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2-2【図解 高市早苗事件】エルピーダ計画倒産&カジノマネー隠ぺいに深田萌絵逮捕

2024/09/05

//www.youtube.com/watch?v=RCn27ZWCu2k&t=139s

彼が今までやってきたことが、ここでどうしてカジノマネーに繋がっていくのかということだが、それが先ほど出てきた精華紫光集団という会社、その子会社の500.comが絡んでくる。この500.comのカジノマネーが政治家に流れていたのだ。このカジノマネーを受け取った政治家がなんとTSMC誘致に動いていたということが分かっている。

 この政治家の名前について、500.comからお金を受け取ったIR三羽ガラスがいると、秋元司さんがほのめかした。「俺よりもっと金をもらっている大臣がいるのだ」と名前を言いそうで言わなかったが、秋元さんはおそらく誰か重要な大臣クラスにいる人の名前をリークするぞということをメディアにちょっとちらつかせた。ちらつかせるというのはどういうことかと言えば、「大臣よ、お前が金をもらっているのは分かっているのだぞ」と「3000万円以上もらっているのは分かっているのだぞ」、「名前を言われたくなかったら俺を檻から出せ」、「罪を軽くしないと俺は喋っちゃうからな」とこう匂合わせたということである。

 その後秋元司さんは何事もなかったように「IR三羽ガラスって何だったかな」みたいになっているが、その時に彼がほのめかした議員の名前は、裏金事件でトップ5ぐらいに入っている。そのお金は一体どこから来たのか。

 ここだ。「お前ここだろ、その金、もらっているの!」というのが分かってくる。

ではTSMC誘致に絡んでいたのは誰なのか。最初の方に絡んでいたのはおそらくこの人だろう。 

この人は台湾の国策顧問、皆さんご存知の金美齢さんだ。2000年から陳水扁の国策顧問で彼女は非常に有名な台湾独立運動家で台湾を愛していると、だから台湾独立運動で蒋介石からブラックリストに乗せられたけれども、台湾国籍は捨てずに頑張ると言っていたのが、蒋介石も亡くなられて陳水扁が退任した後に、突然日本人になった。

 2016年に台湾の蔡英文前総統の国策顧問になるのだが、ではなぜ彼女は日本国籍を取得したのか。台湾の報道と私の推測を交えて話すが、彼女が台湾の陳水扁の国策顧問だった時代に何十億というお金が陳水扁の別の隠し口座から海外に送金されていった。送金された時にどこの口座に振り込まれたのかということを馬英九が調査をしていた。

台湾のニュースによれば、その時に送金された何十億というお金のうち3億円近いお金は金美齢さんの日本の銀行口座に送金されたと台北検察がリークしたというのだ。その報道された内容が事実かどうかはこちらからは確認できないが、台湾ではそのように報道がなされていた。

 彼女は、台湾を愛しているので台湾政府から追われようと、蒋介石から追われようと自分は台湾国籍を捨てないと、あれほどおっしゃっていたように思うが、2009年にこの裏金資金洗浄事件で彼女の名前が台湾のニュースで流れ、台北の地検が動き始めたら、パッと、馬英九は嫌いだから台湾国籍はいらないと言って捨ててしまうという驚きの行動を取った。

 金美齢さんという方は非常に愛国者で台湾のことを愛しているし、日本のことも愛してくださっている非常にありがたい方で、日本では大変尊敬されている。しかし、いつもSPがついていて、彼女のサロンもものすごく豪華なのだ。

 金美齢さんのご自宅のサロンでパーティーに参加したという政治家の写真が結構流れてくるけれども、ものすごく豪華な家だ。台湾から亡命してきて台湾政府にパスポートも取り上げられて、非常に苦労したという方がそこまで言論活動で豪華な生活ができるのかというと、私も言論活動、通販右翼雑誌でかつて記事を書かせていただいたことがあるが、そのお金で億ションで暮らすのはほぼ不可能だ。

 台湾政府の国策顧問として台湾の国策を作るためのアドバイスだけでそんなに稼げるのかどうか分からない。けれども、台湾の利益のために、自分の愛する故郷のためにお仕事されるというのも非常に素晴らしいことかなと思う。

 さて、私がWILLの動画でTSMC批判をし、その動画が公開された一時間後に社長から連絡があった。その通販愛国右翼雑誌の社長の鈴木涼一さんからお電話をいただいた。「金美齢さんからTSMC批判は許さないと言われた、金にならないことはやらないので動画は非公開にしました」と言うのである。

 そんなわけで、TSMCは中国の代理人であるという私の動画は通販愛国右翼の番組ではお蔵入りになってしまった。

 その辺りはここには(『光と影のTSMC誘致』)書いていないが、TSMCが何故ダメなのかということは詳しく書いている。『光と影のTSMC誘致』というタイトルだが、「影」の部分しか語っていない。「光」は普通の新聞を読めば美辞麗句だけ並べられているので、そちらを見ていただければ十分だろう。 

前回の総裁戦の時に、2021年だったか、その時も金美齢先生が非常にご活躍になっていて、高市早苗先生を応援しておられた。あなたを台湾の総統府に招待します、そこで蔡英文と食事でもしましょう、と金美齢さんが誘っている。高市さんもとっても嬉しそうなお顔をされている。

 この頃だったか、私は金美齢さんにビデオメッセージで「今こそ台湾独立を叫ぶチャンスではありませんか」、「蔡英文総統の時代に、今のうちに台湾独立を言うべきでしょう、どうして今言わないのですか、是非とも今台湾独立を言っていただきたい」という風にお願いするメッセージを作った。アメリカには台湾独立運動家が結構いて、その人たちは民進党の応援もしている。そいうこともあって、是非とも金美齢さんに台湾独立を言ってほしいということでビデオメッセージを作ったわけだ。

 しかし、その時の金美齢さんからの返事を、今をときめく大樹総研の子会社の社長を通してもらうことになった。大樹総研は一時有名になった銀座のフィクサーで、ファイザーとかを応援していた。その子会社の社長が、WILLで金美齢さんの本を出したのは最初は自分で、金美齢さんは自分の心の師匠なので、金美齢さんからメッセージを受け取ったということだった。色々書かれてあったが、極めつけが、「蔡英文であろうが安倍晋三であろうが私にそのような口を聞いた者はいない」というものだった。

 金美齢さんという方はもうこの国では非常に偉い方で安倍晋三元首相であろうと蔡英文元台湾総統でも逆らうことはできない、失礼なことは、口をきくことはできない、台湾独立をお願いしますなんて口が避けても言えないという、そういう雲の上の方なのでそこから命令が入ったらさすがの通販右翼WILLさんも、金にならないことはできないからTSMC批判なんて俺はやらないのだよと言って、動画を引き下げたという流れである。

 深田萌絵がうるさいし、「高市早苗さんをよくもディスったな」と、「しかも100万回も回っちゃったじゃないか」、「もう深田萌絵を許さん、逮捕だ」「その前に深田は鬱陶しいからまず評判を下げてその後から逮捕してやろう」という流れが今回の通販右翼雑誌WILLでの「深田萌絵、高市早苗さんをディスって許さん」というような記事が出た。


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