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トランプ起訴延期、左派の本命は〇〇事件だ!?

2023/03/24

https://www.youtube.com/watch?v=JdOv6e26twc

■  アメリカの右も左もトランプ逮捕を望んでいる

トランプ前大統領が自分は21日に起訴されそうだとツイートしたが、ポルノ女優に払った口止め料について審議したニューヨーク州の大陪審は、起訴延期の決定をした。

トランプ前大統領は、払ったのは個人資金で、選挙資金ではないと主張している。これが犯罪になるかどうかはかなり微妙である。

左派はトランプ前大統領を逮捕したいと考えているが、裁判官も検察官側もリスクを取りたくない。大陪審に決めさせようとしたが上手くいかなかった。軽微な事件を大事にし過ぎると、国民の反感を買うとそれぞれが判断したようである。

トランプ前大統領も法律の勉強をしていて、多くの弁護士も雇っている。基本的に大物は政治家や弁護士に守られているので起訴するのが難しい。

グローバリストは次の選挙にトランプ前大統領を出させたくない。そこで起訴できなかったと大々的に報道し、彼は逮捕されるような犯罪者なのだというイメージを民衆に印象付ける。この手口はプロパガンダの一種で、文化大革命の時も使われた。

ウォールストリートジャーナルは、起訴できるとすればポルノ女優事件ではなく、1月6日の暴動だと報じている。
Capitol Hillに集まったトランプの支持者が、暴動を起こしたとして多くの逮捕者が出ている。

その暴動はトランプ前大統領が扇動したとして、ジョージア州で裁判が進行しているが、おそらくこの審議がトランプ前大統領逮捕の鍵になるだろうと言われている。

そしてトランプ前大統領の元大統領首席補佐官代行のミック・バルマルバニー氏が、ザヒル雑誌の取材に、起訴は避けられないと答え、この事件の複数の要因について語っているが、今回のポルノ女優事件ではないにしろ、何らかの理由で起訴されるだろうと言及している。

マルバニー氏は、アメリカの極左と極右のどちらもドナルド・トランプ前大統領の逮捕を望んでいる非常に珍しいケースだと述べている。
左派は単純にトランプ前大統領を捕らえたい。捕らえて保守派の弱体化を図りたい。右派はトランプ前大統領を魔女狩りの犠牲者として利用することで、自分たちの政治的なプロパガンダができると考えていると述べた。


■  トランプ犯した致命的なミス

非常に危うい事態ではあるが、はたしてトランプ支持者たちは、どれほど起訴反対のための運動を起こしてくれるだろうか。

『トランプ氏支持者、なぜ今回は抗議の呼びかけに慎重なのか』というニュースがBBCから流れている。

今トランプ氏支持者は、トランプ前大統領の起訴、逮捕の反対運動に慎重な姿勢を見せている。中でも右派のアレックス・ジョーンズ氏や他のインフルエンサーが、トランプ前大統領の応援のためにデモに参加せずに家にいようと思うとネガティブな回答をしている。

トランプ前大統領を助けるためにデモに参加すれば、また1月6日のように保守派の仲間たちが一網打尽に逮捕されてしまうかもしれないと慎重になっている。

ジェイソンもアメリカのテレビの取材に、トランプ前大統領が犯した最大のミスは、1月6日のデモに参加した支持者たちを守り切らなかったことであり、それが政治的な致命傷となると言っていた。

自分が起訴されるかもしれないこの瞬間に、もう一度助けて欲しいと呼びかけても、応じてもらえそうもない厳しい状況に陥っている。

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