCと言えばファーウェイのチップをずっと作り続けて、アメリカ政府からどんなに禁止されても、その供給を止めないという立派なグルである。
日本国民がお金を払って固定電話の加入権払ったものを、なぜ萩生田議員がそういう事のために勝手に私物化しようとしているのか。もう永田町では、このNTT法廃止をリードしているのは萩生田議員だと誰もが分かっている。
■ 電話加入権を返せ
NTT法を廃止して民営化するのだったら、固定電話の加入権で投資したお金は権利だから、金を返すか、そのインフラの権利をくれとクレームしなければいけないと思う。そのための第一回の会議「NTT法廃止、完全民営化なら電話加入権返金を求める」というイベントを1月13日土曜日の10時から深田萌絵テレビで配信します。
「NTT法廃止。完全民営化なら電話加入権を返金せよ」というイベントを開催します。
ここで仲間を集めて。集団訴訟できるぐらいまでの体勢に持っていこうと思っています。弁護士にこういうことをやりたいからよろしくと言ってあります。
電話加入権を一軒7万円だとして、1億回戦で幾らになるのか。それだけのお金を国民から集めているのです。しかも権利なのだから、権利分をネコババすることは許されないことです。返金せよ。そうでなかったらファンドを作って、その権利は加入権を買った人たちでファンドを運用するのが筋でしょう。
皆さん1月13日の会議に参加してください。何人がこのイベントに賛同してくれるかが、リアルタイムで参加しなくていい、参加してくれる人の数が大事だから。参加してくれる人の数が集まり、最後数の力でNTTに加入権返せよと迫る。これが一番大事なことだと思います。
インフレの今こそ返してください。私たちの財産を盗んだNTT、国が三分の一の株を持っていて、半分国営みたいなものだから仕方がないと思っていたけど、国と関係がなくなって、私たちの投資したお金をネコババしようとしても、そんなわけにはいかないということを、みなさんにお送りしたいと思います
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