安倍派裏金と二つの中国
2023/12/20
https://www.youtube.com/watch?v=l2TKaGFdSeY&t=763s
それだけの裏金を作って、そのお金は一体どこに行ったのかが一番の謎だ。政治団体の収支報告書は基本的に税金を払わない。だから政治資金団体を持っている政治家は、お金が入ってきても税金がかからないので幾らでも使うことができる。
普通の企業だったら利益の何割かを税金として収める。ところが政治資金団体は均等割りも、消費税も要らない、法人税もかからない。だから裏金は要らないはずだ。
裏金は選挙に係ることに使うお金で、領収書が取れないものに必要になる。見たことも聞いたこともない者が選挙に強かったり、どこかの国の傀儡だろうみたいな者が大きい顔をしている。
増税しかしない、国民のお金を好き勝手に使っているだけの者たちに、なぜ投票するのか、日本のことを悪く言い外国を大絶賛し、日本の名誉を傷つけているような者たちに、なぜお金や票が回るのか、調子良いこと言っているが何もできない者たちになぜ票が集まるのか。いろいろ考えると、裏金はそういうことに使われたのかと思う。
先日テレビで政治評論家が、政治家になるには地方議員からお金がかかると言った。それに対して田中真紀子氏が、「冗談じゃない。お前が言うな。お前みたいな奴にお金かかるのだ」と言った。この一言は秀逸だなと思う。政治には金がかかると言うお前みたいな奴が評論家をやっているからだという、言葉が何を意味するのか。
人気のある政治評論家は政治家と仲が良くて、選挙の応援などにも行ったりする。その時どうも茶封筒をもらっているようだ。そういうことは、私も一応言論界にいたのでいろいろな噂を聞いていた。
保守派の人たちの悲願で取り組んできた教科書問題に、萩生田議員が真剣に取り組むと言うので皆で応援していたら、文部大臣になった瞬間にその教科書を瞬殺した。正しい歴史認識ができる教科書、子供たちがこの国に誇りを持てるようにと作ってきた教科書を一瞬でつぶした。
拉致被害問題も取り組んでいる議連に話をしに行ったら、その議連がまったく動いていない。拉致被害問題と言いながら、実際は人を集めて票田の食い物にしている。実際はまったく助けようとすらしていない。何か積極的に何とかしようという動きが無い。
政治評論家は、言っていることとやっていることが違う政治家を見ているが、皆が好きな応援している、良いことを言うコメンテーターたちは「政治家の先生は仕方がなかったのです」と擁護をする。「あの人は愛国者だから政治家にしないといけないのです」とか言う。
そうすると成程そうなのだ。これからもこの【宗教】に入っていよう。愛国幸せ教に入ろう。愛国幸せ教の信者として売国をやっている奴を信じて行こうとなる。
そういうところにお金が流れていた。票のカウントができる宗教団体の幹部と話をつけたり、他にもいろんな団体と話をつけるときに茶封筒が流れて行ったりする。
団体票はやはり強い。選挙でいろんな政治家の後援会とかに行き、政治家と直接話をして感じたことがあると思うが、我々のような一般国民は相手にされていない。
彼らからすると私たちは票としてカウントできないのだ。10万票、15万票が必要な者が、私たちの一票を稼ぐために一人一人と話をすることはできない。効率よく票を稼ぐためには、何とか教という宗教だったら、確実に何万票を稼ぐことができる。団体を押さえたら何万票が入る。こうして積み上げていく、票をカウントして行く。
国民の声を聞くことに全く意味がないと軽んじている。それよりも団体票を掴むために、言うことを聞いて団体に金を流す。税金を使いお金を流す。そうではない一般の人たちには、有名人、インフルエンサーに裏金の金を茶封筒で渡し、その影響力を利用する。そうして自分たちの人気を維持する。
そうやって誰のためにも何にもならない政治家が生まれてきた。だから、どんなに投票率が下がっても、下がれば下がるほど逆に強い。投票率が下がったら、確実に投票に行く宗教団体や団体の票だけで動くようになる。
彼らは国民の意見を無視して国民に嫌われて、その支持率が下がり投票率が下がった方がよいわけである。一般国民が野党に投票するよりも、投票率が下がった方が良いと思っている。皆が選挙に行かないと勝てるのだ。
皆が本気で選挙に行き、こんな者は消え失せろと投票したら本当は消えるのだが、もうあまりにも馬鹿馬鹿しくて、選挙に行く気も無くなると彼ら勝てる。だからバカのフリをしながら、国民を貪り搾取し、大企業とカルトとだけ仲良くして行く。そのような派閥が自民党の中にできてしまったのだ。
そういうことが起こっているから、日本はここまで税金も高く、高額医療で外資系の製剤を使うので外資の製薬会社だけが儲かり、そして外国人にその高額医療を使わせてやり、国民の健康保険で払ってあげる。私たちの社会保障料に重くのしかかってくることを、やらせてあげる。
そういう結果になったのも、言論界も腐っているからなのだ。政治が腐っているのは言論界が腐っているからだ。その腐った金はパーティー券からきている。それは二つの中国のうちの一つから来ている。中国大陸から台湾に移り住んで、そこからグローバル企業になった会社から流れてくる。そしてもう一つの中国大陸の方の中国から流れてくる。
この十年間の親中と反中の戦いは、結局は日本の中で行われてきた中国の派閥争いだ。日本を自分たちの陣営に引き寄せた方が、次の中国大陸の支配者になれることが中国人の間の常識になっている。
台湾の顔をした中国が日本と仲良くなるのか、大陸の顔をした中国が日本と仲良くなるのかで、自分たちの立ち位置が変わってくる。それでいろんな形でお金が中国から日本の政治家に流れる、あるいは台湾から政治家に流れるという状態になっている。
日本の政治家がいつまで経っても国民の方を向かないのは、こういう悲しい状態になっているからである。
ITはもはや民間が軍事を超え、IT技術を制する者が世界を制すという国際マフィアと国際政治の世界。
深田萌絵メルマガ「世界とITのヤバい話」では、日米中のニュースを中心に、IT起業家と元アナリストの視点から多角的に解説。
他にも、紙面ではなかなか取り上げられにくい幅広いお話ができればいいなと思っています。
よろしければ、ぜひご購読ください。
■ 深田萌絵ブログ
http://fukadamoe.blog.fc2.com/
■ Twitter
https://twitter.com/Fukadamoe
■ Facebook
https://www.facebook.com/moe.fukada.35
■ youtube
https://www.youtube.com/channel/UCJD2JwJNPzi1qcLizxmxbJA
■ 深田萌絵note
https://note.com/fukadamoet