![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/148814017/rectangle_large_type_2_f75adf7dc20e57032de20eb93d8b1d69.png?width=1200)
【史上最大の詐欺】トランプが習近平と〇〇の関係を暴露
2024/07/24
//www.youtube.com/watch?v=taZQ0YWq9p4&t=1s
史上最大の詐欺、トランプ・アメリカ前大統領が、習近平総書記とある会社の関係について暴露したことについてお話をしたい。
TSMCのことである。トランプ前大統領がTSMCのことを言及するに至った経緯は、ある新聞社のインタビューで、「台湾海峡問題はどうするつもりなのか、中国が攻めてきたらどうなるのか」という記者の質問に、「習近平にとって一番重要なものを作っているのが台湾なので、中国が台湾を攻撃するわけがない」と匂わせながら「台湾は守って欲しかったらアメリカに防衛費を払うべきだ」と言った。
極めつけはトランプ前大統領が「TSMCは習近平の宝物だ」“ TSMC is Xi Jinping‘s Precious“と言ったことだ。
『ロード・オブ・ザ・リング』という私の大好きな映画がある。それは指輪を巡って色々な妖精、人間、魔法使い、エルフなどが争う物語なのだが、その中に出てくるゴブリンという妖怪がその指輪を気に入っておりマイプレシャスと呼んでいる。ゴブリンにとってその指輪が貴重なものであるように、習近平にとってTSMCは無くてはならない。それ無くしては中国はやっていけないほどの宝物である。
現在、最先端の半導体チップは、ほぼTSMCが製造している。生成AI用のチップはNVIDIA(エヌビディア)が作っているのだが、GPUはNVIDIAが設計をしてTSMCが100%作っている。生成AI用のチップは全部TSMCが作っているのだ。ミサイルの軌道計算用スーパーコンピューターのチップもTSMCが作っている。中国はTSMCなくして軍事力の増強はできない。したがって、中国は台湾に軍事侵攻しても、TSMCに傷をつけることはできない。
台湾の経済界の人物が数年前に自慢しているニュースがある。その人物によると「台湾は中国に一番必要な半導体を作っているので、中国が台湾に侵攻することはできない」と胸を張って言うのである。しかもTSMCを使えば、米軍の戦闘機や戦車などにもバックドア付きのチップを納品することができる。そのバックドアを使って中国はアメリカの戦闘機を如何様にでもできる。
中国は台湾が自分の国ではないように装いながら、アメリカとか日本を騙し続けた方が得なのだ。そのようなインセンティブがある台湾を、中国が本当に攻めるのかという疑問は絶えない。
2021年か22年にアメリカで最もダウンロードされ読まれた軍事論文は『壊れた巣作戦』(Broken Nest)と呼ばれる軍事作戦だ。中国にとって、台湾侵攻の価値は半導体工場を押さえることである。今のアメリカはいくつも戦場を抱えることができず、中国の台湾侵攻にまで手を広げられない。この状況で、最も安いコストで、台湾を救い、揉め事を納める方法は、台湾で一番価値のあるものを破壊してしまう『壊れた巣作戦』である。台湾で最も価値があるのはTSMCなので、TSMCを破壊するというものだ。
TSMCは日本人を騙しまくっている。
今はアメリカも中国もシリコン半導体をやめてカーボン半導体に移行しようとしている瞬間である。半導体におけるムーアの法則が終焉に向かっていることは、半導体業界では20年前から知られており、すでに半導体の微細化は終わっている。一番細い線がかける露光機の波長が13.5ナノメートルなので13.5ナノメートルより細い線幅はない。12、10、7、5ナノと言うが、それが意味するところは、例えばキャバクラで出会ったホステスの年齢と同じで根拠がない。若い方がモテると思って、自分の年齢を若く言うのと同じで、半導体も線幅の小さい方が性能が高いとみんなが誤解しているので、線幅を細く言っているだけの話である。
萩生田光一氏が台湾に4500億円を支払って得た技術は、高市早苗氏が2009年に日本のエルピーダから、台湾にくれてやった28ナノメートルの技術である。高市氏と萩生田氏の二人は仲が悪いはずなのだが同じ人物が後ろで操っている。さらにそのまた背後にいるのが、半導体業界の支配者の焦佑鈞(しょうゆうきん)であり、婆やや台北駐日経済文化代表処代表の謝(しゃ)長廷(ちょうてい)を操り、高市氏や萩生田氏などの親台湾派の議員たちにアプローチをして、日本の技術を台湾に横流しをさせたのだった。
そして、使い古していらなくなった28ナノの技術を4500億円で買わせて「日本人は全然駄目だから俺たちが日本の経済を立て直してやる。半導体は台湾様のおかげで良くなる」と言って、威張っているのがTSMCだ。
さらにひどい話としてアメリカで笑い草になっているのが、日本がIBMに何兆円も支払ってライセンス契約を結んだことだ。同社は「2ナノ」と呼ばれる商標のシリコンチップを開発しているが、2ナノという技術はどこにもない。私が5月にアメリカ行った時に、アメリカ情報機関の半導体設計者が「2ナノの技術など、どこにもない。既にシリコン半導体は終わっているのに、日本の政治家はそれが全然分からず、IBMにライセンス契約で何兆円も払って本当にバカだ。本当に愚かだ」と言っていた。とんでもない詐欺にあっているのである。
ムーアの法則が終焉し、微細化に意味がなくなった。これ以上微細化ができなくなり、今は半導体を上に積み上げている。この3Dパッケージの技術を持っているのはTSMCではなく、ソニーやイビデンといった日本の企業である。日本は台湾のTSMCに技術をだまし取られた上に何百億、何千億、何兆円と払っている。これを推進しているが萩生田氏とその周りにいる人間である。私たちはとんでもなく巨大な詐欺にあっているのである。
一部の人間がTSMCは台湾企業で親日だとずっと宣伝してきたのだが、今回トランプ氏が「TSMCは習近平の宝物だ」と暴露した。従前より言ってきたが、TSMCの創業者であるモリス・チャンと習近平はポン友なのである。彼らがAPECに出席した時に、モリス・チャンが習近平に「元気ですか、体調はいかがですか」と仲良く喋っているところを目撃されて、それがニュースになって流れている。
TSMCが親日の台湾企業で「私たちを助けに来てくれた救世主だ」というは明らかにおかしい。助けに来てくれた友達であれば、なぜ1桁も2桁も多く金を取るのかという話なのだ。しかもそのお金は一体誰のポケットに流れていったのか。
私たちはまたメディアに騙されたのだ。それだけでなく、政治家にも騙された。何兆円ものお金が習近平の宝物に流れ、その一部がどこかの誰かのポケットに戻ってきているということである。
ITはもはや民間が軍事を超え、IT技術を制する者が世界を制すという国際マフィアと国際政治の世界。
深田萌絵メルマガ「世界とITのヤバい話」では、日米中のニュースを中心に、IT起業家と元アナリストの視点から多角的に解説。
他にも、紙面ではなかなか取り上げられにくい幅広いお話ができればいいなと思っています。
よろしければ、ぜひご購読ください。
■ 深田萌絵ブログ
http://fukadamoe.blog.fc2.com/
■ X(旧:Twitter)
https://twitter.com/Fukadamoe
■ Facebook
https://www.facebook.com/moe.fukada.35
■ youtube
https://www.youtube.com/channel/UCJD2JwJNPzi1qcLizxmxbJA
■ 深田萌絵note
https://note.com/fukadamoet