議員会館に行ったらパトカー行列していた
2023/12/13
https://www.youtube.com/watch?v=2HXnpiPOvKQ
■ 逮捕されるのはTSMCにからむ大臣か
今日、用事があって議員会館に車で行ったら、駐車場の入り口にものすごい数の車が行列していて、よく見たらそれが全部パトカーだった。
これは疑惑で調べているというレベルではない。警察は本気でやる構えだ。ニュースを見ていると、岸田総理も明日人事の実施を表明する方向で動いている。世耕参議院議長も辞任する。萩生田政調会長も近く辞表を提出する見通しと報道されている。
いったいこの国はどうなってしまうのだろう。一部では政治家はいない方が良いという意見もあるが、一応民主主義国家なので、政治家がいないと体裁が整わない。
こうして辞任劇が始まっているのだが、本当に逮捕者が出るという話だ。逮捕される可能性があるのはHとNだと、元朝日新聞の記者から話が出ている。別の記者にも議員会館で会って話を聞くと、やはりHとNが逮捕されると言っていた。
このHとNの共通点はTSMC推進をしていた大臣だ。この人たちの銀行口座を調べ始めると、何か色々なことが出てきそうである。
安倍派に対する締め付けが急にきつくなってきて、岸田総理が仕掛けたのではという人もいるが、おそらく違う。なぜなら岸田総理は得をしていない。権力がそれなりに安定していられるのは安倍派という最大派閥を優遇してきたからである。
今回のことで他の派閥と話す前に、まず萩生田議員に今後の人事について話をしている。萩生田議員は自分が安倍派の実質的な次のトップだと思っている。他にも実力者がいるので表向きは自分がトップだと言えないが、岸田総理が他の5人衆と話をせずに、いきなり萩生田議員を呼び出して密かに話をしたということは、常に総理は萩生田議員と握ってきたという構図なのだ。
しかもほかの人たちとは、自民党本部や議員会館で会っているのに、萩生田議員とだけはホテルで会っている。自民党本部とか議員会館は結構聞かれている。いろんな形で聞かれているので、聞かれては困ることを話したのだろう。
これからどうなるのか。岸田総理は十何人も安倍派を交代させるのだが、これが総理にとって得かと言ったらそうではない。岸田派の人たちを入れることはできるかもしれないが、岸田政権に対するイメージたいへん悪くなっている。総理も安倍派のおかげで総裁になれたので、ここで安倍派が崩壊すれば、その後どうなるかが判らない。だから岸田総理が仕掛けたのではないような気がする。
■ 政治団体は税で優遇されている
萩生田議員の子飼いの池田議員が、3200万円の収入を記載していなかったので訂正したという記事が出ている。それだけで、修正したからもう終わりになりそうでもあるが、私たち国民は一生懸命、毎年毎年決算を閉めて税金払い、それで計算間違いだったら脱税容疑で国税に責められる。
政治団体は1000万円もらっても2000万円もらっても、税金は払わなくて済む。消費税も払わなくてよい。所得税も均等割も法人税も何も払わなくてよい。1000万円もらったら年を越しても何の税金もかからない。そのまま1000万円残していける。
その政治団体を人に譲っても相続税も何もかからない構造になっている。我々一般人は。財産作っても三代で潰れると言われている。相続を二回すると、だんだんお金が無くなる。三代目でそれを食いつぶすというのが一般的に言われている。
世襲政治家だけがあれほど金満なのは、政治団体という魔法の箱を使えばお金を取られない。国税局にお金を納めなくても良い。税務署にお金を納めなくても良い。しかも税務署からの監査も受けない。税金払わないから税務報告しない。収支報告を選管にするだけという、ものすごくぬるい世界なのだ。だから世襲政治家だけがどんどんお金持ちになり。私たち一般市民は一生懸命働いて、子孫のために資産を残してあげたいと思って何かを作り上げても、相続税で取られていって、どんどん貧乏になる。
これは脱税なのだ。売り上げを隠す。所得隠しというのは脱税の中で一番罪が重い。警察が本当に取り締まっていけるのかは、今後の見物である。うやむやにして終わられると無念なことだ。
HとNはもう少し何かが色々と出てくるのではないだろうか。日本の右派の政治家の闇というものが。
右派が嫌いとかではなくて、右派のふりをしているグローバリスト、愛国保守派の政治家を演じている劇団保守政治家の裏側を見てしまった。この人たちの台湾コネクションだ。彼らは台湾の一企業に、それも私企業にあれだけのお金をつぎ込んで、大金をつぎ込んだが国民に半導体チップが供給されるわけではない。供給される保証もないものに、私たちの税金を使って支援したのだ。
儲かれば彼らの利益、損したら私たちの損なのだ。彼らが儲けるために作ったチップは、必ずしも日本企業に優先的に供給されるわけではない。そんなものになぜ私たちはお金払わなければいけないのだ。なぜ議員はそんなことに勝手にお金が使えるのだ。それを追求して行かなければならない。
この二ヶ月くらい前から、野党の議員のところに、ある日突然に警察が来てお茶しましょう。世間話したかったのですと来ていたようだ。そういうことをいろいろ考えれば、これは結構時間をかけて準備されていたのだ。
こうしてパトカーが大行列しているのを見て驚いたが、やはり警察は本気なのだと思った。
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