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【驚愕の真相】元首相暗殺に自民党内部紛争!?
2024/06/26
//www.youtube.com/watch?v=UzWkH_ZQrWE&t=246s
今回は「驚愕の真相、元首相暗殺事件に自民党の影が」ということについてお送りしたいと思う。その前にいつもご視聴いただき感謝申し上げる。チャンネル登録、そして通知設定をよろしくお願いしたい。
今日は面白い本を読んだので、皆さんにご紹介したいと思う。こちらは柴田哲孝さんの『暗殺』という本だ。かなり面白かった。幻冬舎から出版されている。
先日、幻冬舎さんの仕事をした。その関係で頂いたのだが、すぐ読んでほしいと言われた。これはフィクションなのだが、読み始めると止まらないぐらい面白い。この3日間ほどでもう2回読んだ。そのほど面白い本だ。
何が面白いかと言うと、今の日本の裏金問題とか、岸田首相が防衛費を上げるために増税に走っている背景などについて、「きっとこういうことなのではないだろうか」という話がたくさん詰まっている。「確かにそういう可能性もあるだろう」と思わせられる部分がたくさんある。
基本的には過去の歴史の事実と、アメリカとの関係における事実だ。その辺りは全部実名なのだが、実際に暗殺された首相の名前や、それに関連する自民党の議員の名前などは全て置き換えて描かれている。
あくまでフィクションということなのだが、「ここで出てくる名前は、もしかしてあの人たちのことなのではないか」というものがたくさん出てくる。そのくらい真に迫っていて、かなり説得力がある。
安倍さんが暗殺された時に、「なぜ西大寺だったのか」、「なぜ北口だったのか」など、いろいろな「なぜ」がある。ネット上でも「こんなのあり得ないのではないのか」という意見も出ていたが、それがいろいろな方面から「ただの陰謀論だ」と叩かれて、だんだんと鎮静化して忘れ去られてしまった。
確かにおかしいことはあった。安倍さんがあの銃撃を受けた翌日の朝刊5紙全てが、『安倍元首相 撃たれ死亡』だった。これを見た時に、「ああ、なんだかやばい国に生まれてきた」と思わなかっただろうか。私はそういう風に思った。闇に触れてしまったのだ。
このように主要5紙が一言一句全部一緒などありえない。言論統制というか、「こういう風に書きなさい」と、普段はさすがに言わないとは思うのだが、できるとすれば、もう日本政府かアメリカしかない。そういうモヤモヤ感がずっと残った事件だった。
この本を読むと、「それだったらありうるかもしれない」と思えた。
年号が令和になった時に、実はかなり皇室はこれを嫌がったらしい。
そして、第126代天皇陛下の即位は5月1日になったのだが、「なぜカルト宗教の創設記念日に持ってきたのか。何かおかしいのではないか」と思う人はいるだろう。
最近の神社本庁の騒動の結果、鶴岡八幡宮が抜けてしまった。なぜ鶴岡八幡宮が抜けなければならなかったのかと考えると、右派の中でも、かなりの部分をカルトに食われて一体化している部分がある。
「それは、天皇陛下は望まれていないことだ」と反発して神社本庁を離脱するという流れもある。
そうした現実世界と、ここで描かれているフィクションのパラレルワールドがなんとなく自分の中でオーバーラップして、この本は不気味だと思った。
よく調べてある。実は右翼は普通ではない何かに操られており、その背景には反共産党の団体と、そのバックにいるカルト宗教が入り込んでいて、右派をどんどん侵食している。
では日本の右翼がおかしいのかと言うと、みんながおかしいわけではない。資金も潤沢にあるそういう人たちが中心になって、右派の論調をリードしてきた。ものすごい力でリードしてきた。
私は元々、保守派の言論誌で執筆していたから、そういう力学は感じたことがある。
「この国のために」と思って素直に政策批判をしてきた。特にTSMCとかシャープ関連などだが、右派にかなり潰されてきた。
そういうことを体験してしまうと、ここで描かれている日本の民族派右翼団体とカルト宗教との関係にリアリティをもの凄く感じる。
安倍さんが亡くなられた時は、そもそも西大寺で演説する予定ではなかった。何者かが安倍さんの演説予定を変更した。あの動きもおかしかった。
安倍さんが暗殺された時、「なぜ奈良なのだろうか」と思った。当時の奈良県警のトップが安倍さんの元側近で内調の人だ。
私はその内調の鬼塚友章さんにお会いした時に、「パナソニック半導体は軍事技術が混ざっているから、新唐科技という中国のフロント企業には売却しないで欲しい」と話をした。だがスルーされて、その企業は売却されてしまった。
その人が、安倍さんが暗殺されると共に失脚した。私は「奈良が偶然選ばれたわけではないのだろう。安倍さんを暗殺するとともに安倍さんの周りにいる人たちも一緒に粛正する、そういうことがあったのではないか」と思う。
決してこの本は反安倍というわけではない。全ての政治家は賛否両論だと思う。
安倍さんが日本の保守派に与えた影響は大きいし、良い影響もとてもあったと思う。安倍さんが保守派言論会をリードしてくれたからこそ、「自分たち日本人は、日本人として生まれてきて良かった」という自己肯定感が上がった。また、「自分の国を好きと言っていいのだ」という解放感はあった。
政策に色々と不満はあったものの、安倍さんがいなくなったら、保守派を装っていた安倍派の人たちが、みんな左翼になってしまった。それを見て、「安倍さんがいなくなったら政治家はこんなものなのか」と思った。
その最たるものが萩生田氏だ。保守派振っていながら、さっと自分のポジションを変える。これもまさに政治家的という感じだ。
「日本がどういう国なのか」、「こういう国を作っていこう」という強いメッセージをもっと出す首相候補が出てきてほしい。今の候補だと少し弱い。
私も安倍さんの政策にかなり文句を言ったりしていたが、精神的な象徴としてはいい影響もあったのだろう。
この本を1回さらっと読んだ。面白いからあっという間に読めたのだが、読み返す時に「現実世界のこの人は、パラレルワールドでは、この人のことだろう」とか、「この団体名はこうだろう」と色々考えながら読めるので、かなり読み応えがあった。
また、この事件ではSPの動きもおかしかった。私はこの本を読んでから安倍さんが暗殺された時の映像をもう1回見直したのだが、1発目が撃たれた時にSPの全員が屈んでいる。
本来だったらSPは銃声が聞こえたら、警護対象を引きずり倒さないといけないはずだ。
そういうことを思うと色々と疑惑が湧く。「なぜあんな警備だったのか」、「なぜあの場所だったのか」、「これは内部の人が何か関係していないとできないのではないか」という違和感があった。銃声がした後、安倍さんだけが立っていた。
『暗殺』は書店ではだいぶ売り切れているようだが、皆さんも是非読んでみていただきたい。あの2年前のモヤモヤ感がかなり晴れると思う。
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